モビリティーズ研究のはじめかた-移動する人びとから社会を考える [単行本]
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モビリティーズ研究のはじめかた-移動する人びとから社会を考える [単行本]

伊藤将人(編著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/07/09
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モビリティーズ研究のはじめかた-移動する人びとから社会を考える の 商品概要

  • 目次

    序章 移動(モビリティ)を通して世界を見る[伊藤将人]

    第1部 創る

    第1章 なぜ、移住者は「救世主」となったのか?――白書から読み解く地方移住者への政策的まなざしの変遷[伊藤将人]
     [コラム①]モビリティーズ研究と政策研究をつなぐ
    第2章 共につくるモビリティ――クルマ社会の先にある「再・公共移動化」の可能性[野村実]
     [コラム②]研究者が政策の現場に入ってみて気づいたこと
    第3章 地域活動に参加する学生をめぐるモビリティ――島根県浜田市をフィールドとしたアクションリサーチ[田中輝美]
     [コラム③]学生も交通弱者だ
    第4章 地球環境への配慮による観光移動の改善――フランスの環境都市におけるエスノグラフィー[吉沢直]
     [コラム④]フライトシェイムを飛行機に乗って調査する矛盾

    第2部 暮らす

    第5章 動き続ける地域、移りゆく暮らし――長野県軽井沢町における「モビリティのパラドックス」[鈴木修斗]
     [コラム⑤]「断片的な情報の組み合わせ」から始めるモビリティーズ研究
    第6章 不安定と流動性を生き抜くためのモビリティ――韓国慶尚南道南海郡の若年層の移住者を事例に[金磐石]
     [コラム⑥]コロナ禍のオンライン調査の経験から学んだこと
    第7章 「ここではないどこか」を求めて――移動生活の魅力と葛藤[住吉康大]
     [コラム⑦]日記を読むということ、読まれるということ

    第3部 遊ぶ

    第8章 観光者の「移動中」という実践――東京圏の鉄道におけるモバイル・エスノグラフィーの試み[安ウンビョル]
     [コラム⑧]「移動を追う移動」が感じさせたこと
    第9章 観光行動の「結果」を読み解く――中国における日本人バックパッカーの旅行記を資料とした試み[澁谷和樹]
     [コラム⑨]ビッグデータから観光者を捉える
    第10章 移動の中で結びつき、離れるやり方――ゲストハウスにおける観光者同士の交流から[鍋倉咲希]
     [コラム⑩]モバイルな人びとを待つ
    第11章 セクシュアリティ・モビリティーズ――戦後沖縄にみる性をめぐる移動の批判的検討[小川実紗]
     [コラム⑪]モビリティから歴史を再解釈する

    終章 「モバイルな人びと」に向き合う私たち[執筆者一同]

     索引
  • 内容紹介

    本書は「移動(モビリティーズ)」の視点で現代社会を読み解く実践的入門書。個人の自由に見える移動を、社会的・政治的な力との関係で捉え返すという視点を通して、人々の経験から不平等の構造や社会変動を解き明かし、政策や実践に新たな視座を提示する。
  • 著者について

    伊藤 将人 (イトウ マサト)
    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員・講師。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(博士:社会学)。専門は地域社会学、地域政策学。立命館大学衣笠総合研究機構、武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所、NTT地域循環型ミライ研究所にて客員研究員を務める。
    [主な著書・論文]
    『移動と階級』(単著、講談社、2025)
    『数字とファクトから読み解く 地方移住プロモーション』(単著、学芸出版社、2024)
    「なぜ団塊世代の地方移住は積極的に促進されたのか――国の研究会報告書における移住促進言説の正当化/正統化戦略に着目して」『日本地域政策研究』31(単著論文、2023)

    鍋倉 咲希 (ナベクラ サキ)
    和歌山大学観光学部講師。和歌山大学国際観光学研究センター研究員。立教大学大学院観光学研究科博士課程後期課程修了(博士:観光学)。立教大学観光学部助教などを経て現職。専門は観光社会学、モビリティーズ・スタディーズ。
    [主な著書・論文]
    「『ひと月の県人』に向き合う地域社会――愛媛県JA にしうわ『みかんアルバイター事業』の事例から」『立教大学観光学部紀要』27(単著論文、2025)
    『止まり木としてのゲストハウス――モビリティと時限的つながりの社会学』(単著、晃洋書房、2024)
    「旅先の『相乗り』とコミューン・ツーリズムの両義性――恋愛観察バラエティ『あいのり』に見る旅先の共同性から」『観光が世界をつくる――メディア・身体・リアリティの観光社会学』(分担執筆、明石書店、2023)

    野村 実 (ノムラ ミノル)
    大谷大学社会学部コミュニティデザイン学科講師。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了(博士:社会学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、大谷大学助教などを経て現職。丹波篠山市地域公共交通会議・会長、大山崎町地域公共交通会議・会長、和歌山県地域生活交通確保支援事業・アドバイザーなどを務める。専門は地域交通政策、社会学。
    [主な著書・論文]
    『排除と包摂の福祉社会――障害児者の発達保障に向けて』(共編著、クリエイツかもがわ、2025)
    「地域社会のサステナビリティとまちの姿」『公益事業の再構築』57(分担執筆、関西学院大学出版会、2023)
    『クルマ社会の地域公共交通――多様なアクターの参画によるモビリティ確保の方策』(単著、晃洋書房、2019)

    吉沢 直 (ヨシザワ ナオ)
    北海道大学大学院国際広報メディア観光学院講師。筑波大学大学院生命環境科学研究科後期博士課程修了(博士:理学)。グルノーブルアルプ大学高山地理都市計画学部にてフランス政府奨学生として第2修士(観光学)を取得。専門は観光地理、山岳ツーリズム、ツーリズムのエコな形態へのトランジション。
    [主な著書・論文]
    Off-piste skiing demand patterns and climate change adaptation pathways in La Grave, France. Mountain Research and Development, 45(2).(共同執筆、2025)
    「長野県白馬村のスキーリゾートにおけるホスト化した外国人の役割――リゾート発展プロセスにおけるアクターの変遷に着目して」『地理学評論』95(1)(単著論文、2022)
    「フランスにおけるスキー観光の現代的特性――日本のスキー観光の持続的発展に向けた比較考察」『地理空間』14(2)(共同執筆、2021)

    金 磐石 (キム バンソク)
    東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程在学(社会学)。ソウル大学大学院社会学科修士課程修了(修士:社会学)、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(修士:社会学)。専門は地域社会学、文化社会学、モビリティーズ・スタディーズ。
    [主な著書・論文]
    「モビリティの中で場所を捉え直す――農村に移住した若者のモビリティ実践と場所への帰属」『ソシオロゴス』48(単著論文、2024)

    鈴木 修斗 (スズキ シュウト)
    東海大学教養学部人間環境学科特任助教。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程修了(博士:理学)。専門は人文地理学(観光地理学、環境地理学)。
    [主な著書・論文]
    「軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住」『地理学評論 Series. A』96(1)(単著論文〈学術賞 若手奨励部門受賞〉、2023)
    「近代期の福島県における海外移民送出の展開と帰国後の動向――安達郡石井村のフィリピン移民を事例として」『歴史地理学』60(2)(単著論文〈学術賞 研究奨励賞受賞〉、2018)

モビリティーズ研究のはじめかた-移動する人びとから社会を考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:伊藤将人(編著)
発行年月日:2025/07
ISBN-10:4750359688
ISBN-13:9784750359687
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:208ページ
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