謎ルール-10代から考える 「こんな社会」を生き抜く解放論 [単行本]
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謎ルール-10代から考える 「こんな社会」を生き抜く解放論 [単行本]



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出版社:時事通信社
販売開始日: 2025/07/29
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謎ルール-10代から考える 「こんな社会」を生き抜く解放論 の 商品概要

  • 目次

    ■PART 1.謎ルールに従ってしまうワケ
    第1章 他人に振り回される私たち
    ルールまみれの現代社会/なぜ会話はOKで社内通話はNGなの?/身近な生活に潜むルール/「泣き寝入り」で生きる私たち/歴史は繰り返さない――こうして現代人は仕事中毒になった/大人になる=大人しくなる?/謎ルールに鈍感になったツケ――生きがいの行方不明/自明を問いに付す――「当たり前」の再検討

    第2章 謎ルールに服従してしまうカラクリ
    群れつつも孤独な現代人/人類はいつから孤独になったのか/「昨日までの世界」の姿/孤独の原点――「定住革命」/分業の罠――他者なしでは生きていけない/協調性というルールの加速/理不尽でも服従してしまうメカニズム/「裏のカリキュラム」――無意識の刷り込み/一致団結が難しい時代/現代人を支配する正体――他人指向社会と承認欲求地獄


    ■PART2.ルールがもたらす功罪
    第3章 謎ルールの長所――まずまずの安心とそこそこの満足
    社会をつくる目的は「保護と繁栄」/ルールで高まる社会のコスパ/秩序維持装置としてのカネ/カネよりもコスパがいい統治ツール「知識」――だから国家は教育を手放さない/国家とは「教育団体」である/国家が教育を独占できるのは――「外部効果」という社会貢献/「性弱説」――社会を誰に任せるか/脱個人依存――民主主義とは荊の道/母なるルール――イノベーションとバリエーション/条件が人間の条件

    第4章 謎ルールの短所――自動で増えない「善」
    仏作って魂抜ける――手段の目的化/思考停止――手段目的化がもたらすもの/人はなぜ社会を築いたのか――手段目的化の起源/社会的記憶喪失――目的の再考/社会――「一時休戦」の手段/統治者――社会に尽くす公僕/「社会の趣味」とのお付き合い/社会可変説――社会は変えられるという事実/コンセプトの忘却――社会に備わる根本精神/悪の飼育――社会の初期設定に組み込まれていた双子/「決まりだから」――大人の常套句のなぜ/「落ちこぼれ」・「浮きこぼれ」・「吹きこぼれ」――「自転車カゴのゴミリレー問題」/自発の蒸発――活気のない秩序という終点/2つの「大きなお世話」


    ■PART3.謎ルール社会を人間的に生き抜くために
    対談 内田樹×高部大問
    「謎ルール」にぶつかった際の若者の反応は三つある/「近代社会はよくできたフィクションである」という前提を知る/教育が目指すべきは「市民的成熟」である/謎に対する「葛藤」が成熟を生む/定型化が空洞化を招く/複雑な人間になりなさい/自分の中に「局所的な無秩序」を抱え込め!/教育の目的は「社会化」と「解放」/「謎」や「未知の領域」との遭遇の重要性 /「戦え!」
  • 内容紹介

    ルールって必要なの?理不尽でも従うべき?破るとどうなる?
    自縄自縛的ルールが氾濫する現代社会を問い直し、生き抜くヒント考察する。

    ■読んだ後に、世界が変わって見える本!
    学校のブラック校則、守られない就職活動の紳士協定、職場の意味不明な規則……。
    私たちを取り巻く理解不能の「謎ルール」は枚挙に暇がない。
    だが、他人に振り回されずには生きられない私たち社会的動物にとって、最大の謎はルールを必要とする「社会」それ自体。「謎ルール」の誕生は、この社会の本質と深く関係している。

    なぜ人は社会を築き、互いを縛ることにしたのか。人はルールなしではやっていけないのか。
    ルールは人を育てるのか。
    ルールへの適応に必死なルール依存症の私たちは、一体誰によるどんな支配を受けていて、本当の自由とはどこにあるのか。
    社会の原点を原典に求め、教育思想家と旅する人類史約600万年の時空旅行。
    読み終えたら、きっと身の回りのあらゆるルールや組織が、これまでと違ってみえるはず!
    監修=内田樹氏
  • 著者について

    内田樹 (ウチダタツル)
    内田樹【うちだ たつる】
    1950年東京生まれ。思想家、武道家、凱風館館長、神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論など。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。第六回小林秀雄賞(『私家版・ユダヤ文化論』)、2010年度新書大賞(『日本辺境論』)、第三回伊丹十三賞を受賞。主著に、『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『サル化する世界』『日本習合論』『コモンの再生』『コロナ後の世界』『複雑化の教育論』、『沈む祖国を救うには』などがある。

    高部大問 (タカベダイモン)
    高部大問【たかべ だいもん】
    1986年淡路島生まれ。教育思想家。全員バラバラの血液型の家族、片目は失明し歯も1本だけの祖父、不登校の近親者、母子家庭の幼馴染、車椅子のクラスメイトなど、いわゆる多様性に囲まれた幼少期・青年期を経て、慶應義塾大学商学部在学中、地球2周分の海外ひとり旅、中国へのインターンシップ・留学を経験。卒業後、リーマン・ショックによる就職氷河期にリクルートに就職。人事・総務・営業を経験した後、大学事務職員にキャリア・チェンジ。入口の学生募集業務から出口の進路支援業務まで10年間従事し、現在はインクルーシブ保育・教育を実践する社会福祉法人どろんこ会に所属。1年間の育休経験も踏まえ、幼児教育から高等教育まで教育現場のリアルを執筆・講演などで幅広く発信。著書に『ドリーム・ハラスメント』(イースト・プレス)、『夢想勒索』(真文化)、『サステナビリティ時代の会社(共編著)』(慶應義塾大学出版会)、『ファスト・カレッジ』(小学館)。NPO法人HSG理事、慶應義塾大学准訪問研究員、イクメンスピーチ甲子園〈厚生労働省〉2019ファイナリスト。

謎ルール-10代から考える 「こんな社会」を生き抜く解放論 の商品スペック

商品仕様
出版社名:時事通信社
著者名:高部大問(著)
発行年月日:2025/07
ISBN-10:4788720574
ISBN-13:9784788720572
判型:A5
発売社名:時事通信社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:364g
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