テクスト構築の史料学―日本近代思想史の方法を問う [単行本]
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テクスト構築の史料学―日本近代思想史の方法を問う [単行本]
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テクスト構築の史料学―日本近代思想史の方法を問う [単行本]



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出版社:吉川弘文館
販売開始日: 2025/10/01
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テクスト構築の史料学―日本近代思想史の方法を問う の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    史料の読解だけでは掴めない思想の文脈をいかに探り出すか。陸羯南・鈴木虎雄らの資料群に整理を加え、書簡・日記・雑誌・書物の伝来と構造やテクストの構築過程を提示。私文書を対象に思想史研究の方法を探求する。
  • 目次

     序章 思想史テクスト構築のための規準と技法―史料学は思想史研究の方法たりうるか―
      はじめに
      一 史料と資料、歴史資料
      二 所在情報からテクストの構築・解釈まで
      三 思想史の方法としての史料学
      おわりに

    第一部 資料群の整理及びその伝来と構造
     第一章 最上家所蔵「陸・最上家関係資料」の整理―「陸羯南関係史料」の特定作業―
      はじめに
      一 第一次調査の実施と伝来の聴取
      二 第一次調査資料の構造及び目録の記述内容
      三 資料群としての特徴と注目される史料
      四 第二次調査の実施と資料群としての全体構造
      五 「陸羯南関係史料」の問題点
      六 注目される新出史料
      七 陸幾子と平野千恵子
      おわりに

     第二章 「鈴木虎雄関係史料」の整理―追加整理の書簡史料を含む伝来と構造―
      はじめに
      一 「鈴木虎雄関係史料」の整理作業
      二 資料群の全体像
      三 「陸翁書簡」の内容
      四 「鈴木虎雄関係史料(長善館鈴木家旧蔵分)」の伝来
      五 原状と整理の経過
      六 資料群の概要
      おわりに

     第三章 「長善館史料館所蔵資料」の整理とその伝来・構造
      はじめに
      一 資料整理の実施と全体の性格
      二 整理資料の全体像
      三 所蔵資料の伝来
      おわりに
     
     第四章 「蘇峰会所蔵資料」の整理とその伝来・構造
      はじめに
      一 構造と伝来の特質
      二 書簡集と伝記の原稿
      おわりに

    第二部 書簡史料の批判と解釈
     第一章 最上家所蔵「陸羯南宛高橋健三書簡」―テクスト構築と対外硬運動期の内容分析―
      はじめに
      一 全集・言行録との比較
      二 テクスト整備の手順
      三 対外硬運動における高橋健三と陸羯南
      おわりに

     第二章 小田原市立中央図書館所蔵「高橋健三宛陸羯南書簡」―テクストの構築と「陸‐高橋往復書簡」の復元作業―
      はじめに
      一 作成年代の特定
      二 記述内容の検討
      おわりに

     第三章 妻花圃との往復書簡にみる三宅雪嶺の洋行
      はじめに
      一 「意の向ふまゝ遠遊」―南アフリカ航路も検討―
      二 「トーさまはセイヨウよ」― 往復書簡(一)―
      三 西洋は「概ね予想の通り又は一、二割劣り居候」― 往復書簡(二)―
      おわりに

    第三部 日記史料の批判と解釈
     第一章 日記でよむ長善館
      はじめに
      一 嘉永七年から明治三年まで
      二 明治四年から同十四年まで
      三 明治十五年から同二十年まで
      四 明治二十一年から同二十五年まで
      五 明治二十六年から同二十九年まで
      おわりに ―明治三十年から同四十五年まで―

     第二章 鈴木鹿之介日記にみる明治東京の書生社会
      はじめに―「実にすさまじき書生の流行」―
      一 鈴木鹿之介とその日記
      二 上京して攻玉社に入門する
      三 鹿之介の書生生活
      四 東京大学文学部撰科で哲学の専修を目指す
      おわりに―鈴木鹿之介在京日記の世界―

     第三章 「萬象録」にみる高橋箒庵の政治社会思想
      はじめに―「成功」した実業家 ―
      一 政治家との交際
      二 三つの根拠地
      三 総選挙出馬を模索する
      四 「改造」の社会を生きる
      おわりに ―「萬象録」の史料的価値 ―

    第四部 雑誌・書物テクストの批判と解釈
     第一章 近代思想史研究における雑誌メディア
      はじめに
      一 近代日本における雑誌メディアの変遷
      二 雑誌メディアに思想を問う
      三 雑誌記者・三宅雪嶺
      おわりに

     第二章 明六社と『明六雑誌』
      はじめに
      一 「同志集会」の経緯
      二 官員としての処世
      三 『明六雑誌』の書誌学的検討
      四 文明開化の言論空間
      おわりに

     第三章 徳富蘇峰と『家庭雑誌』―「第二の維新」と家庭の「平民的改革」―
      はじめに
      一 『家庭雑誌』の創刊―時期区分―
      二 家庭の「平民的改革」―女性の「職分」と家庭像―
      三 「清少納言、紫式部」ではない女性たち―『家庭雑誌』における女性像―
      おわりに ―『家庭雑誌』の終焉―

     第四章 三宅雪嶺による『王陽明』の訂正増補
      はじめに
      一 『王陽明』の構成と訂正増補箇所
      二 「例言」の新設
      三 訂正増補の内容
      おわりに

    初出及び執筆分担一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    史料読解だけでは掴めない思想の文脈をいかに探り出すか。陸羯南らの資料群、書簡・日記・雑誌などを対象に思想探究の方法を提示。
  • 内容紹介

    思想史研究は史料といかに向き合うべきか。テクストの内容読解だけでは掴めない思想の文脈を、史料学の実践のなかに見出す試み。整理にあたった陸羯南・徳富蘇峰・鈴木虎雄らの関連資料群の伝来と構造の解明に加え、書簡・日記・雑誌・書物などからテクスト構築の実践的課題に挑む。大量に残存する近代史料を対象に、思想探究の方法を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中野目 徹(ナカノメ トオル)
    1960年福島県に生まれる。現在、筑波大学人文社会系教授

    田中 友香理(タナカ ユカリ)
    1987年福岡県に生まれる。現在、筑波大学人文社会系助教
  • 著者について

    中野目 徹 (ナカノメ トオル)
    1960年、福島県生まれ。1983年、筑波大学人文学類卒業。1986年、筑波大学大学院博士課程中退。国立公文書館公文書研究職を経て、現在、筑波大学人文社会系教授・博士(文学) ※2020年5月現在
    【主要編著書】『政教社の研究』(思文閣出版、1993年)、『近代史料学の射程』(弘文堂、2000年)、『明治の青年とナショナリズム』(吉川弘文館、2014年)、『三宅雪嶺』(吉川弘文館、2019年)

テクスト構築の史料学―日本近代思想史の方法を問う の商品スペック

商品仕様
出版社名:吉川弘文館
著者名:中野目 徹(著)/田中 友香理(著)
発行年月日:2025/10/01
ISBN-10:4642039422
ISBN-13:9784642039420
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:342ページ
縦:22cm
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