ソーシャルワークという「希望」―分断する社会の中で考える支援の根っこ [単行本]
    • ソーシャルワークという「希望」―分断する社会の中で考える支援の根っこ [単行本]

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ソーシャルワークという「希望」―分断する社会の中で考える支援の根っこ [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2025/10/27
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ソーシャルワークという「希望」―分断する社会の中で考える支援の根っこ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今日の日本では、生活の支えとなるべき他者や社会との安定したつながりを失って、深刻な孤立状態を強いられる人々が増えている。これはソーシャルワークという思想と実践がなければ解決できない社会的な問題であり、地域にソーシャルワーカーがいるということは、この時代の「希望」である。本書は、他者への想像力や寛容さが失われ、分断や排除が進行する現代社会に求められるソーシャルワークのありようを考えたものである。筆者が出会った幅広いジャンルの本や資料などから、ソーシャルワークを巧みに表現した実践の糧になる言葉を多数紹介しながら、その使命・役割・魅力や可能性を存分に伝えている。今こそ必要なソーシャルワークを、身近な言葉で楽しく、面白く、かつ大真面目に論じた「ソーシャルワークすぎる」一冊。
  • 目次

    まえがき──それでもソーシャルワークをあきらめない支援者たちへ

    序 章 ソーシャルワークにこの時代の希望を見出す
     1 ソーシャルワークの思考と主張
     2 支援観の問い直しとソーシャルワークの本分
     3 ソーシャルワークを取り巻く社会状況
     4 昨今の国の報告書や法改正とソーシャルワーク
     5 日本での新型コロナウイルス感染症の経験
     6 ポストコロナ時代のソーシャルワーク
     7 新しい時代のソーシャルワークを拓く


     第Ⅰ部 人々とともにあるためのソーシャルワーク

    第1章 人を支えるつながりと場所をつくる
     1 相次ぐ「ローンオフェンダー型」の犯罪
     2 少年たちはなぜ非行や犯罪に走るのか
     3 「孤立の病」としての薬物依存症
     4 バイオ・サイコ・ソーシャルモデルの人間観
     5 その人にとっての「大丈夫」になる
     6 ともに「大切」を見つけて新しい「大切」を増やす

    第2章 その人の「生」を肯定するかかわりや関係を築く
     1 人はなぜ支援を求めないのか
     2 「一緒にいたい、話したい」と思ってもらえる支援者になる
     3 安全で安心なコミュニケーションから信頼を取り戻す
     4 かかわりや関係がもたらす人間の「生」の肯定と豊かさ
     5 ソーシャルワークは当事者の顔をしているか
     6 ソーシャルワークの新たな専門性

    第3章 理不尽な世の中で生きるためにもがく、抗う
     1 「タイパ」の文化とソーシャルワーク
     2 「どないかします」の心で「もがく」実践
     3 社会問題や生活問題は支援者の「関心」次第
     4 知ろうとすること、見ようとすること、聞こうとすること
     5 個人と社会の福祉の向上のために
     6 人々の生存を守るために「抗う」こと
     7 地域を、社会をこさえる

    第4章 ソーシャルワークの「根っこ」を見つめる
     1 跋渉(ばっしょう)の労を厭う勿れ
     2 あなたは一人ぼっちではない
     3 「人ひとりは大切」である
     4 社会の矛盾に対する「永遠の戦い」としてのソーシャルワーク
     5 今伝えるべきは「生きていくことへの肯定」
     6 その人が「生きて、幸せになる」という希望を抱ける支援
     7 その人が「生きること」をあきらめないソーシャルワーク
     8 ソーシャルワークは「大事なこと」をしている


     第Ⅱ部 新たな時代のソーシャルワークの創造と継承

    第5章 支援者としての「態度」を育む
     1 小説『月』が問いかけるもの
     2 障害者施設で起こった事件から考える
     3 その人への「わからなさ」を前に謙虚であること
     4 当事者や利用者は支援や支援者を映す「鏡」である
     5 「心理的安全性」が共有された職場環境をつくる
     6 「チームワーク」で支援する
     7 リーダーや管理職の役割とスーパービジョン

    第6章 新たな時代のソーシャルワークの学びと教え
     1 シン・ソーシャルワーク教育論
     2 社会福祉士および精神保健福祉士養成カリキュラムの特徴と課題
     3 「銀行型」から「問題解決型」の教育へ
     4 ソーシャルワーカーとしての「批判的思考」を育む
     5 「リベラルアーツ」が知識基盤となる
     6 「人ごとではない」と思えること
     7 「希望」を育むソーシャルワーク教育

