神奈川の「戦後80年」-過去から未来へ [単行本]

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神奈川の「戦後80年」-過去から未来へ [単行本]

鈴木 晶(著・文・その他・編集)小川 輝光(著・文・その他・編集)藤田 賀久(著・文・その他・編集)


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価格:¥2,420(税込)
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出版社:えにし書房
販売開始日: 2025/08/15
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神奈川の「戦後80年」-過去から未来へ [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに:小川輝光

    いま、この場所で、私が戦争を表現する理由――インタビュー 五大路子さん
    〈私が感じた戦争を表現し、観客が想像を通じて戦争を実感する、それが私の戦争の伝え方〉
     現役高校生が五大路子さんのお話を伺って、考えたこと、感じたこと: 佐藤未来

    第1部 神奈川の「戦争」

    「戦争」を歩く
     路上観察から考える戦後80年:河北直治
       ――田奈部隊填薬所(現こどもの国)に動員された杉島和三郎さんの証言から
     第1章 江の島砲陣地踏査報告:市川賢司
     第2章 小坪洞窟砲台(海面砲台)爆発事故:塚越俊志

    4つの空襲と記録
     第3章 空襲証言はなぜ、1970年代になって「表象化」したのか:鈴木 晶
       ――「横浜の空襲を記録する会」の発足から
     第4章 平塚空襲とその記憶の継承:伊勢龍介
       ――Z世代の実践と試行錯誤
     第5章 川崎大空襲 そして中原の戦災を語り継ぐ:對馬 労
     第6章 小田原地方の空襲:矢野慎一
       ――「小田原の会」の調査より

    「戦争」と兵士にせまる
     第7章 横浜の兵士と家族の戦争体験:羽田博昭
     第8章 曾祖父の歩んだ道 武井武夫と日中戦争:桐生海正
       ――祖母が大切にしていた資料が物語ることとは
     第9章 高座海軍工廠と台湾少年工:藤田賀久
     《コラム》傷痍軍人箱根療養所:矢野慎一
     第10章 現在の若者が「トラウマ」から戦争と個人を考える:小川輝光
       ――松本茂雄のシベリア抑留体験を通じて

    「戦争」と教育
     第11章 総力戦下の幼稚園児・少国民・女学生の「錬成」:上田誠二
       ――神奈川県大磯町を事例として
     第12 章 横浜商業高校学校史料から考える敵性語について:智野豊彦
     《コラム》ロケット戦闘機の燃料製造に動員された父」:水野俊平

    第2部 神奈川の「戦後」

    「戦後」を歩く
     戦後の苦難―神奈川の復員・引揚を歩く:鈴木 晶
     第13章 氷川丸の戦争:鈴木 晶
       ――華やかだけではなかった、病院船、引揚船時代を中心に
     第14章 「敗者」たちの戦後:坂口可奈
       ――シンガポールからレンパン、そして日本へ
     第15章 マニラ大聖堂の再建に尽力した神奈川県知事:藤田賀久
       ――内山岩太郎と戦後アジア

    移民世界と抑留
     第16章 「敵国人抑留」と横浜外国人社会の変化:小宮まゆみ
     第17章 捕虜虐待と戦犯裁判:福永徳善
       ――「終わらない戦争」を語り継ぐヨコハマ
     《コラム》箱根のドイツ海軍兵士:矢野慎一
     第18章 横浜が生んだ日僑運動:坂口可奈
       ――鳥谷寅雄の戦後と海外移住協会
     《コラム》横浜華僑・安楽家の足跡:伊藤泉美
       ――震災と戦災を乗り越えて

    地域の連続と展開
     第19章 公害から河川文化の発見へ:小川輝光
       ――工業都市川崎と多摩川の地域文化史
     《コラム》虚無と現実:高橋 梓
       ――太宰治「トカトントン」をめぐって
     第20章 戦前の別荘は、戦後社会とどのように向き合ったのだろうか?:加藤 将
       ――葉山町を事例にして
     第21章 第1 海軍燃料廠跡地の再開発:矢野慎一
     第22章 港北ニュータウンから見る「横浜」:柴 泰登
       ――垣間見える「世界」との接点
     第23章 戦後の川崎市桜本:中山拓憲
       ――在日コリアンの多住地域から多文化共生の街へ
     第24章 厚木基地と周辺地域の戦後80 年:塚田修一
     第25章 「ただの市民」が戦車を止めたのはなぜか?:上野信治
       ――相模原「戦車闘争」

