旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く [単行本]
    • 旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く [単行本]

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旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く [単行本]
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旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く [単行本]



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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2025/09/06
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旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く の 商品概要

  • 目次

    巻頭グラビア(18頁分)
    はじめに:旅で学ぶ建築、体験を刻むノート

    第1章 フィールドノートのはじめかた
    1|なにを採集するのか?
     ・気になったらなんでも描く
     ・体中のアンテナで瞬間の世界を取り込む
     ・どんな天気でだれと言葉を交わしたか
    2|道具と基本の描き方
     ・お気に入りの道具を揃える
     ・道具の選択
     ・手順のダイジェスト
     ・予測不可能な旅をまるごと記録する
    3|その場で書く、その日のうちに描く
     ・インタラクティブな対話
     ・イラストは現場で描きあげる
     ・書き文字はメモ帳経由で!
    4|なにを描くか、どう描くか?
     ・描くもの、描かないものを取捨選択する
     ・まず絵を描き、文字は隙間に流す
    5|描く以外にも、採集する
     ・10年後も残る臨場感
     ・小さく薄いホンモノを集める
     ・人の声を集めてまちを見る
     ━travelog①
      旅の出会いを筆跡で残す:ボスニア・ヘルツェゴビナ、中国、カザフスタン、台湾
     ━travelog②
      言語が変わればレイアウトも変わる:台湾

    第2章 旅の描き方 ・歩き方
    1|出発:行きのフライト
     ・デイバックとウエストポーチ
     ・チケットとバゲージ用シール
     ・機内でノートを広げたら
     ・見返しにつくる指さし会話集
    2|到着:まず大きく歩く
     ・目的地もルートも決めずに
     ・バザールでは立ち止まる
     ・自分の変化を相対化する
     ・右に曲がるか、左に曲がるか
    3|クローズアップ調査?観察する
     ・ためらわず座り込む
     ・描くから気づくこと
     ・興味がなくても記録する
     ・観劇で異国の日常をあぶりだす
     ━travelog③
      異国の非日常から日常を知る:シリア、台湾
    4|休憩と食
     ・食事は旅の最大の快楽
     ・熱いうちに食べよ!
     ━travelog④
      食は文化と社会を表す:キルギス
    5|移動:車窓と車内を記憶する
     ・描きたい景色を選び取る
     ・寝台車を測る
     ・長距離列車で友だちをつくる
     ・バスが止まるとペンをとる
     ・1日を見開き紙面に収める
     ・振り返ると面白い、おこづかい帳
    6|宿での時間整理する作業
     ・ホテルの部屋を実測する
     ・メモから地図 ・文字を起こす作業
     ・忙しい旅の夜はドライヤー
     ・会議や講演会を記録する
     ・図面はきれいに仕上げたい
     ・間取図のプロセス:方眼なし編
    7|帰国:機内の編集作業
     ・駆け込み仕上げ&貼りモノ作業
     ・旅の終わりのカタルシス。目次づくり
     ・次の旅への伝言
    8|乗継:疾駆するスケッチマラソン
     ・最小限の線で描く
     ・ゴールするまで止まらない
     ・2時間で走り抜ける

    第3章 建築を刻む図法と実測術
    1|図法の選択
     ・平面図か、立面図か:手元の情報次第
     ・立面図か、透視図か:立ち姿を描く
     ・イラストは1点20分が目安
    2|15分で建物を「落とし込む」
     ・間取りや立面を速描きする
     ・ラフな寸法は歩幅と手のひらで
     ・象徴的な間取りが把握できればOK
    3|30分で「描く」
     ・例えば韓屋:同寸の柱間の繰り返し
     ・例えば教会平面:三廊式、五廊式、集中式
     ・立面を丁寧に描く
     ・トレーシングペーパーのグリッドを利用する
    4|90分で実測する
     ・先にスケッチし、次に採寸する
     ・道具は8つ。でも臨機応変に
     ・独りならICレコーダーを
     ・壁は太い単線 ・細い単線で描く
     ・室名と説明符号、赤字のタイミング
     ・ヒアリングも大切
    5|隅から隅まで徹底調査
     ・丸1日あれば小屋裏に入りたい
     ・一期一会の記録
     ・ディテールを蒐集する
    6|描くことで見えてくる
     ・類型化の難しさと楽しさ
     ・民家を知るための宗教的装置
     ━travelog⑤
      7泊10日の建築調査行:アゼルバイジャン

