細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本]
    • 細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009004144266

細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2025/08/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    除菌しすぎていませんか?花粉症や喘息、アトピーなどのアレルギー罹患率はこの半世紀の間に急増し、アレルギーを引き起こす食品や物質も増え続けている。その原因のひとつは、食生活・住環境の過剰な無菌化・人工化による人体の免疫システムの弱体化だ。世界の環境・食品問題に取り組んできた名ジャーナリストが著名な科学者たちに取材を重ね、細菌との共生と生物多様性の保護を訴える!
  • 目次

    序 論
     喘息、枯草熱などの小史
     アレルギー問題
     アレルギー症状の爆発──二〇世紀の謎
     生物多様性が公衆衛生の支柱とならねばならない
     〈自立的科学者〉への賛辞

    第1章 細菌が世界をつくる
     病原菌となる一四〇〇種の微生物
     ビール酵母からワクチンへ
     微生物は生命の起源である
     共生の専門家との出会い
     樹木と牛──微生物はどこにでもいる

    第2章 細菌と人間
     人間の細菌叢
     大腸の細菌部隊
     生命誕生の最初の一〇〇〇日が重要
     微生物遺伝子と第二の脳
     予告された災厄のクロニクル──〈抗生物質の冬〉

    第3章 カレリアのアレルギー研究
     ウィトルウィウス的人体図
     謎と探偵の誕生
     衛生仮説と〈鉄のカーテンの僥倖〉
     比類なき生きた実験場
     〈大いなる加速化時代〉

    第4章 生物多様性仮説
     チョウチョウとアレルギーの関係
     衛生仮説から生物多様性仮説へ
     幼少期の重要性
     微生物は過剰な炎症を予防する
     農場の埃は素晴らしい!

    第5章 〈農場効果〉
     ベルリンの壁崩壊後の〈始動〉
     〈農場効果〉の起源
     農場の子どものマットレスの微生物
     エンドトキシンの不思議な役割
     耐性の習得

    第6章 〈牧場研究〉
     一〇〇〇人の赤ん坊を二〇年間追跡調査する
     異例の研究
     牛小屋のカビの予防効果
     出生前の曝露は予防力を強化する
     後成的効果とは……

    第7章 ヨーロッパの伝統的農場とアーミッシュの恩恵
     多くの効能を有する農場牛乳
     〈コンテチーズを朝昼晩!〉
     腸内細菌叢の決定的役割
     反対運動を引き起こしたパラダイムチェンジ
     行政当局の〈矛盾した指令〉と農産物加工業界からの攻撃
     〈アーミッシュがわれわれに道を指し示す〉
     工業型農場にはいかなる予防体制もない──フッター派との比較
     アーミッシュの埃と糞便はアレルギーを予防する

    第8章 腸管寄生虫の役割
     寄生虫と人間
     寄生虫は免疫システムを調整する
     寄生虫は炎症性疾患を予防する
     寄生虫と腸内細菌の相互作用
     〈政治的に不適切な問題〉
     アフリカにおける寄生虫駆除のリスク

    第9章 生物多様性が新型コロナ感染症から人間を守る
     コロナパンデミックはアフリカでは起きなかった
     寄生虫がコロナ感染症の重症化を予防する
     コロナウイルスの専門家との出会い
     交差免疫、マラリア、腸管寄生虫
     パンデミック製造工場
     希釈効果

    第10章 細菌叢、肥満症、感染症
     肥満症の大流行は環境ファクターが原因である
     腸内細菌叢のアンバランスによる炎症性疾患
     狩猟採集民は非常に豊かな細菌叢を有している
     食品添加物は細菌叢を変質させる
     ビスフェノールAとグリホサート
     抗生物質は集約畜産の動物を太らせる
     何が人間の肥満を引き起こすか
     「肥満症患者は新型コロナ感染症で死亡するリスクが高い」

    第11章 細菌は地球の健康(プラネタリー・ヘルス)に寄与する
     ヨーロッパにおけるユニークな研究計画
     細菌は医薬品に働きかける
     個々人に即したプロビオティックとプレビオティック
     食物繊維の効用と〈的確な栄養摂取〉
     生乳チーズ万歳、発酵食品万歳!
     〈便宜的〉帝王切開の問題性
     牛小屋の埃と鼻スプレー
     コンクリートの遊び場はやめよう!
     森林療法──新たな予防療法
     細菌で市民と政治家を結びつける

