すべては量子力学のせい-「世界一成功した理論」についての傍若無人なガイド [単行本]
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すべては量子力学のせい-「世界一成功した理論」についての傍若無人なガイド [単行本]

ジェレミー・ハリス(著・文・その他)広林 茂(翻訳)


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出版社:草思社
販売開始日: 2025/08/22
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すべては量子力学のせい-「世界一成功した理論」についての傍若無人なガイド の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    量子力学は一体何を意味しているのか
    太古の人間は世界をどう見ていたか
    一神教が世界観の土台だったころ
    一神教から無神論へ
    ニュートン的世界観の崩壊前夜のこと
    ニュートン物理学に生じたほころび
    量子力学1.0の誕生と新しい謎

    第1章 量子力学には穴がある
    すべては奇妙な実験結果から始まった
    古典物理学に小さな穴を開ける
    量子力学の知られたくない小さな秘密
    電子を紹介しよう
    量子力学で唯一奇妙なこと
    ケットを使って物語を語る
    量子ゾンビネコ
    ボーアの「収束」というアイディア
    アインシュタインの見解
    量子力学は意識に関係ある?
    マルチバース(多元並行宇宙)
    量子力学について、ここまでの話のまとめ

    第2章 意識による収束と霊魂の物理学
    ボーアの説明じゃ納得できない
    物理学に意識は重要か?
    物質に意識はあるか?

    第3章 宇宙と一体化した意識?
    量子神秘主義というものの正体
    量子神秘主義による収束の解釈
    意識の集合体という考え方
    火星のゾンビネコ
    火星のゾンビから普遍意識へ  92
    世界は意識の中にある?
    ニューエイジの聖典を解読する
    量子神秘主義に冷水を浴びせる
    意識による収束:大きな世界観

    第4章 意識による宇宙創造?
    物理理論を世界観の根拠にしたら
    ゴスワミ理論におけるゾンビネコ
    ゴスワミ理論におけるビッグバン
    ゴスワミ理論における細胞の誕生
    ゴスワミ理論における一神教
    ゴスワミ理論における自由意志
    ゴスワミ理論における法的責任能力
    ゴスワミ理論におけるヴィーガン

    第5章 意識が関わらない収束理論
    もっと科学っぽい物理理論を!
    “そういうものだから”収束
    大きいものほど収束しやすい
    “そういうものだから”収束の検証
    “そういうものだから”収束のまとめ
    自由意志と法
    量子世界の自由意志
    これは法的助言ではない
    犯罪者の処罰は物理学に反する?
    「帰結主義」ならなんとかなりそう
    さらに過激で直感に反する理論

    第6章 量子マルチバース
    物理学にも「政治」はある
    科学的コンセンサスのつくりかた
    エヴェレットのアイディア
    マルチバースは想定外に大きい
    ボーアの政治力で潰された!

    第7章 マルチバース的歴史観
    歴史の「もしも」と量子力学
    マルチバース的歴史観概説
    生命の誕生の可能性は低かった?
    確率の低いことでも必ず起きる?
    宇宙人を見かけない理由も説明?
    マルチバースにおける信仰
    量子自殺
    量子不死仮説
    見て、母さん! 僕は死なないよ!
    「量子不死」を極限まで突き詰めると
    この解釈の何が問題か

    第8章 量子力学は法を崩壊させる
    法とアイデンティティ
    それは自分か、自分ではないか
    アイデンティティの危機
    これも法的助言ではない
    えっ、また自由意志の話?
    「マンデラ効果」はマルチバースのせい?
    マルチバースの分岐間移動は可能?
    もっと “ふつう”の理論はないの?

    第9章 隠れた変数と政治的圧力
    アインシュタインが嫌った量子力学
    もっと深く進まなければ
    左翼がかった物理学
    十分にレーニン主義的でない理論

    第10章 ボームの量子力学
    ボームの考えとはどんなものか
    決定論は運命(論)ではない
    ボーム理論の問題点  249
    ニューエイジ派じゃないよね?
    常識的世界観の土台はもろい

    第11章 意識の未来
    物理学は社会の基礎なのだ
    人間レベルのAIの実現に向かって
    汎用人工知能の時代
    なぜ意識が重要か
    赤ちゃんを動物のように扱わない理由
    物理学の進歩に締め切りが課された
    答えは簡単には見つからない
    ボーアのようになってはいけない

    謝辞
  • 内容紹介

    あなたの人生に、量子力学はどういう意味を持っているか?

