自発的関係社会のゲーム理論 [単行本]
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自発的関係社会のゲーム理論 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/08/30
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自発的関係社会のゲーム理論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、各自が誰と社会・経済関係を持つかや、その継続と解消を自由に選べるときに、社会全体で生まれる行動様式とその背後のロジックを解明する。特に、2人ずつで自発的継続繰り返し囚人のジレンマ(VSRPD)をプレイする社会に着目し、関係が解消された後では次の相手には過去の行動履歴が伝わらないという情報構造を仮定した「VSRPD社会のゲーム」で、短期的にはメリットのない協力行動が実現するナッシュ均衡とその進化的安定性を分析する。本書が、現代ひいては将来の経済社会への提言を生み出す分析の端緒となることが期待される。
  • 目次

    第1章 はじめに
     1.1 問題意識
     1.2 自発的関係社会のゲーム
     1.3 既存の社会モデルとの比較
     1.4 本書の構成

    第2章 ゲーム理論入門:囚人のジレンマを中心に
     2.1 囚人のジレンマ
     2.2 合理的プレイヤーとナッシュ均衡の考え方
     2.3 ゲームとナッシュ均衡の定義
     2.4 混合戦略とゲームの混合拡大
     2.5 展開形ゲームとナッシュ均衡の問題点
     2.6 部分ゲーム完全均衡
     2.7 無限回繰り返し囚人のジレンマ
     2.8 補論

    第3章 進化ゲーム理論入門
     3.1 自発的関係社会のゲームとその均衡の考え方
     3.2 進化ゲームモデル
     3.3 進化的安定戦略
     3.4 中立的安定戦略
     3.5 繰り返し囚人のジレンマにおける進化的に安定な戦略∗
     3.6 補論:動学的安定性

    第4章 自発的継続繰り返し囚人のジレンマ社会
     4.1 自発的関係社会のゲームの枠組み
     4.2 自発的継続繰り返し囚人のジレンマ(VSRPD)とVSRPD 社会のゲームの定式化
     4.3 戦略
     4.4 期待平均利得
     4.5 ナッシュ均衡の定義と予備的分析

    第5章 信頼構築均衡
     5.1 信頼構築戦略と信頼構築均衡
     5.2 信頼構築均衡の進化的安定性∗
     5.3 信頼構築均衡の特徴と現実妥当性
     5.4 補論:協力行動のインセンティブとしての「失業」

    第6章 対立的な2戦略が共存する均衡
     6.1 はじめに
     6.2 戦略と期待平均利得
     6.3 対立的な2 戦略からなるナッシュ均衡
     6.4 c0-d0 均衡の局所的内部安定性
     6.5 信頼構築均衡との期待利得の比較∗

    第7章 寛容均衡
     7.1 はじめに
     7.2 寛容戦略
     7.3 寛容均衡
     7.4 寛容均衡群の進化的安定性に関する問題∗
     7.5 おわりに

    第8章 VSRPD とコミュニケーション
     8.1 はじめに
     8.2 プレイヤー間のコミュニケーション
     8.3 コミュニケーションを伴うVSRPD 社会モデル
     8.4 人間社会の進化動学
     8.5 M-VSRPD におけるσN d0c0 戦略から始まる不均衡経路
     8.6 おわりに
     8.7 補論:M-VSRPD における各戦略の期待平均利得∗

    参考文献
    おわりに
    索引
    (∗ がついた節は理論的に高度な内容を含むものである。) 
  • 内容紹介

    異なる世代のプレイヤーの人生が重なり合い同じ相手と対峙する期間も戦略的・確率的に決まるという新しい進化ゲームのモデルを構築。

    社会を構成する様々な関係が自発的関係であり、誰と関係を持つのか、どんな状況ならそれを継続しどんな時には解消するのかを各自が自由に選べるゲームから、どのような行動様式が安定になるのか、特に短期的にはメリットのない行動は可能であるか、可能ならばそれはどのようなロジックに基づくのか、ゲーム理論から解決策を考える。

    【神取道宏先生推薦】
    「長期的関係を結べば、利己的な個人も協調できる」という、ゲーム理論が与えた重要な知見を、関係の解消や新たな関係構築のダイナミクスを含んだ形で一般化した、日本人研究者の手になる世界に誇るべき金字塔である。
    ――神取道宏(東京大学特別教授・『ミクロ経済学の力』著者)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    奥野(藤原) 正寛(オクノ(フジワラ) マサヒロ)
    東京生まれ。1969年東京大学経済学部卒業。1974年スタンフォード大学経済大学院Ph.D.取得。現在東京大学名誉教授・公益財団法人アジア福祉教育財団理事長。ミクロ経済学・ゲーム理論・公共経済学を専攻

    グレーヴァ 香子(グレーヴァ タカコ)
    横浜生まれ。1986年慶應義塾大学経済学部首席卒業。1995年スタンフォード大学経営大学院Ph.D.取得。現在慶應義塾大学経済学部教授。ゲーム理論・ミクロ経済学を専攻

自発的関係社会のゲーム理論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:奥野 正寛(著)/グレーヴァ 香子(著)
発行年月日:2025/08/20
ISBN-10:432650515X
ISBN-13:9784326505159
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:22cm
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