多文化共生論【第2版】-多様性理解のためのヒントとレッスン [単行本]
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多文化共生論【第2版】-多様性理解のためのヒントとレッスン [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/07/30
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多文化共生論【第2版】-多様性理解のためのヒントとレッスン の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    第1章 多文化共生とは何か――コミュニティ心理学的視座から多様性を考える[加賀美常美代]
     はじめに――問題の背景
     1.地域住民とのコンフリクト
     2.コンフリクトをどのように考えるか――葛藤解決方略の視点から
     3.外国につながる子どもたちのアイデンティティと異文化受容態度
     4.ことばの問題の解消に向けて――やさしい日本語
     5.多文化共生とコミュニティ心理学
     6.多様性を考える――今後の課題に向けて

    第2章 日本の外国人の抱える諸問題――歴史的経緯から現在まで[出羽孝行]
     はじめに
     1.在日外国人の現況
     2.在日外国人の歴史的展開
     3.移民と難民
     4.地域の外国人の暮らしと国際交流
     5.日本社会の課題

    第3章 中国帰国者の抱える問題――1世、2世、3世、4世に求められる支援とは[島崎美穂]
     1.中国帰国者とは
     2.中国残留孤児問題の解決に向けた国の取り組み
     3.帰国者の受け入れ体制――3つのセンターとその支援体制
     4.中国帰国者1世、2世、3世、4世の抱える問題と求められる支援
     5.今後の課題とまとめ

    第4章 地域社会と多文化共生――新宿の小学校事例を中心として[善元幸夫]
     自分探しの子どもたち
     1.問題の所在――多文化社会の中で生きる新宿・新大久保
     2.子どもと新大久保――子どもたちはこれからの未来をどう生きていけばよいのであろうか!
     3.日本語学級の取り組み・実践――日本語国際学級へ
     4.2人の子ども――「韓国の子どもRとタイの子どもSの出会いの物語」
     5.「日本語国際学級」と「普通学級」での授業
     結び――実践現場を踏まえた現状、当事者意識の理解と問題解決

    第5章 外国につながる子どもたちの困難・支援・対処行動[岡村佳代]
     はじめに
     1.外国につながる子どもたちと日本の学校
     2.外国につながる子どもへのサポート
     3.外国につながる子どもの困難対処
     まとめと今後の課題

    第6章 地域日本語教育とコーディネーターの重要性――共生社会の構築へ向けて[野山広]
     はじめに
     1.「地域日本語教育」という概念誕生までの経緯
     2.地域日本語教育の展開――文化庁の事業と調査結果からみえてくること
     3.地域の状況変化に応じた先駆的自治体の対応と社会状況の変化
     4.地域日本語教育の新たな展開――日本語教育政策の転換年としての2007年
     5.リーマンショック(2008年)による変化――調査の結果からみえてくること
     6.今後の課題
     おわりに――共生社会の構築に向けて

    第7章 国際結婚家族で母語を身につけるバイリンガル――社会言語学と言語発達の視点から捉える[藤田ラウンド幸世]
     はじめに
     1.家族の「言語」、社会の「言語」
     2.国際結婚家族の子どもの言語発達
     3.日本語・英語の同時バイリンガル、Tの言語発達事例
     4.国際結婚家族の母語と二言語のダイナミズム

    第8章 国際結婚の解消――身近な法律問題[吉野晶]
     1.Pの国籍は日本にあるのか
     2.夫婦の離婚の手続
     3.外国籍の母親Bの在留資格は離婚で影響を受けるのか
     4.おわりに

    第9章 障害者と多文化共生――一人ひとりへの合理的配慮[長瀬修]
     はじめに――「障害者」とはだれか
     1.障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)と「社会モデル」
     2.障害差別と合理的配慮
     3.合理的配慮の起源――宗教から障害へ
     4.障害の「文化モデル」
     5.配慮の平等
     おわりに

    第10章 性の多様性とこころの支援[葛西真記子]
     1.性別とは?
     2.好きになる性別とは?
     3.現状と歴史
     4.社会の取組
     5.支援の取組
     6.マイノリティ共感という支援の視点
     7.今後の課題