    自由意志から死や意識、社会制度の基盤まで、
    実はあらゆることに関係するはずの量子力学の
    「意味」に関する大論争を解説!

    宗教のように、量子力学には論争が付き物だ。量子力学はすごく大きな成功を収めた理論だけど、宇宙の仕組みを量子力学が厳密にはどう言っているかについて、物理学者たちが文字どおり怒鳴り合いをしているのを僕は見たことがある。量子力学が無限個の並行宇宙を表していると言う人もいれば、“意識”が物理法則の中で特別な役割を果たすと言う人もいる。さらには、将来があらかじめ決まっている宇宙、つまり、僕らの運命がビッグバンの瞬間から封印されていて変えられない宇宙を表していると言う人もいる。――本文より

    ◆正しいのに意味不明な理論?
    量子力学が正しいことはわかっている。
    でも、それが何を意味しているのかについて、
    物理学者の意見はまったく一致していない。例えば……

    ◎私たちの住む宇宙が無限とも思える並行宇宙でできているという説
    ◎起こることがすべて――私たちが何を考え、何をするかも含めて――あらかじめ決められているという説
    ◎私たちの意識が量子力学的過程に影響を与えているという説

    これらの相容れない主張がそれぞれ存在しているといった具合。
    実は、これらの説のどれが(あるいは別の説が)正しいか次第で、
    「私たちに自由意志はあるか」といった問いへの答えも変わり
    ひいては法律などの社会制度の根底をなす世界観も覆りかねない――。
    難しい数式は一切ナシで、量子力学の奇妙さ、面白さを伝え、
    私たちがこの世界について考える際に量子力学が
    なぜ重要なのかをわかりやすく教える一冊。

    <目次より>
    はじめに
    第1章 量子力学には穴がある
    第2章 意識による収束と霊魂の物理学
    第3章 宇宙と一体化した意識?
    第4章 意識による宇宙創造?
    第5章 意識が関わらない収束理論
    第6章 量子マルチバース
    第7章 マルチバース的歴史観
    第8章 量子力学は法を崩壊させる
    第9章 隠れた変数と政治的圧力
    第10章 ボームの量子力学
    第11章 意識の未来
    謝辞
  • 著者について

    ジェレミー・ハリス (ジェレミー ハリス)
    ジェレミー・ハリス
    物理学者から転じて、シリコンバレーのAI関連の起業家となる。量子力学に関する研究は多くの物理学専門誌に掲載され、最初に設立したSharpestMinds(シャーペストマインズ)社はAIに関する技術指導において世界最大の取引規模を誇り、学生たちにその分野の職を得るまで無償で学びを提供している。また、その後、AIの安全性に関するサービスを提供するGladstone AI(グラッドストーン AI)社を共同で設立した。今も、カナダ、米国、英国の閣僚及び安全保障関連官僚にAIのリスク関連の問題に関して情報提供を行い、また、『Toward Data Science(データサイエンスに向かって)』という公式ポッドキャストを主宰するなど、多方面で活躍している。ポッドキャストで配信されるAI、機械学習、人類の未来に焦点を当てた番組は月間2000万回以上再生されている。

    広林 茂 (ヒロバヤシ シゲル)
    広林 茂
    東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。米国ブルックヘブン国立研究所研究員として高エネルギー重イオン衝突反応について研究。帰国後、転じて会社員となり、現在はIT系企業の役員を務めるかたわら、翻訳にも取り組む。技術系の実務翻訳を主としてきたが、最近は幅広い分野に活動の場を広げている。訳書に『FBI WAY 世界最強の仕事術』(2022年、あさ出版)、『みのまわりの ありとあらゆるしくみ図解』(共訳、2024年、東京書籍)がある。

すべては量子力学のせい-「世界一成功した理論」についての傍若無人なガイド の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:ジェレミー・ハリス(著・文・その他)/広林 茂(翻訳)
発行年月日:2025/08/22
ISBN-13:9784794227911
判型:46判
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:物理学
言語:日本語
ページ数:288ページ
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