近代中日思想文化交渉史研究 [単行本]
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近代中日思想文化交渉史研究 [単行本]

劉 岳兵(著)白 春岩(監訳)金津 日出美(訳)鈴置 拓也(訳)前川 友太(訳)殷 晨曦(訳)


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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2025/08/26
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近代中日思想文化交渉史研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代中国と日本の思想文化の交渉、その光と影。近代中国と日本の思想文化はいかに交わり、影響を与え合ったのか。湘学、日本儒学、マルクス主義、仏教思想などを軸に、相互理解の軌跡をたどる実証的研究。学者の相互訪問や著作の相互翻訳、思想の相互啓発など、近代の中国と日本では思想文化の交流が盛んに行われ、両国の発展に寄与した。本書は、様々に絡み合う両国の思想交流の軌跡を、一次史料を用いて丁寧にたどり、学術交流の実像に迫る。両国の思想文化交渉の光と影を浮き彫りにする力作。
  • 目次

    日本語版への序文
    緒論にかえて 中日文化交流史研究の回顧と展望──マクロ視点による学術史的考察

    第一章 湘学と近代日本の知識構築
      一 船山史論と近代日本の知識構築
      二 魏源の『聖武記』と近代日本
      三 葉徳輝の二人の日本人弟子
      四 楊昌済の思想と日本

    第二章 近代日本の漢学者および湘学との関係
      一 「京都支那学」の創設者狩野直喜
      二 狩野直喜の文人趣味──狩野直喜と湘籍学者
      三 同時代の「京都支那学者」から見た内藤湖南──『支那学』第七巻第三号「内藤湖南先生追悼録」を中心に
      四 内藤湖南と「湘学」
      附論 日本における近代漢学のいくつかの特徴

    第三章 日本近代思想の中国的要素
      一 日本における立憲政体の受容と中国──加藤弘之の『鄰草』をめぐって
      二 晩年の夏目漱石の漢詩における「道」
      三 『論語兵話』とその周辺
      四 近 代日本の漢籍翻訳とその意義──田岡嶺雲の「和訳漢文叢書」を例に

    第四章 日本近代思想と儒学
      一 近代日本の「超国家主義」
      二 徳富蘇峰の『頑蘇夢物語』から見る戦争責任問題
      三 西田哲学における矛盾とその現代性──現状との対抗と屈服
      四 儒学と日本近代思想の序論──西晋一郎を例にして

    第五章 中日近代学術思想の交流と相互作用
      一 「文明」として輸出された「明治維新」──近代中日交流史のいくつかの事例を中心に
      二 津田左右吉の著作および思想の中国における影響について─民国期を中心に
      三 民国期における「日本のマルクス主義」研究著作が中国に与えた影響──「マルクス主義の中国化」の関連資料を中心に
      四 近 代中国の新儒学と日本──梁漱溟の著作の日本での影響を中心に

    第六章 日本研究学術史に対する回顧と展望
      一 清末維新派の明治維新論および日本研究への示唆
      二 中国における日本思想史研究の方法論的問題──ある学術史の回顧と展望
      三 中国の日本哲学思想史研究が朱謙之をいかに受け継ぐか──朱謙之先生生誕一二〇周年に際して

    あとがき
    初出一覧
    監訳者あとがき
    書名索引
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    知の交錯としての日中近代


    中国と日本が近代化を遂げる中で、両国の思想と文化はいかに交錯し、相互に作用してきたのか。湘学、日本儒学、マルクス主義、仏教思想などを軸に、思想文化の「交渉」のダイナミズムを明らかにする。一次史料に基づく精緻な考証と、日中学術交流の実像を描く必読書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    劉 岳兵(リュウ ガクヘイ)
    1989年に南開大学哲学部を卒業。2001年に中国社会科学院にて哲学博士号を取得し、2020年には関西大学より博士(文化交渉学)の学位を取得。浙江大学日本文化研究所などを経て、南開大学日本研究院教授・院長を務める。専門は日本思想史、中日思想文化交流史

    白 春岩(ハク シュンガン)
    2004年に大連外国語大学日本語学部を卒業し、同年に来日。2013年に早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は近代日中関係史。早稲田大学、昭和女子大学、立正大学で兼任講師を務める

    金津 日出美(カナヅ ヒデミ)
    立命館大学文学部日本史学専攻卒業、大阪大学大学院文学研究科日本学専攻博士課程後期課程で博士(文学)取得。新羅大学校日本語教育学科専任講師(韓国)、高麗大学校日語日文学科副教授(韓国)を経て、立命館大学文学部教授。専門分野は思想史、日本近代史、東アジア文化交流史

    鈴置 拓也(スズオキ タクヤ)
    1995年東京都に生まれる。2020年に二松学舎大学大学院文学研究科中国学専攻で修士号を取得。中国の蘇州大学外籍教師。専門分野は日本漢学・日中交流史

    前川 友太(マエカワ ユウタ)
    1988年に香川県に生まれる。2010年、愛媛大学在学中に天津大学へ1年間留学。2015年には華東師範大学にて、半年間ビジネス中国語を学ぶ。現在、南開大学日本研究院博士後期課程に在籍しつつ、河北工業大学で日本語教育に従事している。専門は近代日本思想史

    殷 晨曦(イン シンギ)
    1994年に中国河南省開封市に生まれる。2024年に南開大学大学院歴史研究科修了。博士(学術)。日本思想史を専攻。南開大学在学中に京都大学へ1年間留学。長沙師範学院専任講師

近代中日思想文化交渉史研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:劉 岳兵(著)/白 春岩(監訳)/金津 日出美(訳)/鈴置 拓也(訳)/前川 友太(訳)/殷 晨曦(訳)
発行年月日:2025/08/10
ISBN-10:4771039720
ISBN-13:9784771039728
判型:B5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:416ページ
縦:23cm
その他: 原書名: On the Thought and Cultural Exchange between China and Japan in the Modern History〈Liu,Yuebing〉
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