古代木簡の世界-地方木簡がひらく古代史 [単行本]
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古代木簡の世界-地方木簡がひらく古代史 [単行本]



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出版社:その他
販売開始日: 2025/07/31
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古代木簡の世界-地方木簡がひらく古代史 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    カラー口絵

    はじめに
    木簡とは何か/本書の構成

    木簡表示の凡例

    プロローグ―地方官衙遺跡出土木簡の概要―
    木簡の出土状況/出土遺跡と点数の概要/木簡の年代/世界の木簡事情/発掘と整理・保存

    一 七世紀史と木簡
    1 評の成立と支配構造
    評制の「発見」と課題/評制の成立過程と官制/評と五十戸/評と郡の相違/七世紀木簡の出土例/評務の遂行
    2 筑前国嶋郡戸籍の世界
    現存する最古の戸籍/元岡・桑原遺跡群出土の木簡/郡司の戸の様子/大宝二年戸籍をめぐる問題/国分松本遺跡出土木簡から考える

    二 「郡的世界」の実像
    1 郡務と木簡―兵庫県豊岡市出石町袴狭遺跡群出土の木簡―
    遺跡の概要と木簡の留意点/狭義の文書木簡/記録簡と郡務の諸相/その他の郡務
    2 郡家出先機関の諸相(1)―陸奥国磐城郡の場合―
    里(郷)の位置づけ/郡家出先機関とは/陸奥国磐城郡の場合/大領と農業経営/文書行政の執行/大猿田遺跡出土の木簡
    3 郡家出先機関の諸相(2)―加賀国加賀郡の場合―
    加賀郡の様相/畝田・寺中遺跡出土の木簡/田領横江臣と畝田村/加茂遺跡と牓示札木簡の出土/田領丈部氏と深見村
    4 地域支配と木簡
    青木遺跡の概要/Ⅰ区出土の木簡/Ⅳ区出土の木簡/春時祭田の世界

    三 国レベルの機関と木簡
    1 但馬国府跡関連遺跡出土の木簡
    但馬国府跡関連の遺跡/題籤軸と紙の文書/郡務と国務の連関
    2 観音寺遺跡と国府木簡の様相
    観音寺遺跡出土の木簡/国務関係の文書/阿波国の支配構造と国務の遂行/荷札木簡の到来・製作と国府
    3 国分寺と木簡
    国分寺の建立/但馬国分寺跡出土の木簡/安芸国分寺跡出土の木簡
    4 生産遺跡と木簡
    長登銅山跡と木簡の出土/文書木簡の検討/荷札木簡と物資の到来/銅付札の諸相/大仏造立の様相

    四 国衙の支配への展開
    1 農業経営と木簡
    畿内有力者の多角経営/労働力編成の諸相/出挙と農事
    2 「郡的世界」から国衙の支配へ
    地方官衙遺跡と木簡の行方/青谷横木遺跡の概要/十・十一世紀の木簡/徴税と勧農/国衙の出納所・収納所と木簡/中世的国衙機構への展望

    エピローグ―木簡の研究方法と鍛錬―
    研究ツールの広がり/「目から赤外線が出る」とは

    参考文献
    あとがき
    索引(本書で触れた木簡出土の遺跡/地方木簡を理解するための関連事)
  • 内容紹介

    木簡の出土遺跡は列島の津々浦々に及び、既存の文献史料では解明が難しい地域の様相を探究する手がかりとなる。
    地方官衙遺跡出土木簡(地方木簡)を仔細に読み解き、8・9世紀を中心に、国郡制支配の基層となる郡・郡司の動向や「郡的世界」と称すべき在地社会の状況、その上位にある国府や国分寺、国家的な生産施設のあり方など、律令制下の地域の姿を探る。また「郡的世界」から国衙の支配へと展開する10・11世紀の様相も明らかにする。
    木簡の基礎知識や地方木簡を用いた古代史研究の方法論をわかりやすく解説し、具体的な木簡の釈読と文献史料から地方支配の様相の展開を立体的に描く、画期的入門書。
  • 著者について

    森公章 (モリキミユキ)
    森 公章(もり・きみゆき) 
    1958年生まれ。東洋大学文学部教授。専門は日本古代史、特に地方支配の歴史的変遷、東アジアの国際関係、木簡学などを中心に研究している。
    主な著書に『古代郡司制度の研究』(吉川弘文館、2000年)、『東アジアの動乱と倭国』(吉川弘文館、2006年)、『奈良貴族の時代史』(講談社、2009年)、『地方木簡と郡家の機構』(同成社、2009年)、『成尋と参天台五臺山記の研究』(吉川弘文館、2013年)などがある。

古代木簡の世界-地方木簡がひらく古代史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:森公章(著)
発行年月日:2025/07
ISBN-10:4585320660
ISBN-13:9784585320661
判型:A5
発売社名:勉誠社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:218ページ
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