滅亡するかもしれない人類のための倫理学 長期主義・トランスヒューマン・宇宙進出(講談社選書メチエ) [全集叢書]
    • 滅亡するかもしれない人類のための倫理学 長期主義・トランスヒューマン・宇宙進出(講談社選書メチエ) [全集叢書]

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滅亡するかもしれない人類のための倫理学 長期主義・トランスヒューマン・宇宙進出(講談社選書メチエ) [全集叢書]

稲葉 振一郎(著・文・その他)


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出版社:講談社
販売開始日: 2025/09/11
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滅亡するかもしれない人類のための倫理学 長期主義・トランスヒューマン・宇宙進出(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 目次

    はじめに
    1 『風の谷のナウシカ』と考える超未来
    2 長期主義とは何か?

    第1章 最大多数の最大幸福
    1 長期主義はどこからやってきたのか? ピーター・シンガーと功利主義の革新
    2 未来のための行いが未来のためになるとは限らない デレク・パーフィットと世代間倫理

    第2章 人類が滅びる可能性
    1 ニック・ボストロムと存亡リスク
    2 カタストロフ保険はあり得るか?
    3 ポストヒューマン時代

    第3章 未来への対立軸
    1 道徳哲学における長期主義
    2 加速主義とテクノ・リバタリアン
    3 これは新しい優生学か

    第4章 動物たちの未来と反出生主義
    1 不自由なものは生まれてこないほうがよかったか
    2 動物・AI・人造人間の尊厳

    第5章 倫理は常識に合致するか
    1 功利主義と不平等
    2 「いとわしい結論」
    3 未来のために現在を犠牲にするべきか

    第6章 あなたが存在する世界と非同一性問題
    1 枝分かれする世界線
    2 道徳か、人生の意味か?
    3 不死は悪か

    第7章 シングルトンの困難
    1 ノーマル・アクシデント
    2 宇宙へのエクソダス?

    第8章 宇宙には他に誰かいるのか
    1 フェルミ・パラドックス
    2 この世界はシミュレーションか

    第9章 本当に人類は宇宙に出ていいのか
    1 引きこもり文明
    2 暗黒森林論

    第10章 それでも宇宙を目指す意味
    1 星間文明
    2 星間スーパーコンピューター
    3 分岐する人類

    おわりに 現在と未来
    1 まとめ 
    2 『風の谷のナウシカ』と考える現在
    3 終末なき終末論
  • 出版社からのコメント

    滅亡か宇宙的繁栄か。AIが継ぐ「人類」は本当に人類か。現代世代は未来に責任を取れるのか。終末なき終末論と現代倫理学の最前線!
  • 内容紹介

    核戦争、環境破壊、AI暴走──人類滅亡はもはやSFではない。だが、この存亡リスクを乗り越えた先には、AIとの共生、ポストヒューマン化、恒星間文明という、宇宙規模での億年単位の繁栄が現実に開かれる可能性が高い。つまり、いま私たちが下す選択は、人類の次の100万年を左右するかもしれない。では、未来のまだ生まれていない人々に、私たちは責任を負うべきか?
    ただし、近未来の絶滅を免れたとして、そこに存続する「人類」が、今の私たちと同じ形をしているとは限らない。 AIが人類文化を継承した場合、それは「人類」と呼べるのか?
    こうした天文学的な長期スケールで現在と未来を考えるのが「長期主義」である。火星移住を目指すイーロン・マスクも、ブレインアップロードやトランスヒューマン化を志向するTESCREAL系のシリコンバレー思想も、その延長線上に位置している。
    しかし、そもそも「人類」は存続すべきなのか? 本書は、宮崎駿『ナウシカ』を入口に、功利主義倫理学の刷新、世代間倫理、反出生主義、AIリスク、シミュレーション仮説など、長期主義を含む現代倫理学の最前線を体系的に整理する。都市伝説的ですらあるトピックや未来像を、哲学と倫理学で読み解く一冊である。

    [本書の内容]
    第1章 最大多数の最大幸福
    第2章 人類が滅びる可能性
    第3章 未来への対立軸
    第4章 動物たちの未来と反出生主義
    第5章 倫理は常識に合致するか
    第6章 あなたが存在する世界と非同一性問題
    第7章 シングルトンの困難
    第8章 宇宙には他に誰かいるのか
    第9章 本当に人類は宇宙に出ていいのか
    第10章 それでも宇宙を目指す意味
  • 著者について

    稲葉 振一郎 (イナバ シンイチロウ)
    1963年、東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学。著書に『AI時代の労働の哲学』『AI時代の資本主義の哲学』(講談社選書メチエ)、『経済学という教養』(東洋経済新報社/ちくま文庫)、『社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか』(NHKブックス)、『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ)、『政治の理論』(中公叢書)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『不平等との闘い』(文春新書)、『社会学入門』(NHKブックス)、『「資本」論』(ちくま新書)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『「新自由主義」の妖怪 資本主義史論の試み』(亜紀書房)、『ナウシカ解読』(窓社/勁草書房)など多数。

滅亡するかもしれない人類のための倫理学 長期主義・トランスヒューマン・宇宙進出(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:稲葉 振一郎(著・文・その他)
発行年月日:2025/09/11
ISBN-13:9784065411285
判型:46判
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:240ページ
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