乳と捨て子の〈近代〉-産み育てる現場から(歴史文化ライブラリー<626>) [全集叢書]
    • 乳と捨て子の〈近代〉-産み育てる現場から(歴史文化ライブラリー<626>) [全集叢書]

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乳と捨て子の〈近代〉-産み育てる現場から(歴史文化ライブラリー<626>) [全集叢書]

沢山 美果子(著・文・その他)


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出版社:吉川弘文館
販売開始日: 2025/11/25
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乳と捨て子の〈近代〉-産み育てる現場から(歴史文化ライブラリー<626>) の 商品概要

  • 目次

    乳と捨て子の近世から近代へ―プロローグ

    近世・近代転換期の棄児院構想
     堕胎・間引きへの対応策としての棄児院
     堕胎の習俗化への対応
    「堕胎圧殺禁止衆議書」
     江戸と大坂の「捨子養育所」構想

    明治期の乳母をめぐる現実と言説
     近世・近代転換期を生きた福澤諭吉と乳母養育
     福澤の手紙に見る乳母
     乳母選びをめぐる苦労
    「家庭」への着目と乳母否定へ
     母の日記と医者の育児日記

    「母乳」の語の登場と「母乳哺育」の価値化
     「はゝのちゝ」から「ぼにゅう」へ
     「育児問答」に見る乳をめぐる悩み
     二つの育児日記
     乳児死亡率と「母乳哺育」の重視

    「捨子」から「棄児」へ
     捨て子の近世から近代へ
     新聞記事を読み解く
     捨て子は「哀れなる物語」に

    産み育てる現場に立つ―エピローグ
  • 出版社からのコメント

    実母の母乳哺育を良しとする一方で捨て子を悪とする風潮へ。子どものいのちをつなぐ営みから、生命観、家族観の変貌を辿る。
  • 内容紹介

    養育できない子どもを捨て他者にゆだねた〈近世〉から、母性愛が強調される〈近代〉へ。その過程で、乳母に頼らず実母の母乳哺育をよしとする風潮が生まれていく。他方、子を捨てる親は「鬼」と呼ばれた。育児相談、母親の育児日記、乳児用ミルクの広告、捨て子に添えられた手紙などの史料を切り口に、子どものいのちをつなぐ営みの変化を探る。
  • 著者について

    沢山 美果子 (サワヤマ ミカコ)
    1951年福島県に生まれる。1979年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科人間発達学専攻単位取得退学。現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員 ※2017年2月現在
    【主な編著書】『出産と身体の近世』(勁草書房、1996年 第14回女性史青山なを賞受賞)、『性と生殖の近世』(勁草書房、2005年)、『江戸の捨て子たち その肖像』(吉川弘文館、2008年)、『近代家族と子育て』(吉川弘文館、2013年)

乳と捨て子の〈近代〉-産み育てる現場から(歴史文化ライブラリー<626>) の商品スペック

商品仕様
出版社名: 吉川弘文館
著者名:沢山 美果子(著・文・その他)
発行年月日:2025/11/25
ISBN-13:9784642306263
判型:46判
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:238ページ
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