近松・西鶴・芭蕉と出板文化 [単行本]
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近松・西鶴・芭蕉と出板文化 [単行本]



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出版社:その他
販売開始日: 2025/09/10
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近松・西鶴・芭蕉と出板文化 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序章
    一 近松・西鶴・芭蕉の辞世文
      一 近松の辞世文
      二 西鶴の辞世文
      三 芭蕉の辞世文
    二 武家子弟の躾と教育
      一 食い初め
      二 髪置き
      三 袴着
      四 手習い
      五 乗馬
      六 弓法
      七 寺参り
      八 能の舞
      九 読書の事
      十 鎧着初め

    第一部 近松―伝承芸能から、義を尽す歌舞伎・浄瑠璃へ
    一 近松出生地諸説
      一 京都
      二 近江国
      三 肥前唐津
      四 越前
      五 北越
      六 三河
      七 長州萩
      八 雲州近松村
    二 近松出生頃の福井藩
      一 福井藩の治世
      二 近松の出生地と吉江藩
      三 福井藩の文化
      四 『けいせい反魂香』梗概 上之巻 越前敦賀の浜
    三 近松の家系
      一 近松家の先祖
      二 近松の父について
      三 近松の母と為竹
      四 近松の兄弟
      五 『皇国名医伝』の近松・為竹の言説
    四 伝承芸能を受けて
      一 発生期の浄瑠璃
      二 浄瑠璃姫の伝承
      三 『じやうるり十二段草子』梗概
      四 『にたんの四郎』梗概
      五 説経浄瑠璃
      六 『かるかや』の梗概
      七 金平浄瑠璃
      八 『宇治の姫切』の梗概
      九 本屋山本九兵衛の角太夫本と加賀掾本
      十 山本九兵衛板加賀掾本の再検討は可能か
      十一 発生期の歌舞伎
      十二 初期歌舞伎総括
    五 近松 歌舞伎作者となる
      一 『金子一高日記』
      二 狂言相談と絵入狂言本
      三 『一心二河白道』の梗概
      四 芝居作者の日夜
      五 芝居事で朽ち果つべき近松の覚悟
    六 近松 浄瑠璃作者となる
      一 『世継曽我』の梗概
      二 加賀掾と義太夫 袂を分かつ
      三 近松『曽根崎心中』の大当り、『用明天王職人鑑』から竹本座の作者
      四 『曽根崎心中』の梗概
      五 近松浄瑠璃の趣向一班
    七 近松と地誌
      一 『曽根崎心中』
      二 『賀古教信七墓廻』
      三 『卯月紅葉・廾二社めぐり』
      四 『今宮の心中』梗概・地理
      五 『心中天の網島・名残の橋づくし』
      六 『丹波与作待夜のこむろぶし 道中双六』
      七 『薩摩歌・諸国鑓じるし』
    八 近松の語法
      一 捩れ文
      二 尻取り文
      三 接続助詞を続け「…て …て」などの用法
      四 係り結びの破格
      五 雅俗折衷文
      六 省略法
      七 疑問文の結び
      八 敬語法
      九
    九 近松浄瑠璃正本の性格
      一 近松浄瑠璃本の出版事情
      二 仮名遣いの乱れ
      三 語彙・用字の不統一
      四 清音・濁音・半濁音の表記
    十 近松の浄瑠璃本を読むということ
      一 「近松の浄るり本を百冊よむ時は習はずして三教の道に悟りを開く」
      二 浄瑠璃史上の近松
      三 近松は作者の氏神
      四 「義理と情」は「勧善懲悪の理」に
      五 素語や素読にもおもしろく
      六 浄瑠璃本屋と貸本屋

    第二部 西鶴―世の人心の編述から諦念へ
    一 『好色一代男』の板行と西鶴本の板行書肆
      一 『好色一代男』の板行
      二 談林俳諧者の趣致
      三 『好色一代男』の読者
      四 『好色一代男』の再板・流布
    二 西鶴本の出板本屋
      一 『好色二代男』以下の初板本屋と再板・書価など
      二 西鶴本の出板本屋概観
    三 西鶴工房の説―『世間胸算用』の文法破格から―
      一 西鶴の文章研究史
      二 『世間胸算用』の「ける」止め
      三 西鶴工房説
    四 西鶴本の読書について
      一 西鶴本の読まれ方
      二 『紀州藩石橋家家乗』の西鶴本読書
      三 西鶴本読者の変容
      四 江戸時代の西鶴評
      五 受容・分析・評価に及ぶ現代の研究

    第三部 芭蕉―漂泊に限りない風雅の誠を求めて
    一 旅に人の清質・気品を尊ぶ
      一 旅の動機
      二 出立の用意
      三 『野ざらし紀行』の旅
      四 『笈の小文』の旅
      五 『奥の細道』の旅
    二 『奥の細道』の旅での俳諧興行
      一 尾花沢鈴木清風亭等
      二 大石田、高野平右衛門など
      三 出羽三山と南谷の別院
      四 親しらず子しらずと遊女
    三 風雅の魔心に魅入られて
      一 遂に菰を被るとは
      二 点者生活をせず
      三 芭蕉翁三等之文(点取俳諧後に風雅の俳諧が興る)
    四 門弟の指導と自作推敲
      一 芭蕉の句作指導
      二 芭蕉俳諧付合伝授の事
      三 芭蕉の句作と推敲、指導
    五 芭蕉と板行物
      一 編書・板行物の事
      二 俳諧七部集監修に傾注

    終章
    近松
    西鶴
    芭蕉

    あとがき
  • 内容紹介

    文学史に元禄三大家として特筆される、近松門左衛門・井原西鶴・松尾芭蕉ーー彼らの作品への執念とその達成を出版文化史のなかに探る。
    元禄文化繚乱の時代に劇作・小説・俳諧の分野で新しい世界を築き上げた三者の営為を比較・総合して検討。
    先行作品をどのように受容し、自分の作品世界をどのように新しく作り上げたのか。
    それぞれの到達点は何だったのか。それはどう異なり、どう共通するのか――。
    新たな出板文化が発展した江戸時代初期から元禄期において、三人が出板という営為にどのように対応したかを究明し、近松・西鶴・芭蕉の近世文化史における意義を明らかにする意欲作。
  • 著者について

    長友千代治 (ナガトモチヨジ)
    長友千代治(ながとも・ちよじ)
    昭和11年宮崎市生まれ。35年佐賀大学卒業、45年大阪市立大学大学院博士課程修了。大阪府立図書館司書、愛知県立大学・京都府立大学・佛教大学教授を歴任。
    著書に、『近世貸本屋の研究』(昭和57年)、『近世上方作家・書肆研究』(平成6年)、『近世上方浄瑠璃本の研究』(平成11年)、『江戸時代の書物と読書』(平成13年。以上東京堂出版)、『江戸時代の図書流通』(思文閣出版、平成14年)、『江戸庶民の読書と学び』(勉誠出版、平成29年)、『江戸庶民のまじない集覧』(勉誠出版、令和2年)、『江戸時代の貸本屋』(勉誠社、令和5年)など。編書に、『重宝記資料集成』全45巻別巻総索引(臨川書店、平成16~21年)、『江戸時代生活文化事典』(勉誠出版、平成30年)など。

近松・西鶴・芭蕉と出板文化 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:長友千代治(著)
発行年月日:2025/09
ISBN-10:4585320725
ISBN-13:9784585320722
判型:A5
発売社名:勉誠社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:328ページ
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