    第11章 外国人へのこころの支援――精神科医の観点から[阿部裕・岸航平]
     はじめに
     1.多文化精神医療の歴史
     2.東京都心の一クリニックを受診する外国人
     3.クリニックにおける外国人の精神医療
     4.外国人労働者(永住者)と留学生について
     5.外国人における精神科医療
     6.日本の難民政策と難民認定申請者のメンタルヘルス――制度のはざまで
     おわりに

    第12章 職場と多様な在留資格の外国人就労者[守谷智美]
     1.日本社会における外国人就労者の現状
     2.外国人就労者の受入れ政策と課題
     3.職場における外国人就労者の葛藤
     4.葛藤を越えて――外国人就労者との共生を考える
     5.まとめと今後の課題

    第13章 大学コミュニティにおける多文化共生[加賀美常美代・小松翠]
     はじめに――問題の背景:日本における留学生政策の変遷と現状
     1.多文化共生に向けた教育整備の必要性と文化的多様性の尊重
     2.留学生の抱える悩みはどのようなものか
     3.大学における異文化接触の現状と問題
     4.異文化間交流を妨げる問題と肯定的な異文化間交流のための枠組み
     5.共生をめざすさまざまな取り組み――教育的介入
     6.大学キャンパスにおける共生の実現に向けて

    第14章 海外の日本人駐在家族と移動する子どもたち[岡村郁子]
     はじめに
     1.日本人の海外駐在派遣の変遷
     2.日本人海外駐在員とその家族が抱える問題
     3.帰国した家族の抱える問題
     4.海外赴任者とその家族のために何ができるのか
     5.これからの海外赴任に向けて

    第15章 韓国に移住する家族とその子どもたち[朴エスター]
     はじめに
     1.移住労働者
     2.結婚移民者
     3.移住労働者家庭と国際結婚家庭の子どもたち
     4.学校教育に見る韓国社会の対応と課題
     まとめと今後の課題

     おわりに
     編著者・執筆者紹介
  • 内容紹介

    初版刊行以降、在留外国人の増加、新型コロナウイルスの影響、戦争や災害による避難民の受け入れ、ジェンダーや性的マイノリティへの関心の高まりなど、日本社会を取り巻く状況は大きく変化してきた。これらの変化を受け、本書は「多文化共生」の最新の課題に対し各章の更新・追加をおこなった第2版となる。
    学校・地域・職場・医療・法律・家族・言語・ジェンダーなどの領域から、現場で実践を重ねる専門家が事例をもとに分析し、社会的な不平等や偏見にどう向き合うか、支援のあり方を模索する。マイノリティを一括りにしない複合的な視座や、グローバル社会における多文化主義の現状にも目を向けた、多文化共生を理解し実践するための必読のテキストである。
  • 著者について

    加賀美 常美代 (カガミ トミヨ)
    山梨県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文学博士(心理学)。三重大学専任講師、お茶の水女子大学基幹研究院教授、目白大学心理学部教授を経てお茶の水女子大学名誉教授。お茶の水女子大学附属中学校元校長(2015~2018年度)。異文化間教育学会元理事長(2013~2016年度)、日本学術会議連携会員(24期~25期)、現在、異文化間教育学会理事、多文化間精神医学会評議員。専門は異文化間心理学、コミュニティ心理学、異文化間教育学。
    [主な著書]『異文化間葛藤と教育価値観――日本人教師と留学生の葛藤解決に向けた社会心理学研究』(単著、明石書店、2019年)、『多文化な職場の異文化間コミュニケーション――外国人社員と日本人同僚の葛藤・労働価値観・就労意識』(編著、明石書店、2020年)、『多文化社会の偏見・差別――形成のメカニズムと低減のための教育』(共編著、明石書店、2012年)など。

多文化共生論【第2版】-多様性理解のためのヒントとレッスン の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:加賀美常美代(編著)
発行年月日:2025/08
ISBN-10:4750359696
ISBN-13:9784750359694
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:416ページ
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