エコロジー階級の登場についての覚書 [単行本]
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エコロジー階級の登場についての覚書 [単行本]
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エコロジー階級の登場についての覚書 [単行本]



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出版社:新評論
販売開始日: 2025/11/22
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エコロジー階級の登場についての覚書 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    この新しい階級概念は、私たち一人ひとりの明日の姿を描いている。人間を大地につなぎ直す大いなる反転。気候危機に対する「近代人」の無関心、麻痺状態はどこから来るのか。近代化を脱しエコロジー化へと向かう政治でしか、世界は変えられない。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 「階級闘争」と「分類をめぐる苦闘」
    2 物質主義の大いなる拡張
    3 大いなる反転
    4 正統な存在として復帰する階級
    5 整然としているわけではない政治感情
    6 異なるコスモロジーの下での異なる歴史感覚
    7 エコロジー階級が多数派となる可能性
    8 不可欠なのに、捨て置かれることがあまりにも多い思想闘争
    9 力を引き寄せる―しかしそれはどのような力?
    10 公共空間の空洞を下流から埋めていく
  • 内容紹介

    この新しい階級概念は、私たち一人ひとりの明日の姿を描いている。
    人間を大地につなぎ直す大いなる反転。万人の新たな政治参加モデル

     近代化の進行によって人類活動は加速度的に増大し、私たちは人間活動の痕跡が地質に明確に残る時代、「人新世」に到達した。いまや人間の生産システムは破壊システムの様相を呈し、甚大な気候危機を招いている。ところが、多くの人々は未曽有の危機が迫る中、無関心、麻痺状態に陥ったままだ。親が子に「居住可能な世界」を残すこともままならなくなった文明を、未だに「合理主義的」と見なしている。
     本書はそんな私たちに、「近代化」を早急に脱して「エコロジー化」を目指すべきだと説く。ただエコロジー化への移行は容易ではない。著者らはその原因を、近代人に特有の自然観、「自然は外部的で遠くから把握が可能なもの、人間社会とは無関係に存在するもの」という見方にあると分析する。その自然観ゆえに、近代人は虚構の居住世界に迷い込んでしまう。彼らにとって、居住する大地も帰属する国家も市場経済も、すべてがこの自然観(近代の認識論)に支配された抽象的存在なのである。自然を資源とみなし「無限の生産」を目指すことができるのもそのせいだ。ところが、いまや人類活動は地球の「環境容量」を遥かに超えるところまで来てしまった。そしてそこに、「終わりなき侵略戦争」が覆い被さっている。
     著者らが「エコロジー化」への第一歩として挙げるのがエコロジー階級の政治的育成である。ただしそれは、マルクスやエリアスがあげたような伝統的社会階級ではなく、生き物の生存条件の維持に最大の価値を置く「地‐社会階級」である。著者らはエコロジー運動を社会運動に効果的に繋げるべきだとするが、そこに重大な要件を一つ設ける。近代の自然観を排し、新たな自然観をとることだ。そこでの自然とは「クリティカルゾーン」(生き物が誕生以来、何十億年という年月をかけて地上に創出し、維持してきた地球の表層数キロの薄膜)のことをいう。私たちが目指すべきは「生産」ではなく、クリティカルゾーンの「居住可能性条件」の維持、拡大、修繕を図ることだと本書は結論づける。(かわむら・くみこ 環境社会学・科学社会学)

    図書館選書
    この新しい階級概念は、私たち一人ひとりの明日の姿を描いている。人間を大地につなぎ直す大いなる反転。万人の新たな政治参加モデル。クリティカルゾーンの「居住可能性条件」の維持、拡大、修繕を図ることだと結論づける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ラトゥール,ブルーノ(ブリュノ)(ラトゥール,ブルーノ(ブリュノ)/Latour,Bruno)
    1947‐2022、フランスの科学人類学者・哲学者。2013年にホルベア賞、2021年に京都賞を受賞。サイエンススタディーズの研究者、アクターネットワーク理論(ANT。人間と非‐人間を同位の「行為するもの」として扱う新たな社会理論)の創始者の一人、ユニークな近代論者(主体と客体、自然と文化という二元論を土台にとして成り立つ近代文明を批判的に検討)として著名。彼が近年手がけた、「気候危機に対する近代人特有の理解は人類の危機対応をいかに誤らせるか」についての研究は世界的な反響を呼んでいる

    シュルツ,ニコライ(シュルツ,ニコライ/Schultz,Nikolaj)
    1990‐、デンマークの社会学者。気候変動が社会理論に与える影響について研究中

    川村 久美子(カワムラ クミコ)
    コーネル大学にて社会学修士号、東京都立大学にて心理学博士号取得。東京都市大学メディア情報学部教授を経て、現在同大学名誉教授。専門は環境社会学、科学社会学
  • 著者について

    ブルーノ・ラトゥール (ブルーノ ラトゥール)
    Bruno LATOUR(1947-2022)フランスの人類学者・哲学者。科学人類学の立場からの近代文明批判を展開し、その後、自ら「新気候体制」と名づける今日の政治哲学的問題を研究してきた。

    ニコライ・シュルツ (ニコライ シュルツ)
    Nikolaj SCHULTZ(1990-)デンマークの社会学者。現在、気候変動が社会理論に与える影響について研究中。

    川村久美子 (カワムラクミコ)
    かわむら・くみこ 環境社会学・科学社会学

エコロジー階級の登場についての覚書 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:ブルーノ ラトゥール(著)/ニコライ シュルツ(著)/川村 久美子(訳・解題)
発行年月日:2025/11/25
ISBN-10:4794812922
ISBN-13:9784794812926
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:20cm
その他: 原書名: M´emo sur la nouvelle classe ´ecologique〈Latour,Bruno;Schultz,Nikolaj〉
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