    第7章 ソーシャルワークの「実践知」の創造と継承
     1 「VUCA」の時代とソーシャルワーク
     2 現場に根ざした「実践知」が必要
     3 ソーシャルワーク実践の「経験」
     4 ソーシャルワークの「わざ」の獲得
     5 経験にひらかれた「知」としての「フロネーシス」
     6 支援における「実践知」の意義

    第8章 ソーシャルワークの海で泳ぎ続ける
     1 ソーシャルワーク研究に「恋」をする
     2 支援者の「実感」に基づく言葉で語る
     3 「溜め」を共有して「対話」する場をもつ
     4 「臨床の知」としての「実践知」
     5 支援者に勇気を与える「物語の力」
     6 漫画『チ。』から学ぶ「学問」や「研究」


     第Ⅲ部 マンガやアニメに見出すソーシャルワークとその希望

    第9章 『新世紀エヴァンゲリオン』から考える「他者」の存在の意味
     1 「エヴァンゲリオン化」する社会
     2 『新世紀エヴァンゲリオン』とは何か
     3 弱さや葛藤を抱える主人公「碇シンジ」
     4 碇シンジの承認をめぐる葛藤と「ひきこもり」
     5 「他者」がいない世界は幸せなのか
     6 それでもその人と手をつなごうとする希望
     7 「シリーズ完結編」から得られるソーシャルワーク・マインド

    第10章 『鬼滅の刃』から考える「喪失」と「弱さ」にある可能性
     1 『鬼滅の刃』の大ヒットが意味するもの
     2 人生における「喪失」を否定しない
     3 人々の平和な日常と笑顔を取り戻す
     4 「家族」とは何か、「家族の絆」とは何か
     5 人にはそれぞれ過去や事情がある
     6 弱い人こそ可能性をもっている
     7 生きているという「奇跡」の物語とソーシャルワーク

    第11章 『ONE PIECE』から考える「人として生きる」ための条件
     1 「自分さえよければいい」からの脱却
     2 「助けてもらわないと生きていけない」という自信
     3 『ONE PIECE』の言葉で「ソーシャルワーク」を語る
     4 ユートピア(理想郷)はない、だから「傷つく側」に立つ

    第12章 『健康で文化的な最低限度の生活』『SLAM DUNK』から考える指導者とチームの意義
     1 こんな指導者の下でソーシャルワークをやりたい
     2 「半田明伸」はスーパーバイザーのモデル
     3 部員とチームが育つ「安西光義監督」の素敵な言葉
     4 君はなぜ福祉の仕事を続けるのか


    終 章 小さなことから始めて、できることを続けよう
     1 「小さいこと」を忘れない
     2 「研究者」が「現場」にかかわること
     3 「ただいのちであること」のありがたさを知る
     4 互いに補い合う関係性と意思決定支援
     5 利用者との時間が「待ち遠しい」という経験
     6 「良い過去を積み重ねる」という支援
     7 「パーソナルイズポリティカル」の視点で「考え続ける」こと

    あとがき──この時代におけるソーシャルワークという「希望」
    参考文献
    索  引
  • 出版社からのコメント

    VUCAの時代における「かかわり」とは。誰もが気軽に「助けて」と言える相手や場所を持てるための支援を考える。
  • 内容紹介

    今日の日本では、生活の支えとなるべき他者や社会との安定したつながりを失って、深刻な孤立状態を強いられる人々が増えている。これはソーシャルワークという思想と実践がなければ解決できない社会的な問題であり、地域にソーシャルワーカーがいるということは、この時代の「希望」である。本書は、他者への想像力や寛容さが失われ、分断や排除が進行する現代社会に求められるソーシャルワークのありようを考えたものである。筆者が出会った幅広いジャンルの本や資料などから、ソーシャルワークを巧みに表現した実践の糧になる言葉を多数紹介しながら、その使命・役割・魅力や可能性を存分に伝えている。今こそ必要なソーシャルワークを、身近な言葉で楽しく、面白く、かつ大真面自に論じた「ソーシャルワークすぎる」一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    空閑 浩人(クガ ヒロト)
    1964年生まれ。2000年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程満期退学。現在、同志社大学社会学部教授。社会福祉士。博士(社会福祉学)
  • 著者について

    空閑 浩人 (クガ ヒロト)
    2025年9月現在
    同志社大学社会学部教授。社会福祉士。博士(社会福祉学)。

ソーシャルワークという「希望」―分断する社会の中で考える支援の根っこ の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:空閑 浩人(著)
発行年月日:2025/09/30
ISBN-10:4623099385
ISBN-13:9784623099382
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:340g
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