描かれた蝦夷地・北海道イメージの500年―地図で読む日本北辺史 [単行本]
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描かれた蝦夷地・北海道イメージの500年―地図で読む日本北辺史 [単行本]
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出版社:山川出版社
販売開始日: 2025/09/02
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描かれた蝦夷地・北海道イメージの500年―地図で読む日本北辺史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    エゾの世界と日本が出合って以降、時代ごとの世界観が、多様な地図に描かれつづけていた。常に境界が動き続けてきた北辺地域をめぐる、「日本の国土像の変遷」を探る!なぜ、北海道だけ「道」なのか?北辺地域(北海道島、サハリン島、千島列島)を描いた地図を時代順に並べることで、現在の世界のみえ方、日本の国土像がどのように変遷してきたのかがみえてくる!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 エゾの世界と日本の出合い(~安土桃山時代)(北海道島、はじめて地図に描かれる〈古代・中世日本の世界観〉;征服者秀吉の「エゾ」認識〈統一政権の誕生と北辺地域(一六世紀末)〉)
    第2部 曖昧な領域に立つ松前藩の時代(江戸前期~中期)(流行作家西鶴の蝦夷地名所案内〈松前藩の成立(一七世紀前半)〉;百科事典が語り伝えたアイヌの国々〈シャクシャインの戦い(一六六九年)〉;冒険商人飛驒屋の盛衰〈和人商人の蝦夷地進出(一八世紀中頃)〉;日露両国の邂逅〈幕府の蝦夷地進出(一八世紀末)〉)
    第3部 日露の接近が招いた「蝦夷地」の終焉(江戸後期~明治初期)(「間宮海峡発見」、その先の旅へ〈幕府の蝦夷地支配(一九世紀初頭)〉;副将軍は「北地」をめざす〈海防論と攘夷論(一九世紀前半)〉;幕末のサハリン国境守備隊〈サハリン島をめぐる日露国境問題(一八五六~六八年)〉;「北加伊道」と「北海道」〈北海道の成立(一八六九年)〉)
    第4部 進む北海道開拓と「内地化」の進展(明治~昭和戦前)(“日本史上最大”の根室県〈開拓使から三県一局へ(一八八二年)〉;忘れられた島「北州」〈国定教科書の登場(一九〇三年)〉;「薩哈嗹(サガレン)州」への野心〈ロシア革命干渉戦争(一九一八年)〉;「産婆」も地図に描かれた拓殖事情〈釧路台地の開発(二〇世紀中頃)〉)
    第5部 新しい日本の国土像創出へ(昭和戦後~現代)(北海道地図から消えた「千島」〈戦後の北海道像(一九四五年)〉;縫い取られた兄妹の足跡〈現代社会と先住民族〉)
  • 出版社からのコメント

    近代まで明確な国境がなかった北辺地域。各時代の地図から、当時の人びとの世界観・国土観を明らかにし「日本の国土像の変遷」を探る
  • 内容紹介

    近代まで明確な国境がなかった北辺地域(北海道本島・サハリン島・千島列島)について、「日本人」はどのようにとらえていたのか。
    時代時代につくられた地図をたどっていけば、当時の人びとが描いていた世界観、国土観が明らかになる。


    図書館選書
    近代まで明確な国境がなかった北辺地域(北海道本島・サハリン島・千島列島)について、日本人はどのようにとらえていたのか。時代時代につくられた地図をたどり、当時の人びとが描いていた世界観、国土観を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    濱口 裕介(ハマグチ ユウスケ)
    1980年東京都生まれ。2007年立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。足立学園中学校/高等学校常勤講師・日本医療大学非常勤講師・札幌大学女子短期大学部助教などを経て、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員・「千島国」通史研究会共同代表
  • 著者について

    濱口 裕介 (ハマグチ ユウスケ)
    1980年東京都生まれ。2007年立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。足立学園中学校/高等学校常勤講師・日本医療大学非常勤講師・札幌大学女子短期大学部助教などを経て、現在、東洋大学人間科学総合研究所客員研究員・「千島国」通史研究会共同代表。著書・論文に『東アジアの秩序を考える』(春風社、共著)・『「星の城」が見た150年』(現代書館)・「幕末維新の変動と日本地理像」(岩下哲典編著『「文明開化」と江戸の残像 一六一五~一九〇七』ミネルヴァ書房)など。

描かれた蝦夷地・北海道イメージの500年―地図で読む日本北辺史 の商品スペック

商品仕様
出版社名:山川出版社
著者名:濱口 裕介(著)
発行年月日:2025/08/30
ISBN-10:4634591510
ISBN-13:9784634591516
判型:A5
発売社名:山川出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:21cm
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