このクソみたいな社会で"イカれる"賢い女たち―理解されない苦しみ、女性のうつ病 [単行本]
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このクソみたいな社会で"イカれる"賢い女たち―理解されない苦しみ、女性のうつ病 [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/06/05
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このクソみたいな社会で"イカれる"賢い女たち―理解されない苦しみ、女性のうつ病 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    うつ病を患う20、30代の女性へのインタビューと分析を重ねた調査と対話が一冊に結実。不安と憂うつの断片を集め、「うつ病」という名の苦しみを当事者の言葉で再定義する。医学的定義やスティグマを超えて、女性の苦痛の新しい歴史を描く、最も深く温かな探求の書。
  • 目次

    プロローグ――うつ病の話についての話

    第Ⅰ部 わたしの苦しみにも名前があるのですか?

    第1章 大げさ――医者は女の話を信じない
     顎関節症
     起・承・転・女性ホルモン
     体の問題? 心の問題?
     「狂った女」の歴史
     ヒステリー、ミソジニーの歴史
     だれも信じてくれない苦しみ

    第2章 診断――うつ病という言葉に飲み込まれそうです
     解釈によって異なって存在する世界
     多様な文化依存症候群
     極めてアメリカ的な病、うつ病
     うつ病自己診断テスト
     診断一つに詰め込みきれない固有の感情
     病名の力は大きい
     医療化? 薬剤化? それがすべての苦しみを認めることになるなら
     解放と抑圧、わたしたちの診断の話

    第3章 治療――うつは病か、病ではないか
     薬の歴史はドタバタ騒ぎ
     うつ病を売ります
     精神医学の二つの流れ
     精神医学は誰を病理的に規定するのか
     「物書き」は治療になり得る
     自分の体の専門家となり治療に参加する女たち
     霊的な存在

    第Ⅱ部 死ぬか、憂うつにならずに生きられると思う?

    第4章 家族――お母さんを守るのがわたしの役目だと思ってた
     思い出せないほど小さい頃から
     なんでも自分でできる利口な娘として生きて
     母が憎く、そして理解できる
     傷を残さない母性愛は可能か
     家族の中でわたしの有用性を証明
     愛のある家族は珍しい

    第5章 恋愛――わたしにはどれも命綱に見えるんです
     わたしにはどれも命綱に見えるんです
     これが父親か?
     ケアが必要な女たち
     わたしが保護者になってあげないといけなかったんです
     愛は救いになれるか

    第6章 社会――貧しくて立場の弱い女たちにサメの群れのように飛びかかってくるじゃん
     自分が望む人生と社会が強いる人生のあいだ
     九時から六時まで、体調が悪くなれない人びと
     母や父にお金が欲しいというのが怖かった
     貧しいわたしに資格はあるか
     貧しさのために性的に脆弱になる女が多すぎる
     息をするようにセクハラに遭いました
     わたしが敏感なのか
     貧しさは支え合いを恐ろしくさせる
     わたし、恋愛、家族そして社会へ

    第Ⅲ部 物語の結末を変えることができるのなら

    第7章 自殺――本当に他の人たちは死にたいと思わないってことですか?
     自殺について語るときの苦悩
     「うつ病の末の自殺」という言葉の落とし穴
     自殺の多様な形態
     犬のクソにまみれてもこの世がいいという言葉
     社会的他殺としての自殺
     だからわたしたちには何ができるか
     そして残された人びと

    第8章 ケア――それぞれの肩の荷が減れば、助けるのは難しくないんです
     ケアの主体である患者
     語りを整理したあとでも病気は残っている
     ダビンとウヨンの話
     保護者と監視者の違い
     コントロールは支配でなくいられるか
     他人をケアすることの重み
     ケア共同体としてのフェミダンダン

    第9章 回復――わたしが弱くなったそのときに、わたしはむしろ強くなるからです
     回復へと続く道
     物語の結末を変える女たち
     傷を誇れるか

    エピローグ――わたしたちの物語は今ここで始まったばかり

     推薦文
     訳者あとがき
     註
  • 内容紹介

    うつ病を患う20,30代女性へのインタビューと分析を重ねた調査と対話が一冊に結実。不安と憂うつの断片を集め、「うつ病」という名の苦しみを当事者の言葉で再定義する。医学的定義やスティグマを超えて、女性の苦痛の新しい歴史を描く、最も深く温かな探求。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ハ ミナ(ハ ミナ)
    1991年生まれ。ノンフィクション作家。科学哲学を学ぶため大学で地球環境科学と哲学を専攻した。大学院では少し観点を変え、科学史・科学哲学共同課程へ入学。科学史を学びながら、2016年の江南駅女性殺人事件以降本格的に活動を始めた女性運動団体「フェミダンダン」の活動家としても過ごした。この時期に深刻なうつ病に悩み、これを主題として修士論文を執筆。大学院を脱出した。生計のためにコラムニスト、科学ジャーナリスト、作文の先生など色々な仕事をし、作家として生きることを決意。『時事IN』『ハンギョレ21』『韓国日報』なと様々な媒体に短稿を寄せている。本書は、その間の研究と出会い、悩みを一つにまとめた初の書籍だ

    ワタリドリ(ワタリドリ)
    1999年生まれ。大学生のときに日本の差別の歴史に衝撃を受け、大学・大学院では朝鮮近現代史を専攻しながら社会運動にかかわる。在学時にうつ症状を発症したことをきっかけに、周囲の環境をジェンダーの視点で振り返るようになった。現在は社会人として仕事をしながら活動を続けている
  • 著者について

    ハ・ミナ (ハ ミナ)
    1991年生まれ。ノンフィクション作家。
    科学哲学を学ぶため大学で地球環境科学と哲学を専攻した。大学院では少し観点を変え、科学史・科学哲学共同課程へ入学。科学史を学びながら、2016年の江南駅女性殺人事件以降本格的に活動を始めた女性運動団体「フェミダンダン」の活動家としても過ごした。この時期に深刻なうつ病に悩み、これを主題として修士論文を執筆。大学院を脱出した。
    生計のためにコラムニスト、科学ジャーナリスト、作文の先生など色々な仕事をし、作家として生きることを決意。『時事IN』『ハンギョレ21』『韓国日報』など様々な媒体に短稿を寄せている。本書は、その間の研究と出会い、悩みを一つにまとめた初の書籍だ。

    ワタリドリ
    1999年生まれ。
    大学生のときに日本の差別の歴史に衝撃を受け、大学・大学院では朝鮮近現代史を専攻しながら社会運動にかかわる。在学時にうつ症状を発症したことをきっかけに、周囲の環境をジェンダーの視点で振り返るようになった。現在は社会人として仕事をしながら活動を続けている。

このクソみたいな社会で"イカれる"賢い女たち―理解されない苦しみ、女性のうつ病 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ハ ミナ(著)/ワタリドリ(訳)
発行年月日:2025/05/30
ISBN-10:4750359459
ISBN-13:9784750359458
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:312ページ
縦:19cm
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