境目に立つ、異界に坐す――犀星・楸邨・泰の世界―― [単行本]

境目に立つ、異界に坐す――犀星・楸邨・泰の世界―― の 商品概要

• 目次

  虫愛ずるひと、犀星
  冬木を仰ぐひと、楸邨
  閾を視る、端に居る――上野泰が詠む閾と縁側
  ひらかれる異界、ふたりの我――上野泰が詠む鏡面
  泰の指定席――「新感覚」を鍛えあげたもの
  （目次より抜粋）

• 出版社からのコメント

  俳人協会会員新鋭評論賞・山本健吉評論賞受賞作家による初の評論集

• 内容紹介

  俳人の作品世界とは、尽きせぬ魅力に満ちた混沌である――
  
  エッセイで「掘り出し物運に、恵まれている気がする」と書いた。
  本書は、名句、秀句に出会い、心動かされて、未知なる何かを掘り起こしてきた記録ともいえる。
  （「あとがき」より）

• 著者について

  池田　瑠那 (イケダ　ルナ)
  昭和51年生まれ
  平成16年　俳句結社「澤」入会
  平成19年　第７回澤新人賞受賞
  平成30年　句集『金輪際』（ふらんす堂）上梓
  令和３年　「虫愛ずるひと、犀星」にて、第８回俳人協会新鋭評論賞正賞受賞
  令和５年　「閾を視る、端に居る―― 上野泰が詠む閾と縁側―― 」にて、第24回山本健吉評論賞受賞
  令和７年　句集『心柱』（文學の森）上梓
  現在、「澤」同人・俳人協会幹事

境目に立つ、異界に坐す――犀星・楸邨・泰の世界―― の商品スペック