    第4章 ぐっと情報量が増す!編集テクニック
    1|主観地図をつくる
     ・まずはエリアを決める
     ・地図の凡例は厳選して
     ━travelog⑥
      忘れてはならない歴史を刻む:ボスニア・ヘルツェゴビナ
    2|マニア的・貼りモノのトリセツ
     ・スティック糊は必携
     ・厚いままで貼らない
     ・観光パンフから地名をいただく
     ・スタンプは思うように捺せない
     ・「手抜き」としての地図活用
    3|線画・着彩のコツ
     ・一発勝負のペン画の強さ
     ・道具には相性がある
     ・にじむ染料系、にじまない顔料系
     ・着彩はほどほどに……?
     ・現場主義とその限界
     ・べた塗り・陰影・背景
     ・色鉛筆は?パステルは?
    4|レイアウトの楽しみ
     ・基本は「対角線」:要素の重さはバランスよく
    5|旅程を辿る
     ・自分なりの凡例をつくる
     ・国をまたぐ旅程表の書き方
    6|タイトルと表紙のデザイン
     ・名入れは旅の総括と沈思
     ・裏表紙に貼るビールラベル
     ・エピグラフを書く
     ━travelog⑦
      体験を文字にする:イギリス、トルクメニスタン
    7|似顔絵は眉毛から
     ・人の顔を描く、表情をつかむ
     ・コミュニケーションの道具として
    8|吹き出しの使い方
     ・声や表情がよみがえる「ひと言」
     ・ぱっと見でインパクト大
     ・文字を先に書き、あとから囲む
     ━travelog⑧
      トラブルと失敗こそ記録したい:中国

    番外編:旅のあと
     ・旅を反芻する絵地図づくり
     ・ルートを復習しながらA3の紙に描く
     ・更新できるデジタルマップ
     ・フォトブックでシェアする
     ・現地で出会った人に、お礼とともに郵送

    おわりに:フィールドワーカーとして生きる
  • 出版社からのコメント

    31年間で54の国と地域を巡り描かれた3000頁超のノートにみる、図法選択や実測術、速記や時短着彩テクニック、人や食の描き方
  • 内容紹介

    建築体験とは、その地で食べた屋台飯や雑踏の匂い、喧騒、道行く人のふるまいや耳にした会話と不可分だ。31年間で54の国と地域を巡り、「生きた時空間」の中で建築と出会いつづける著者による旅の記録術。3000頁超のノートづくりに裏打ちされた図法選択や聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方。

    図書館選書
    建築体験とは、屋台飯や雑踏の匂い、喧騒、道行く人のふるまいや耳にした会話と不可分だ。54の国と地域を巡り描いた3000頁超のノートにみる、図法選択、聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡邉 義孝(ワタナベ ヨシタカ)
    1966年生まれ。一級建築士、風組・渡邉設計室代表。尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空き家再生・空き家バンク事業を担当。住宅設計、民家再生、文化財調査等の業務のかたわら、主にユーラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続け、訪問国は54ヶ国・地域。2011年に東アジア日式住宅研究会メンバーとして台湾に渡り、以降35回渡航。2019年から台南市観光顧問を務め、台湾ユニット老屋顔とともに講演も行う
  • 著者について

    渡邉 義孝 (ワタナベ ヨシタカ)
    1966年生まれ。一級建築士、風組・渡邉設計室代表。尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空き家再生・空き家バンク事業を担当。住宅設計、民家再生、文化財調査等の業務のかたわら、主にユーラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続け、訪問国は54ヶ国・地域。『中国新聞セレクト』にて連載中。2011年に東アジア日式住宅研究会メンバーとして台湾に渡り、以降35回渡航。スケッチや実測図面をまとめて2019年に中国語版『台湾日式建築紀行』を台湾で出版(時報出版社)。2022年に日本語版『台湾日式建築紀行』(KADOKAWA)を出版。2019年から台南市観光顧問を務め、台湾ユニット老屋顔とともに講演も行う。著書は他に『風をたべた日々~アジア横断旅日記』(1996年/日経BP社)、共著に『セルフビルド 家をつくる自由』(2007年/旅行人)など。

旅の建築フィールドノート術―五感で感じたすべてを描く の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社
著者名:渡邉 義孝(著)
発行年月日:2025/09/10
ISBN-10:4761529377
ISBN-13:9784761529376
判型:A5
発売社名:学芸出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:128ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
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