羽柴を名乗った人々 一般文庫版 (角川ソフィア文庫) [文庫]

羽柴を名乗った人々 一般文庫版 (角川ソフィア文庫) の 商品概要

• 目次

  ◆第一章　羽柴名字と公家成大名
  ◆第二章　秀吉の一門大名
  ◆第三章　秀吉の親類大名
  ◆第四章　織田家の人々
  ◆第五章　旧織田家臣の人々
  ◆第六章　旧戦国大名の人々
  ◆第七章　羽柴名字の消滅

• 出版社からのコメント

  全く新しい武家の「政治序列」を創り出した、秀吉の野望と政治手腕を描く

• 内容紹介

  羽柴（豊臣）秀吉の政権時代、有力大名の名字はすべて「羽柴」であった。主要大名の初参内の際、公家の官位と同時に羽柴名字を授与した。秀吉と姻戚関係にあった大名、織田家出身・旧織田家臣の大名や旧戦国大名の有力者が、秀吉に服属後、相次ぎ羽柴名字をもらった。名字を与えることで「御一家」と位置づける、新しい武家の政治序列を創出したのである。秀吉の野望と緻密な政治手腕を描く、角川選書版を加筆した文庫決定版。
  
  
  図書館選書
  秀吉は、旧織田家臣の有力者や旧戦国大名を、羽柴名字を与えることで「御一家」と位置づけ、羽柴家の論理により秩序化した。全く新しい武家の「政治序列」の方法を創り出した、秀吉の野望と政治手腕を描く。

• 著者について

  黒田　基樹 (クロダ　モトキ)
  1965年東京都生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士（日本史学）。専門は日本中世史。駿河台大学教授。著書に『羽柴秀吉とその一族』『戦国大名・伊勢宗瑞』（角川選書）、『関東戦国史』『戦国関東覇権史』（角川ソフィア文庫）、『駿甲相三国同盟』(角川新書)、『下剋上』（講談社現代新書）、『百姓から見た戦国大名』（ちくま新書）、『戦国北条五代』（星海社新書）、『増補戦国大名』（平凡社）、『北条氏政』（ミネルヴァ書房）、『小田原合戦と北条氏』（吉川弘文館）、『図説 北条氏康』（戎光祥出版）など。

羽柴を名乗った人々 一般文庫版 (角川ソフィア文庫) の商品スペック