ふゆみずたんぼを巡る旅-生きものにぎわう田んぼの世界 [単行本]
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ふゆみずたんぼを巡る旅-生きものにぎわう田んぼの世界 [単行本]

岩渕 成紀(著・文・その他)


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出版社:農山漁村文化協会
販売開始日: 2025/09/10
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ふゆみずたんぼを巡る旅-生きものにぎわう田んぼの世界 の 商品概要

  • 目次

    序章 「ふゆみずたんぼ」へ旅立つ前に

    1 「ふゆみずたんぼ」とは何か
    2 「ふゆみずたんぼ」命名の由来  
    3 本書の構成

    1章 鳥類と「ふゆみずたんぼ」

    1 雁の塒(ルビ:ねぐら)となった「ふゆみずたんぼ」
    2 トキと「ふゆみずたんぼ」
    3 コウノトリ野生復帰と「ふゆみずたんぼ」
    4 「なつみずたんぼ」とシギ・チドリの渡り

    2章 「トロトロ層」とイトミミズ 

    1 名蔵アンパルの土吹虫(ルビ:ズーフムシ)
    2 最北の「ふゆみずたんぼ」
    3 「夢の谷」の糸蚯蚓(イトミミズ)神社
    4 イトミミズがつくる泥の世界

    3章 水草の多様性と「ふゆみずたんぼ」

    1 宮城県加美町・長沼太一さんの田んぼの水生植物
     2 伊豆沼・内沼の「ふゆみずたんぼ」とミズアオイ
    3 舘野かえる農場の「ふゆくさたんぼ」
    4 庄内の哲学者、佐藤秀雄さんの「ふゆみずたんぼ」

    4章 生物多様性管理と「ふゆみずたんぼ」

    1 Y・Iの木とアシナガグモ
    2 プランクトンと「ふゆみずたんぼ」
    3 光合成細菌と「ゆきみずたんぼ」
    4 田んぼの侵略者は誰か? 

     

    5章 農書にみる「ふゆみずたんぼ」の持続可能性

    1 会津農書と「ふゆみずたんぼ」
    2 蕪村の見た「ふゆみずたんぼ」
    3 伊達吉村の絵巻物と「ふゆみずたんぼ」
    4 「ふゆみずたんぼ」の系譜と未来

    6章 「ふゆみずたんぼ」から見る農村の未来

    1 山に木を植えた大潟村の百姓  
    2 400年続く千框の棚田
    3 三方五湖の「環境用水」
    4 広渕沼と北村の風致を考える

    7章 東日本大震災からの田んぼの復興

    1 気仙沼市大谷地区の学校田んぼ
     2 塩竃市寒風沢島の田んぼ
     3 南三陸町志津川熊田地区の田んぼ
    4 陸前高田市と石巻市渡波の復興
     
    8章 環境教育と「ふゆみずたんぼ」 

    1 「原体験」と「ふゆみずたんぼ」
    2 すぎやま農場と「ふゆみずたんぼ」

    9章 国際条約と「ふゆみずたんぼ」

    1 国際条約のリーフレットとポスターと「ふゆみずたんぼ」
    2 世界農業遺産と「ふゆみずたんぼ」
  • 出版社からのコメント

    冬の間、水を溜めたままにした田んぼは生物多様性が高まり、化学肥料や農薬に頼らない稲作が可能になる。全国の現場を訪ねる。
  • 内容紹介

    稲刈り後の田んぼに水を入れ、冬の間も湛水しておく、あるいは湿地状態にしていくことを冬期湛水水田という。著者らは冬期湛水水田を「ふゆみずたんぼ」と呼びならわし、全国で普及・啓発に努めてきた。「ふゆみずたんぼ」は稀少な動植物の住みかとなり、代替湿地として渡り鳥の中継地となるなど、生物多様性の観点からも注目されている。さらに、「ふゆみずたんぼ」ではイトミミズによってトロトロ層が形成されることで、化学肥料や農薬に頼らない稲作が可能になることがわかってきた。
    本書は宮城県を拠点に「ふゆみずたんぼ」での生きもの調査に取り組んできた著者が、全国の実践者を訪ね、多様な取り組みを聞き取った記録である。東日本大震災からの水田の復興における「ふゆみずたんぼ」の活用や、生物多様性や渡り鳥の保護になかかわる国際条約において、水田の価値を位置づけるなど、著者自身の取り組みも詳しく紹介されている。

    図書館選書
    冬の間、田んぼに水を溜めたままにする「ふゆみずたんぼ」は生物多様性を高め、化学肥料や農薬に頼らない稲作を可能にする。長年、田んぼの生きもの調査に取り組む著者が全国を訪ね、個性的な実践とその成果を描く。
  • 著者について

    岩渕 成紀 (イワブチ シゲキ)
    岩渕成紀(いわぶち・しげき)
    NPO法人「田んぼ」特別顧問(元理事長)。宮城教育大学教育学部卒。小中学校教諭を経て、1990年兵庫教育大学生物学科修士課程修了。仙台市科学館学芸員、宮城教育大学環境教育実践センター客員教官、2002年より宮城県立田尻高等学校教諭、2006年退職して、NPO法人田んぼ設立、後現職。
    田んぼの生きもの全種リストプロジェクト幹事、日本雁を保護する会幹事、NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ理事、民間稲作研究所理事、NPO法人メダカのがっこう顧問、首都圏生協連合(パルシステム)顧問などを歴任。
    ■主な著作
    『ふるさとを感じるあそび事典』(共著、山田卓三編、農文協)、『ポケット版 田んぼの生きもの図鑑・動物編』(編著、農文協)、『田んぼの生きものおもしろ図鑑』(共著、湊秋作編、農文協)、『自然を捨てた日本人 破壊と保全・復興の谷間で』(共著、北原貞輔・ 石井薫編、東海大学出版会)、『地域と環境が蘇る 水田再生』(共著、鷲谷いづみ編著、家の光協会) 

ふゆみずたんぼを巡る旅-生きものにぎわう田んぼの世界 の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:岩渕 成紀(著・文・その他)
発行年月日:2025/09/10
ISBN-13:9784540222061
判型:46判
発売社名:農山漁村文化協会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:19cm
横:13cm
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