刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち [単行本]
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刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち [単行本]

松原 文枝(著・文・その他)


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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2025/08/26
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刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第一章 語り始めた性被害の女性たち
    新聞記事
    佐藤ハルエさんとの出会い
    開拓者ではなかった
    女塾での教え
    敗戦の足音
    ソ連軍に筒抜け
    集団自決の現実
    女性を差し出す
    風呂焚き係と洗浄係
    妹を守るために
    自分の子どもを殺める
    「現地に留まれ」
    引き揚げと誹謗中傷
    故郷を追われる

    第二章 なかったことにはされる
    乙女の碑
    ハルエさんの語ったこと、語らないこと
    月刊誌での告白
    語られた女性たちの本音
    実名を出していいといっていたのに
    地元新聞の記者にも託していた
    箝口令が敷かれた
    連帯する女性たち

    第三章 動き始めた戦後の「次の世代」
    遺族会会長の交代
    満蒙開拓平和記念館
    沈黙の「封印」を解く
    70年間納得できなかった
    性接待の記録
    被害者の家族の思い
    2人に続く女性たち
    父親が「呼び出し係」だった
    過去の責任を負う

    第四章 史実を碑文に刻む
    構想が動き出す
    除幕式での謝罪
    「満洲侵略」を問う
    けん引役は30年来の自民党員
    碑文を建立しての記者会見

    第五章 尊厳の回復
    玲子さんへの謝罪
    孫からの手紙
    尊厳の回復
    ハルエさんの死
    生きとる証拠
    孫の3姉妹
    ハルエさんの磁力
    高校の近現代史の授業
    映画製作へ
    女性たち8人の写真
    ナレーションは大竹しのぶさんに

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    あった歴史を刻むのはなぜ難しいのか、なぜ必要なのか
  • 内容紹介

    神社の境内には柔らかい笑みをたたえた地蔵菩薩がひっそりとたたずみ、ただ「乙女の碑」とだけ書かれていた。
    その建立から数十年、終戦から73年の歳月が経った2018年、いわれを書き記した碑文が建てられた。
    戦時下、国策により満洲後に渡った岐阜県黒川村の黒川開拓団は、日本の敗戦が色濃くなる中、生きて日本に帰るためにと敵であるソ連に助けを求め、その見返りとして18~22歳の女性たちを差し出すことにした。
    身も心も傷を負いながらも、帰国後は差別や偏見にさらされてきたが、女性たちは手を携えて堂々と声を上げ続けた。
    そのいきさつが、四千文字でぎっしり刻まれている。

    次に生まれるその時は 平和の国に産まれたい 
    愛を育て慈しみ 花咲く青春綴りたい

    なぜ「あったこと」は「なかったこと」にされてきたのか。
    歴史に残すことが何を生み出すのか――。
    2018年に放送されたテレビ番組は大きな反響を呼び、2025年夏、映画化決定。
    著者はディレクターとして、映画監督として黒川に足を運び続けた。
    共同体が史実を認め、女性たちが尊厳を回復するまでを描くノンフィクション。

    図書館選書
    岐阜県黒川村から入植した満蒙開拓団で、未婚の女性たちはソ連兵の性の相手を強要された。戦後、口をつぐんできた女性たちの告白、史実を残すために奔走する遺族会会長などを通して、史実を残す意味を考える。
  • 著者について

    松原 文枝 (マツバラ フミエ)
    1966年、青森県生まれ90年東京大学を卒業後、91年テレビ朝日入社。政治部記者などを経て、2012年より「報道ステーション」チーフプロデューサーを務める。現在、イベント戦略担当部長。専修大学特任教授。19年「史実を刻む 語り継ぐ戦争と性暴力」はアメリカ国際フィルム・ビデオ祭でSilver Screen受賞。21~22年制作の「ハマのドン 仁義なき戦い」「ハマのドン 最後の闘い」は放送人グランプリ2022優秀賞などを受賞、23年に映画化。著書に『ハマのドン 横浜カジノ阻止をめぐる闘いの記録』(集英社新書)。

刻印 満蒙開拓団、黒川村の女性たち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:松原 文枝(著・文・その他)
発行年月日:2025/08/26
ISBN-13:9784041163139
判型:46判
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:240ページ
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