住宅の社会性を考える―住宅観と地域社会の形成 [単行本]
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住宅の社会性を考える―住宅観と地域社会の形成 [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/08/26
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住宅の社会性を考える―住宅観と地域社会の形成 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    住宅観・住宅構想の変遷と、民間零細借家、社宅、市営住宅、橋下の住宅、そして、ホームレス向け簡易宿舎での住民の日常生活や抵抗・反対運動の事例から考える。
  • 目次

    は じ め に

    第Ⅰ部 「住宅の社会性」を重視する社会とそうでない社会

    第1章 近世~現代日本の住宅保障史  木下光生
      第1節 住まいの保障に冷たい現代日本社会
      第2節 「普通の家」と近世の住宅保障
      第3節 「自助・市場・小屋」の伝統を受け継ぐ近現代の住宅保障

    第2章 比較理論からみた「日本型」住宅政策  平山洋介
      第1節 福祉国家の「ふらつく柱」
      第2節 福祉レジームと住宅
      第3節 デュアリズムとその「修正」
      第4節 イースト/ウエスト
      第5節 広域化する新自由主義
      第6節 分岐と収束

    第3章 貧困救済の担い手と住宅問題  飯田直樹
        ──一九一〇~二〇年代の大阪府方面委員の活動──
      第1節 大阪府方面委員制度とは
      第2節 方面委員手帳に記された田中半治郎の活動
      第3節 部落事務員小寺正吉による「住宅改善」  
      第4節 方面委員の役割──救済機関の調査・講究
     

    第4章 第二次大戦後の難民の統合から今日のソーシャル・ワーカー雇用まで  マンフレッド・クラウゼ(永山のどか 訳)
        ──ドイツ・ゾーリンゲン貯蓄建設組合の活動── [講演会記録]
      第1節 住宅供給組織と難民の統合  
      第2節 高齢社会における住宅供給組織の役割

    第5章 一九世紀アーヘンの住宅建設運動とキリスト教理念  平松英人
      第1節 一九世紀前半のドイツ都市
      第2節 一九世紀前半の都市アーヘン
      第3節 「社会問題」とキリスト教理念
      第4節 カリタスと市民的連帯

    第Ⅱ部 地域社会形成における住宅の役割の強さ・弱さ

    第6章 都市の公共住宅計画の総合性と地域社会概念  黒石いずみ
        ──関東大震災後から第二次大戦後まで──
      第1節 一元化テーゼと都市計画・住宅計画の歴史的分離
      第2節 同潤会と中村寛
      第3節 伊部貞吉の土地区画整理論
      第4節 営団と西山夘三の計画論と地域の位置づけ
      第5節 戦 後から一九六〇年代にかけての住宅政策と日本住宅公団の展開
      第6節 一元化テーゼをめぐる計画思想の歴史が意味するもの

    第7章 三井三池炭鉱における社宅と主婦会  チェルシー・センディ・シーダー
        ──労働と暮らしと地域のコミュニティ──
      第1節 労働の暮らし、暮らしの労働
      第2節 男性鉱山労働力の形成と社宅の誕生
      第3節 戦後労働のジェンダー構造と主婦会の誕生
      第4節 社宅と主婦ぐるみ闘争としての一九六〇年三池争議
      第5節 三井三池CO裁判をケア・ワークの承認要求として
      第6節 労働と暮らしと地域の遺産としての三池社宅

    第8章 第二次大戦後の民間賃貸住宅の零細家主と借家関係の変容  佐藤和宏
        ──地域と関連づけて──
      第1節 民間貸家への期待
      第2節 くいつぶし型経営
      第3節 木賃アパートの居住文化  
      第4節 くいつぶし型経営の諸機能
      第5節 居住を通した地域社会への包摂は可能か


    第9章 「不法居住」地での地域社会形成  本岡拓哉
         ──戦後京都における橋下住民──
      第1節 「拙宅は賀茂の大橋」
      第2節 橋の下に住まう人々の生成
      第3節 橋の下に住まう人々のコミュニティ形成
      第4節 橋の下住まいを覆い被せるベール、それをめくりあげる

    第10章 ホームレス状態にある人々への居住支援と地域社会形成  後藤広史
      第1節 「ホームレス問題」を捉える視点
      第2節 ホームレス状態にある人々に対する支援の文脈からみた「居住支援」
      第3節 住宅を確保したあとの「居住支援」
      第4節 他領域における「居住支援」への示唆

    第11章 市営住宅団地と地域社会の形成  永山のどか
        ──二〇世紀後半西ドイツ・シュツットガルト市の場合──
      第1節 「社会的ゲットー」と呼ばれるシュツットガルト・ハルシュラーク市営住宅団地
      第2節 ハルシュラーク市営団地の住民構成の変遷──一九五〇年代~七〇年代
      第3節 市の旧共同洗濯室活用案に対するハルシュラーク団地住民の反発
      第4節 旧共同洗濯室活用運動からみえてくる団地をベースにした人々のつながり
      第5節 市営住宅と地域社会

    おわりに
    ──居住を通して「社会的な何か」が生み出される契機──
  • 内容紹介

    なぜ住宅は「社会的」なものなのか

    住宅観・住宅構想の変遷と、民間零細借家、社宅、市営住宅、橋下の住宅、そして、ホームレス向け簡易宿舎での住民の日常生活や抵抗・反対運動の事例から考える。

    地域社会の形成にとって重要だったのは住民や関係者の「積極的」な関与だけではない。戦後日本の「橋下」住宅を訪問する警察官、学校の先生、民間零細借家における家主、ドイツの市営住宅に住む身体的、精神的障がいを持つ高齢の女性住民の「消極的」な関与もまた、地域社会の形成に欠かせぬ要素となった。

住宅の社会性を考える―住宅観と地域社会の形成 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:永山 のどか(編著)
発行年月日:2025/08/20
ISBN-10:4771039771
ISBN-13:9784771039773
判型:B6
発売社名:晃洋書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:210ページ
縦:19cm
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