狂記―幕末・明治から狂いだした"近代"国家(「いかがわしい」の研究) [単行本]

狂記―幕末・明治から狂いだした"近代"国家(「いかがわしい」の研究) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  人は「空気」を読む前に「におい」を読む。これは日本からはじまる『次の文明』への狼煙である。「いかがわしい」「錯視」「感情の嗅覚」…独自の認識フレームを導入し、国家や歴史、言語、そして民族の根元を問い直す巨大な知的構築物。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ　「いかがわしい」の基準
  第１章　幕末政変・異形の天皇の出現
  第２章　革新的な立憲主義思想とふたつの明治維新
  第３章　世界に類を見ない二百年先を見すえた憲法の抹殺
  第４章　南朝幻想が討幕の原動力になったとすれば
  第５章　南の「蝦夷」薩摩隼人の二律背反
  第６章　大英帝国の操り人形たちと小栗忠順の闘い
  第７章　「薩長走狗史観」のパラダイム
  第８章　最後の将軍・徳川慶喜の先祖返り

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊達 一行(ダテ イッコウ)
  出羽国横手市生まれ。１９８２年『沙耶のいる透視図』で第６回すばる文学賞を受賞

狂記―幕末・明治から狂いだした"近代"国家(「いかがわしい」の研究) の商品スペック