被爆者・切明千枝子さんとの対話-〈私たちの復興〉をめざして [単行本]
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被爆者・切明千枝子さんとの対話-〈私たちの復興〉をめざして [単行本]

桐谷 多恵子(著・文・その他)


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出版社:彩流社
販売開始日: 2025/08/26
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被爆者・切明千枝子さんとの対話-〈私たちの復興〉をめざして の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    Ⅰ 序論にかえて
    1 被爆者の孫として生まれて
    2 被爆者切明さんとの出会い
    3 戦争を通して人間をやめたくなった経験
    4 眼差しの先
    5 女性の被爆者の証言
    Ⅱ 切明千枝子さんの生い立ち
    1 切明さんの家系─祖父母の家族史
    2 誕生から幼稚園まで
    3 小学校から広島県立広島第二高等女学校まで
    Ⅲ 軍都廣島の軍国少女
    1 軍都廣島
    2 軍都廣島の「軍国少女」
    3 広島と軍隊と戦争
    4 戦前の広島の持つ「加害」性 他
    Ⅳ 切明さんの被爆体験
    1 切明さん自身の被爆体験
    2 後輩の被爆と看護
    3 友達を焼いた日
    4 「お手洗いに行きたい」という懇願
    5 被爆地で生きていく覚悟
    6 原爆症の発症と回復
    Ⅴ 切明さんの戦後
    1  「敗戦」と「棄民」
    2  原爆の惨禍を目に医師を志す
    3  県立女子専門学校にて
    4  「社会」との出会い
    5  「平和」との出会い
    6  「民主主義」との出会い
    7  切明悟さんとの結婚と出産
    8  「東方出版」と教育の改革
    9  本当の平和とは何か
    10 被爆者への差別
    11 近現代広島において女性であることの困難 他
    Ⅵ  被爆体験を語ること
    1  「生き残ってしまった」苦しみ
    2  被爆体験を語り始めた契機
    3  江口保氏との出会いと被爆証言
    4  級友とチームを作って話す
    5  証言行為と自身への影響
    6  証言講話の頻度
    7  病気の発症と被爆証言をめぐる周囲の心配
    8  聞かせて欲しいと言う人の存在
    9  「広島修学旅行」より後の証言活動
    10 切明さんの涙と願い
    11 切明さんの被爆体験講話の構成
    Ⅶ  アメリカによる占領という経験
    1  戦後の占領政策
    2  被爆者と「空白の10年」
    3  戦後の飢えと占領軍の配給
    4  民主主義を広める担い手として
    5  子供の人権―児童図書館での驚き
    6  アメリカの豊かさと憧れ
    7  ABCC(原爆傷害調査委員会)による被爆者調査
    8  オバマ大統領の広島訪問
    9  「アメリカ憎し」と嘆く祖母の涙
    10 アメリカの見事な占領政策
    Ⅷ  広島の「復興」と〈私たちの復興〉
    1 復興とは何か
    2 広島市における都市計画による「復興」
    3 重ならない都市計画による復興と生活者としての復興
    4 切明さんの語る〈私たちの復興〉
    5 被爆者にとっての復興とは何か
    6 切明さんにとって〈私たちの復興〉の意味するもの
    7 あらためて切明さんと対話し、復興の課題を確認する
    Ⅸ  終わりに
    1 どうか書き残してください
    2 「人間が変わる」ということ
    3 平山郁夫「広島生変図」
    4 自衛のための戦争
    5 人間再生の壮絶な闘いの軌跡
    6 被爆三世として
    7 個人の尊厳について
  • 出版社からのコメント

    核廃絶めざし被爆証言を続ける切明千枝子と被爆三世被爆者、被爆地復興史研究者との対話記録。軍都廣島の復興の姿とは何かを問う
  • 内容紹介

    「闇から闇へと消されてなるものか」との思いで、核廃絶めざし被爆証言を続ける95歳の語り部、切明千枝子氏!被爆三世の被爆者、被爆地復興史を研究する著者が、その語り部との対話を通して、広島に生きる個人史を浮かび上がらせ、「軍都廣島」の〈復興〉の姿とは何かを問う異色作!2025年8月、NHKで切明千枝子さんドキュメント放映予定!

    図書館選書
    被爆三世被爆者、被爆地復興史研究者の著者が、核廃絶めざし被爆証言を続ける95歳の語り部、切明千枝子氏との対話を通し、広島に生きる個人史を浮かび上がらせ、「軍都廣島」の〈復興〉の姿とは何かを問う異色作!
  • 著者について

    桐谷 多恵子 (キリヤ タエコ)
    きりや たえこ 多摩大学グローバルスタディーズ学部准教授。専門:日本現代史、広島・長崎の被爆者研究、ならびに被爆地の復興史研究。法政大学国際文化学部卒業。広島市立大学大学院国際学研究科博士前期課程修了。法政大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了、博士(国際文化)。日本学術振興会特別研究員、法政大学大学院で非常勤講師を経て、2010年4月より2016年3月まで広島市立大学・広島平和研究所の専任講師として勤務。2016年4月より2024年3月まで長崎大学・核兵器廃絶研究センター客員研究員。2017年4月より法政大学、東京医療学院大学院、多摩大学にて非常勤講師を経て、2022年4月より多摩大学グローバルスタディーズ学部・専任講師を経て現職。
    博士学位論文:戦後広島・長崎両市の「復興」と被爆者の視点── 1945年~1950年。
    著書に「今日的な課題としての広島・長崎――被爆問題の再検討」所収『国際文化研究への道 共生と連帯を求めて』(熊田 泰章 編、彩流社、2013年)。

被爆者・切明千枝子さんとの対話-〈私たちの復興〉をめざして の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:桐谷 多恵子(著・文・その他)
発行年月日:2025/08/26
ISBN-13:9784779130694
判型:46判
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:202g
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