    「戦後」と教育・子どもたち
     第26章 「混血児」と呼ばれた子どもたちの生存・教育・労働:上田誠二
       ――神奈川県大磯町から世界をみる
     第27章 台湾出身元日本兵の戦後経験:神田基成
       ――呉正男さんの肖像
     《コラム》蒲鉾屋と世界史:小川輝光
       ――生甲斐のための「史学」
     《コラム》神奈川と私のライフ・ヒストリー:岩下哲典
     第28章 Yokosuka1953:木川剛志
       ――戦後混乱期、横須賀。混血児として生まれた少女の、生き別れた母を探す

    第3部 戦争と戦後を「継承」する

     若い世代が戦争遺跡を歩くのは、はて?:鈴木 晶

    継承する場所・ヒト・モノ
     第29章 三崎とビキニ事件:小川輝光
       ――海を越えて核の記憶を継承するために
     《コラム》戦争句から世界と日本をみる:松本智之
       ――「忌日一年」連載をとおして
     第30章 旅から平和をつくる:富士国際旅行社(太田正一・山田夕凪)
       ――富士国際旅行社の挑戦
     《コラム》神奈川第1 抑留所を語り継ぐ集い:小宮まゆみ
     第31章 川崎市平和館:暉峻僚三
       ――私たちごととしての非平和と、平和への転換を考える場所
     第32章 平和は願うものではなく、つくるもの:谷口天祥
       ――ブックレビュー

    多文化共生の街づくり
     第33章 川崎市桜本地区「まちがミュージアム」プロジェクト:加藤恵美
     第34章 戦後日本のインドシナ難民受入事業:神田基成
       ――いちょう団地のキムさんの半生
     《コラム》神奈川で生きる沖縄ルーツの人たち:鈴木 晶
       ――鶴見・川崎を中心にして

    あとがき:鈴木 晶
    編集後記:藤田賀久
  • 内容紹介

    神奈川の高校・大学教員のほか県下各地域で独自の活動に取り組んでいる多様な執筆者30 人以上が、それぞれの視点で「戦後80年」を考え、歩き、記録し、継承するための実践を、未来に向けて1冊にする試み。
    「横浜ローザ」など表現活動を通じて戦争を伝え続ける五大路子さんのロングインタビューほか、貴重資料多数。
  • 著者について

    鈴木 晶 (スズキ アキラ)
    1960年横浜市生まれ。フェリス女学院大学国際交流専攻修士、元東京大学教養学部非常勤講師(公民科教育法)、生徒と FW 中心の活動をする「グローカリー」主宰。現在、横浜市立みなと総合高等学校勤務。
    著書『旅行ガイドにないアジアを歩く―横浜』(梨の木舎、2020 年)、共著『神奈川の戦争遺跡』(大月書店、1996年)、『近代神奈川の史話 31 選』(神奈川県歴史教育者協議会編、2001 年)、『旅行ガイドにないアジアを歩く―マレーシア』(梨の木舎、2010 年)、『旅行ガイドにないアジアを歩く―シンガポール』(梨の木舎、2016 年)。

    小川 輝光 (オガワ テルミツ)
    1978 年生まれ。神奈川県川崎市出身。博士(学術)。現在、都留文科大学教員、神奈川学園中学高等学校・早稲田大学・神奈川大学非常勤講師。神奈川県歴史教育者協議会などで神奈川の歴史とかかわる。
    著書『3・11 後の水俣/ MINAMATA (歴史総合パートナーズ⑦)』(清水書院、2019 年)、編著『神奈川の関東大震災』(えにし書房、2023年)、編著『新 未来をひらく歴史』(高文研、2025年)。

    藤田 賀久 (フジタ ノリヒサ)
    1973年神戸市生まれ。The George Washington University 修士、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学。貿易商社、東京財団、国会議員政策秘書、上智大学非常勤講師等を経て、現在は多摩大学・武蔵野大学非常勤講師、慶熙大学校客員研究員など。
    編著『神奈川から考える世界史』(えにし書房、2021年)、『神奈川の関東大震災』(えにし書房、2023年)、著書『台湾へ行こう!』(えにし書房、2018年)、『アジアの虐殺・弾圧痕を歩く』(えにし書房、2021年)。共著『東アジアの弾圧・抑圧を考える』(春風社、2019年)。

神奈川の「戦後80年」-過去から未来へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:えにし書房
著者名:鈴木 晶(著・文・その他・編集)/小川 輝光(著・文・その他・編集)/藤田 賀久(著・文・その他・編集)
発行年月日:2025/08/15
ISBN-13:9784867221396
判型:B5
発売社名:えにし書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:304ページ
縦:26cm
横:18cm
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