ベンヤミンの映画俳優論―複製芸術論文を読み直す(クリティーク社会学) [全集叢書]
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ベンヤミンの映画俳優論―複製芸術論文を読み直す(クリティーク社会学) [全集叢書]
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2025/08/09
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ベンヤミンの映画俳優論―複製芸術論文を読み直す(クリティーク社会学) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヴァルター・ベンヤミンが一九三六年に発表した「複製技術時代の芸術作品」は、映画研究・メディア研究の基本文献であるだけでなく、現代社会を論じる上での古典的論文であり続けている。しかし、この論文の可能性の中心ともいえるものが、ほとんど忘れられているのではないか。それは、三九年に出た改訂版では大幅に削除されていた映画俳優論である。執筆当時の政治状況やメディア環境にこの論文を置き直し、ベンヤミン自身の「ラジオ俳優」としての実体験もたどりながら、その可能性とは何かを読み解いていく。
  • 目次



    第1章 人民戦線に抵抗するベンヤミン
     1 人民戦線、あるいは文化政策の「アウラ」性
     2 社会主義リアリズムと民衆出演の映画
     3 商品としての言説とベンヤミンの戦術

    第2章 テクストとしての複製芸術論文
     1 実験としての非アウラ的文体
     2 政治的文書としての「複製芸術論文」
     3 「アウラの凋落」と「第二の技術」――第一セクションの読解

    第3章 複製芸術論文における「映画俳優論」の可能性
     1 視覚的無意識と自由な活動領域――第三セクションの読解
     2 映画俳優とスポーツ選手の「テスト」可能性――第二セクションの読解(1)
     3 アウラなき映画俳優の身振り――第二セクションの読解(2)

    補論 一九三九年版における「映画俳優論」の削除

    第4章 ラジオ・パーソナリティとしてのベンヤミン
     1 ワイマール期のドイツラジオ
     2 「青年の時間」の四つのジャンル
     3 「物語」を語るベンヤミン
     4 口語文化とテクノロジー
     5 聴取者参加型劇場としてのラジオ

     文 献
     解 説――危機の時代に、アウラを爆砕すること……………吉見俊哉

     あとがき
  • 出版社からのコメント

    ヴァルター・ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」の可能性の中心は、映画観客論でも監督論でもなく「映画俳優論」だった。
  • 内容紹介

    ヴァルター・ベンヤミンが一九三六年に発表した「複製技術時代の芸術作品」。その可能性の中心が、三年後の改訂版から大幅に削除されていた。それは、映画観客論でも監督論でもなく、カメラを前にテストされ、演技する「映画俳優」の可能性をめぐるものだった。一九三〇年代の時代状況のただ中に論文を置き直し、読み直す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷 正人(ハセ マサト)
    1959年生まれ。早稲田大学文学学術院教授
  • 著者について

    長谷 正人 (ハセ マサト)
    長谷正人(はせ・まさと)
    1959年生まれ.早稲田大学文学学術院教授.著書に『悪循環の現象学――「行為の意図せざる結果」をめぐって』(ハーベスト社,1991年),『映像という神秘と快楽――“世界”と触れ合うためのレッスン』(以文社,2000年),『映画というテクノロジー経験』(青弓社,2010年),『敗者たちの想像力――脚本家 山田太一』(岩波書店,2012年),『ヴァナキュラー・モダニズムとしての映像文化』(東京大学出版会,2017年)など.編訳書として『映像が動き出すとき――写真・映画・アニメーションのアルケオロジー』(トム・ガニング著,みすず書房,2021年).

ベンヤミンの映画俳優論―複製芸術論文を読み直す(クリティーク社会学) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:長谷 正人(著)
発行年月日:2025/08/07
ISBN-10:4000271792
ISBN-13:9784000271790
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:184ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:228g
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