見田宗介における社会構想の社会学―人間の可能性の理論 [単行本]
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見田宗介における社会構想の社会学―人間の可能性の理論 [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/07/23
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見田宗介における社会構想の社会学―人間の可能性の理論 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    見田宗介が見つめた人間と社会の可能性とは。戦後日本を代表する社会学者・見田宗介の思索を「社会構想の社会学」として再構成。独自の理論や概念の射程を問いなおす。
  • 目次

    序 章 社会構想の社会学と見田宗介の社会学体系
      一 社会構想の社会学とは
        一・一 現代社会の諸問題と社会構想の社会学
        一・二 舩橋晴俊による社会構想の定義
        一・三 社会構想と社会学──学史的・方法論的背景
        一・四 原理論か、政策論か
        一・五 触発的連鎖の一環として
      二 見田宗介の社会学体系
        二・一 研究計画の体系的整理
        二・二 社会構想の社会学との対応関係
      三 本書の構成

    第一章 見田の理論と思想をどう読むか 24
      一 見田読解の現況
      二 内在的読解をふまえた創造的・発展的再構成へ

    第二章 ゆたかな社会の倦怠と虚脱
      一 「夢の時代」の社会学者──原点の高度経済成長期
      二 贅沢な悩み──「現代における不幸の諸類型」(一九六三年)
      三 リアリティの稀薄と近代のニヒリズム

    第三章 ニヒリズムの存立構造
        ──集列性・交換価値・手段主義──
      一 近代の根本問題
      二 ニヒリズムの存立構造
        二・一 私的所有・エゴイズム・集列性──近代社会の原基
        二・二 貨幣と時間──数の物神化
        二・三 未来への疎外──関心の遠隔化と手段主義
      三 かけがえのなさを感受する能力の再建──コンサマトリーと交響

    第四章 コンサマトリー概念の再構成
        ──脱効用のエクスタシー──
      一 コンサマトリー概念の〝深み〟
        一・一 現在を楽しむ?
        一・二 コンサマトリー概念小史
      二 コンサマトリー概念の再構成
        二・一 〈世界〉への溶解──『時間の比較社会学』(一九八一年)
        二・二 効用の彼方──「人間的欲求の理論」(一九六九年)
        二・三 消尽の歓喜──『現代社会の理論』(一九九六年)
        二・四 焼身への衝迫──『宮沢賢治』(一九八四年)
        二・五 裂開の恍惚──『自我の起原』(一九九三年)
        二・六 無償の贈与──「走れメロス」(二〇一六年)
      三 尽きなく存在すること──フィクションとしての社会構想

    第五章 交響の弁証法
        ──他者と出会う歓び──
      一 見田宗介の根本概念
        一・一 関係の理論と交響の概念
        一・二 交響をめぐる問題──相乗性と相剋性
      二 相乗性と交響
        二・一 溶融と交響──「交響するコミューン」(一九七三年)
        二・二 相乗性=裂開=溶融──『自我の起原』(一九九三年)
      三 相剋性と交響
        三・一 出会い──相剋性の因子
        三・二 反転──因子と磁場
        三・三 往還──外化と内化
      四 自立と溶融──交響の弁証法

    第六章 ルール圏と潜勢する交響性
        ──多文化主義論/親密圏論によせて──
      一 見田の全体社会構想とその意義
      二 読   解
        二・一 社会構想の不- 可能性と他者──「コミューンと最適社会」(一九七一年)
        二・二 他者の両義性と社会の複層構造──「交響圏とルール圏」(一九九六年)
        二・三 餅と紫陽花──両論考のあいだ
      三 考   察
        三・一 二階建ての論理──多文化主義理論によせて
        三・二 他者といる苦しみ、他者がいる歓び──親密圏概念によせて
        三・三 潜勢する交響性──ルール圏はいかにして可能か
      四 理論は感覚をひらく

    第七章 真木悠介の誘惑
        ──方法論と文体の実験──
      一 見田宗介の社会構想における文体の問題
      二 デラシネとディアスポラ
      三 「イメージの論理」の文体=方法論
        三・一 記号の論理とイメージの論理──『気流の鳴る音』(一九七七年)
        三・二 複数の主語──柳田国男・宮沢賢治・石牟礼道子
        三・三 内的世界の共有──質的分析と比較社会学の方法意識
        三・四 文体としての写真/写真としての文体──『旅のノートから』(一九九四年)
      四 作風の実験場

    終 章 見田宗介から社会構想の社会学へ
      一 本書で得られた知見
      二 接続ないし展開可能性

    あ と が き
    参 考 文 献
    索   引
  • 内容紹介

    見田宗介が見つめた人間と社会の可能性とは

    さまざまな問題や課題をかかえる現代,社会のあり方を見直し,グランドデザインをえがいて変革の方向性を示す力業が社会学には期待されている。「社会構想の社会学」の先駆けともいえる見田宗介は,「コンサマトリー」や「交響」といった独自の概念でもっていかなる社会を展望したのか。正確な読解と大胆な再解釈によって明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    德宮 俊貴(トクミヤ トシキ)
    1994年兵庫県西宮市生まれ。現在、大阪産業大学国際学部講師
  • 著者について

    德宮 俊貴 (トクミヤ トシキ)
    神戸大学大学院人文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)
    現 在 大阪産業大学国際学部講師

見田宗介における社会構想の社会学―人間の可能性の理論 の商品スペック

発行年月日 2025/07/20
ISBN-10 4771039518
ISBN-13 9784771039513
ページ数 211ページ
22cm
発売社名 晃洋書房
判型 A5
Cコード 3036
対象 専門
発行形態 単行本
内容 社会
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分類 社会科学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード F600
発売情報解禁日 2025/06/02
書籍ジャンル 社会科学
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
出版社名 晃洋書房
著者名 德宮 俊貴

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