"聖戦"という思想―近代日本の宿命 [単行本]
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"聖戦"という思想―近代日本の宿命 [単行本]
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"聖戦"という思想―近代日本の宿命 [単行本]



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出版社:作品社
販売開始日: 2025/08/06
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"聖戦"という思想―近代日本の宿命 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    昭和100年、戦後80年。戦争に人びとを駆り出した〈思想〉から、今、平和に生き抜く知恵を探る。ますます多極化、混迷する世界。「新たな戦前」。冷静に、未来の日本の指針を考えるため、近衛文麿らの総力戦体制論、石原莞爾、大川周明らの超国家主義や京都学派「近代の超克」論など先人たちの思考をもう一度、丁寧に読み直す。
  • 目次

    序章 聖戦論を問い直す
    第一章 日清・日露戦争――「文明」の名の下での戦い
     1 幕末の聖戦論 「尊王攘夷」
     2 日清戦争の聖戦論 「文明」対「野蛮」の戦い
     3 日露戦争の聖戦論 「自由」対「専制」の戦い
    第二章 第一次大戦後の新たな正戦論――西洋近代への反発
     1 第一次大戦による変化
     2 近衛文麿のヴェルサイユ体制批判
     3 北一輝の社会主義革命
     4 大川周明の国家改造
    第三章 「満州事変」――「総力戦体制」の構築に向けて
     1 石原莞爾の戦争観
     2 「満州事変」をどうみるか
     3 「総力戦体制」の始動
     4 「国家総動員」とデモクラシー
     5 蠟山政道の「立憲的独裁」
     6 矢部貞治の「共同体的衆民政」
     7 西田・田辺による国家哲学の形成
    第四章 「支那事変」――「東洋平和」という名の戦争
     1 三つの「近衛声明」
     2 蠟山政道の対中政策論
     3 「総力戦体制」の確立
     4 「東亜協同体」論の簇出
     5 三木清の「協同主義」
     6 西田・田辺の国家哲学の深化
     7 日本主義の思想家たち
    第五章 「大東亜戦争」――「大東亜共栄圏」のめざしたもの
     1 「新体制運動」のゆくえ
     2 「国体」論の再編
     3 西田・田辺の戦争観
     4 日米開戦
     5 「大東亜共栄圏」の理論化
     6 「大東亜共同宣言」の思想
    第六章 最後の聖戦論――京都学派と戦争
     1 京都学派第二世代
     2 高坂正顕 「世界史的民族」としての日本
     3 高山岩男 多極的世界観
     4 鈴木成高 「新しき中世」
     5 西谷啓治 ニヒリズムの克服
     6 座談会『世界史的立場と日本』 「大東亜戦争」の意味
     7 戦争末期の西田・田辺
     8 終戦に向けて
    終章 「戦争責任」をどう考えるべきか
    あとがき

    索引
  • 内容紹介

    ★作品社公式noteで「序章」冒頭を公開中→「〈聖戦〉という思想 試し読み」で検索!

    昭和100年、戦後80年。
    ますます多極化、混迷する世界。
    「新たな戦前」。

    戦争に人びとを駆り出した〈思想〉から、今、平和に生き抜く知恵を探る。

    冷静に、未来の日本の指針を考えるため、近衛文麿らの総力戦体制論、石原莞爾、大川周明らの超国家主義や京都学派「近代の超克」論など、先人たちの思考をもう一度、丁寧に読み直す。

    「実は戦争を自己目的とするような聖戦論は存在しない。……各時代の聖戦論を丹念に紐解くことによって、そこから平和につながる新たな知恵の端緒を見出すことはできないであろうか。そうした願いから本書は書かれたものである。」(本書より)

    【目次】
    序章 聖戦論を問い直す
    第一章 日清・日露戦争――「文明」の名の下での戦い
    第二章 第一次大戦後の新たな正戦論――西洋近代への反発
    第三章 「満州事変」――「総力戦体制」の構築に向けて
    第四章 「支那事変」――「東洋平和」という名の戦争
    第五章 「大東亜戦争」――「大東亜共栄圏」のめざしたもの
    第六章 最後の聖戦論――京都学派と戦争
    終章 「戦争責任」をどう考えるべきか
    あとがき
    注/索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 久文(タナカ キュウブン)
    1952年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、日本女子大学名誉教授。専攻は倫理学、日本思想史。著書に『九鬼周造』(ぺりかん社、後に講談社学術文庫、第1回中村元賞受賞)など
  • 著者について

    田中 久文 (タナカ キュウブン)
    (たなか・きゅうぶん)
    1952年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、日本女子大学名誉教授。専攻は倫理学、日本思想史。著書に『九鬼周造』(ぺりかん社、後に講談社学術文庫、第1回中村元賞受賞)、『丸山眞男を読みなおす』(講談社選書メチエ)、『日本美を哲学する』(青土社)、『日本の哲学をよむ』(ちくま学芸文庫)、『象徴天皇を哲学する』(青土社)、『西田幾多郎』(作品社)、編著に『甦る和辻哲郎』(ナカニシヤ出版)、『再考 三木清』(昭和堂)、『近代日本思想選 九鬼周造』(ちくま学芸文庫)など。

"聖戦"という思想―近代日本の宿命 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:作品社
著者名:田中 久文(著)
発行年月日:2025/08/15
ISBN-10:4867931063
ISBN-13:9784867931066
判型:B6
発売社名:作品社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:19cm
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