    訳者あとがき
    文献注
  • 出版社からのコメント

    花粉症などのアレルギーが急増した原因は食生活・住環境の過剰な無菌化である。微生物との共生・生物多様性の保護を訴える警告の書。
  • 内容紹介

    ぜん息や花粉症、アトピーといったアレルギーの罹患率はこの半世紀の間に急増し、アレルギーを引き起こす食物や物質の種類も増え続けている。その要因は、食生活・住環境の過剰な無菌化・人工化による人体の免疫システムの弱体化である。世界の環境問題に取り組んできた名ジャーナリストが著名な科学者たちに取材を重ね、微生物との共生・生物多様性の保護を訴える警告の書。

    図書館選書
    花粉症やアトピーなどのアレルギーが世界に急増した原因は、食生活・住環境の過剰な無菌化である。微生物との共生・生物多様性の保護を訴える警告の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ロバン,マリー=モニク(ロバン,マリーモニク/Robin,Marie-Monique)
    1960年、フランス・旧ポワトゥー=シャラント地域圏ドゥ=セーブルの農家に生まれる。ドイツ・ザールラント大学とフランス・ストラスブール大学で学び、CAPA通信社を経てフリー・ジャーナリスト。1995年、映画Voleurs d’yeux(眼球泥棒たち)でアルベール・ロンドル賞受賞。2003年、映画Escadrons de la mort,l’´ecole fran〓aise(死の部隊、フランスの軍事演習)でフランス上院年間最優秀政治ドキュメンタリー賞、国際ドキュメンタリー映画祭FIGRA優秀研究賞などを受賞

    杉村 昌昭(スギムラ マサアキ)
    1945年生まれ。龍谷大学名誉教授。フランス文学・現代思想専攻
  • 著者について

    マリー=モニク・ロバン (ロバン マリー モニク)
    マリー=モニク・ロバン(Marie-Monique Robin)
    1960年、フランス・旧ポワトゥー=シャラント地域圏ドゥ=セーブルの農家に生まれる。ドイツ・ザールラント大学とフランス・ストラスブール大学で学び、CAPA通信社を経てフリー・ジャーナリスト。1995年、映画『眼球泥棒たち』でアルベール・ロンドル賞受賞。2003年、映画『死の部隊、フランスの軍事演習』でフランス上院年間最優秀政治ドキュメンタリー賞、国際ドキュメンタリー映画祭FIGRA優秀研究賞などを受賞。2008年、映画『モンサントの不自然な食べもの』が日本を含む世界42か国で劇場公開され、レイチェル・カーソン賞、ドイツ環境メディア賞などを受賞。その書籍版『モンサント──世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』も日本を含む16か国で出版され、ベストセラーとなった(日本語版は戸田清監修、村澤真保呂・上尾真道訳、作品社、2015年)。2011年、自身の映像制作会社M2R filmsを設立。2021年、書籍『なぜ新型ウイルスが、次々と世界を襲うのか?──パンデミックの生態学』(杉村昌昭訳、作品社、2022年)を出版…

    杉村 昌昭 (スギムラ マサアキ)
    杉村 昌昭(スギムラ マサアキ)
    1945年生まれ。龍谷大学名誉教授。フランス文学・現代思想専攻。著書に『資本主義と横断性』(インパクト出版会)、『分裂共生論』(人文書院)、訳書にガタリ『分子革命』『精神と記号』(以上、法政大学出版局)、『三つのエコロジー』(平凡社ライブラリー)、『闘走機械』(松籟社)、『人はなぜ記号に従属するのか』『エコゾフィーとは何か』(以上、青土社)、ガタリ/ドゥルーズ『政治と精神分析』(法政大学出版局)、ガタリ/ネグリ『自由の新たな空間』(世界書院)、ガタリ/ロルニク『ミクロ政治学』(共訳、法政大学出版局)、ドス『ドゥルーズとガタリ』(河出書房新社)、アザン『パリ大全』(以文社)、ジェノスコ『フェリックス・ガタリ』(共訳、法政大学出版局)、ラッツァラート『耐え難き現在に革命を!』(法政大学出版局)、ブランコ『さらば偽造された大統領』(共訳、岩波書店)、『なぜ新型ウィルスが、次々と世界を襲うのか?』(作品社)、チャールズ・W. ミルズ『人種契約』(共訳、法政大学出版局)、モラン『知識・無知・ミステリー』(法政大学出版局)、『戦争から戦争へ』(人文書…

細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:マリー=モニク ロバン(著)/杉村 昌昭(訳)
発行年月日:2025/08/25
ISBN-10:4588762095
ISBN-13:9784588762093
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:284ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Vive les microbes!―Comment les microbiomes prot`egent la sant´e plan´etaire〈Robin,Marie-Monique〉
他の法政大学出版局の書籍を探す

    法政大学出版局 細菌万歳!―細菌たちが地球を守る [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!