日独冷戦秘史-東独機密文書が語る歴史の真実 [単行本]
    • 日独冷戦秘史-東独機密文書が語る歴史の真実 [単行本]

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日独冷戦秘史-東独機密文書が語る歴史の真実 [単行本]



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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2025/10/25
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日独冷戦秘史-東独機密文書が語る歴史の真実 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    プロローグ 大物スパイの日本潜入

    第1章 なぜ日本だったのか――東西冷戦の裏舞台
    1.東西陣営がせめぎ合う日本/2.独裁政党が決める対日政策/3.日本を舞台とした西独との攻防

    第2章 国家承認への渇望――社会党工作の失敗
    1.自民党との遠い距離/2.東独の「同志」となった日本社会党/3.国家承認への渇望/4.立ちはだかる日本政府の壁/5.阻まれた訪日団/6.社会党工作の失敗

    第3章 歴史に消えたカリ貿易――不正で始まった東独ビジネス
    1.スターリン体制下の対日輸出/2.日綿實業との直接取引/3.河野農相と農林官僚の介入/4.灰色決着と全購連汚職

    第4章 東独・日本経済委員会の発足――政冷経熱の60年代
    1.成長モデルは日本/2.東京五輪での情報収集/3.「東独・日本経済委員会」の発足

    第5章 自民党と手を結べ――東西デタントと国交樹立
    1.東西デタントと「2つのドイツ」/2.ハンス・モドロウの登場/3.駐日ソ連大使のアドバイス/4.赤坂ヒルトンでの密談/5.2人の政治家と対日政策/6.国交正常化交渉

    第6章 最高権力者を送り込め――帝国主義陣営への橋頭堡
    1.東独の「水先案内人」となった鍋島直紹/2.国家元首を日本に招いた河野謙三/3.大物政治局員ギュンター・ミッタークの登板/4.仮面をかぶった独裁政党SED/5.最高権力者を送り込め/6.ホーネッカーの野望/7.友好の裏に潜む猜疑心/8.日本企業への工作と西独の介入/9.水面下での訪日準備

    第7章 財界人を活用せよ――絡め取られる日本企業
    1.独占資本との同床異夢/2.国家プロジェクトへの参加/3.膨らむ貿易赤字、破綻した経済

    第8章 暗躍する産業スパイ――ココム違反への誘惑
    1. 標的になった日本/2.商業調整部という犯罪組織/3.罠にはまった東芝、見返りは大型商談/4.繰り返された不正/5.会社ぐるみの技術支援/6.工作員ロンネベルガーの逮捕と対日工作の停滞

    第9章 崩壊への道程――もう一つの東芝ココム事件
    1.64Kおよび256KDRAMの技術移転/2. かりそめの成功/3.破綻した計画と証拠隠滅/4.NEC、シャープ、三菱電機、JVCとの接触/5.秘密警察の手先となった欧亜通機
    〈コラム1〉 産業スパイの総司令官を日本に招いた自民党衆院議員・佐藤一郎

    第10章 ホーネッカー訪日――無謀なる野望の終焉
    1.ホーネッカーの初訪日、東独外交の勝利/2.「東側陣営の代表」に酔いしれた東独/3.「戦略的パートナー」に格上げされた日本/4.暗転した対日政策――ロン・ヤス時代の溝/5.外交攻勢に転じた日本、「ソ連との仲介役」への期待/6.最後のあがき
    〈コラム2〉 東独と北方領土問題

    第11章 文化政策の虚実――そして、何が遺ったのか
    1. 日本公演という名のプロパガンダ/2.メディア工作の実態/3.落日の東独、音楽家の亡命ルートとなった日本
    〈コラム3〉 国家保安省特務将校ヘルマン・へーバーと対日政策

    エピローグ 冷戦とは何か、過ちを繰り返さないために
    あとがき
    解題に代えて(ベルリン大学教授 クラウス・シュレーダー)
  • 内容紹介

    ・東ドイツの膨大な機密文書が明かす「歴史の空白」!
    ・冷戦下、東ドイツの工作員が日本の政財界、メディアと接触し、産業スパイを繰り広げていた実態が明らかに!
    ・強権国家との情報戦・科学技術競争の実態を日本人に突き付ける!

    旧東ドイツの膨大な機密文書や元政府高官へのインタビューをもとに、東西ドイツ分裂から統一までの東ドイツの対日工作を明らかにする労作。ココム規制に違反する半導体技術移転事件をはじめ、冷戦の本質を見誤り、産業スパイに絡め取られていった日本政財界の実態を明らかにする衝撃の書!
  • 著者について

    赤川省吾 (アカガワショウゴ)
    政治学博士(ベルリン自由大学オットー・ズーア政治学研究所)
    ベルリン自由大学歴史・文化学部非常勤講師
    日本経済新聞社欧州駐在編集委員
    1994年慶應義塾大学経済学部卒(経済学士B.A.)、2016年ベルリン自由大学政治・社会学科修士課程修了(政治および戦後ドイツ史専攻、修士号M.A.)、2019年ベルリン自由大学付設オットー・ズーア政治学研究所博士課程修了(政治学博士号 Dr.rer.pol.)
    専門は欧州政治、日欧関係史、戦後欧州史。欧州全域の政治・経済・文化に精通し、欧州の政治家やセントラルバンカーに幅広い人脈を持つ。日独で育ち、慶應義塾大学在学中にドイツ銀行フランクフルト本部など複数の欧州の金融機関で研修生として勤務したのち、1994年日本経済新聞社入社。東京および大阪本社で財政・金融・首相官邸などを担当し、1999年に日本における金融再編の特報で日本新聞協会賞。2007年に欧州駐在に転じる。ベルリンで9年間勤務し、欧州総局(ロンドン)に移る。欧州総局長などを経て2025年より欧州駐在編集委員。

日独冷戦秘史-東独機密文書が語る歴史の真実 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:赤川省吾(著)
発行年月日:2025/10
ISBN-10:4766427718
ISBN-13:9784766427714
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:456ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:435g
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