人魚紀聞―椿實幻想短篇選(中公文庫) [文庫]

人魚紀聞―椿實幻想短篇選(中公文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  戦後文壇に突如として現れ、一閃の光芒を放ち去った彗星―中井英夫・吉行淳之介らの盟友として、また日本幻想文学史上の隠れた異才として、長らく語り継がれてきた“幻の作家”椿實。デビュー作「メーゾン・ベルビウ地帯」から晩年の掌篇まで、絢爛たる文体に彩られたその幻想・推理短篇を精選する初のベスト・セレクション。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  １（メーゾン・ベルビウ地帯；ある霊魂の肖像；泥絵；三日月砂丘；ビュラ綺譚；狂気の季節）；２（人魚紀聞；月光と耳の話―レデゴンダの幻想；浮游生物殺人事件―ある遺書の再録；たそがれ東京；蝶々と紅茶ポット―ブラウン神父の登場）；３（短剣と扇；鶴；金魚風美人；石の中の鳥；黒いエメラルド；人魚不倫）；資料

• 内容紹介

  中井英夫・吉行淳之介らの盟友として知られた著者。
  代表作「メーゾン・ベルビウ」物ほか、その幻想・推理短篇を厳選した初のベスト・コレクション。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  椿 實(ツバキ ミノル)
  １９２５年、東京生まれ。４７年、東京大学在学中に中井英夫、吉行淳之介らが創刊した第十四次「新思潮」に「メーゾン・ベルビウ地帯」を発表し、柴田錬三郎、三島由紀夫らの激賞を受ける。教員のかたわら小説執筆、神話研究を続け、８２年『椿實全作品』を刊行し、作家活動を復活。２００２年、死去

• 著者について

  椿實 (ツバキミノル)
  椿實
  一九二五年、東京生まれ。四七年、東京大学在学中に中井英夫、吉行淳之介らが創刊した第十四次「新思潮」に「メーゾン・ベルビウ地帯」を発表し、柴田錬三郎、三島由紀夫らの激賞を受ける。教員のかたわら小説執筆、神話研究を続け、八二年『椿實全作品』を刊行し、作家活動を復活。二〇〇二年、死去。

人魚紀聞―椿實幻想短篇選(中公文庫) [文庫] の商品スペック