千住旅籠のお弁当(角川文庫) [文庫]

千住旅籠のお弁当(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  大火で奉公先の芝居茶屋が焼け行き場を失った１８歳の小夜は、母が働く小さな旅籠「梅屋」を訪ねる。しかし出迎えたのは女将と奉公人だけで、母は火事の様子を見にいったきり戻っていなかった。後日、客の話から母が亡くなったと知った小夜は、女将の計らいで梅屋で働き始めるが、不器用ゆえに失敗ばかり。そんな中、焼け跡から逃れて北へ向かう人々を見て道中で食べられる弁当を作ることを思いつき―。絶品時代小説、開幕！

• 目次

  第一話　母のおむすび
  第二話　橋に立つ人
  第三話　夜渡る月の箱
  第四話　宿場の弁当合戦
  第五話　日の当たる場所

• 内容（「BOOK」データベースより）

  母のおむすび；橋に立つ人；夜渡る月の箱；宿場の弁当合戦；日の当たる場所

• 出版社からのコメント

  人生の旅路に、心の込もったお弁当を。新たなグルメ時代小説、開幕。

• 内容紹介

  大火で奉公先の芝居茶屋が焼け行き場を失った18歳の小夜は、母が働く千住の小さな旅籠「梅屋」を訪ねる。しかし出迎えたのは女将と奉公人だけで、母は火事の様子を見にいったきり戻っていなかった。後日、客の話から母が亡くなったことを知った小夜は、女将の計らいで梅屋で働き始めるが、不器用ゆえに失敗ばかり。そんな中、焼け跡から逃れて北へと向かう人々を見て、道中で食べられる弁当を作ってみてはどうかと思いつき――。絶品時代小説、開幕！
  
  図書館選書
  江戸時代、大火で勤め先を失った少女は、東北出身の亡き母のレシピをもとに故郷に避難する人々のためお弁当作りを始める。しかし旅籠を訪れるのは複雑な事情を抱えた客ばかりで……心温まる時代小説、開幕。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大平 しおり(オオヒラ シオリ)
  岩手県盛岡市出身。菓子会社、博物館勤務を経て２０１３年に『リリーベリーイチゴショートのない洋菓子店』でデビュー

• 著者について

  大平　しおり (オオヒラ　シオリ)
  第１５回電撃大賞の応募をきっかけに『リリーベリー イチゴショートのない洋菓子店』でデビュー。その後、メディアワークス文庫で多数執筆する岩手在住の作家。2024年『大江戸ぱん屋事始』が第13回日本歴史時代作家協会賞・文庫書き下ろし新人賞の候補となる。多くの作家を輩出する岩手日報社出版の文芸雑誌「北の文学」でコラムや小説作品を執筆するなど、精緻に練られた時代小説を執筆するほか、柔らかで心温まる作品を得意とする。

千住旅籠のお弁当(角川文庫) [文庫] の商品スペック