合言葉はフリンドル！　（新版） [単行本]

合言葉はフリンドル！　（新版） [単行本] の 商品概要

• 目次

  １　ニック
  ２　グレンジャー先生
  ３　質問
  ４　言葉の探偵
  ５　発表
  ６　すばらしい思いつき
  ７　言葉の戦争
  ８　剣よりも強し
  ９　チェス
  10　報道の自由
  11　号外！　号外！　ニュースだよ！
  12　テレビ局が来た
  13　大波が去って
  14　ニックが変わった
  15　最後に勝ったのは……
  
  　　訳者あとがき

• 出版社からのコメント

  言葉はだれが作るもの？　あの「フリンドル」が新版になって帰ってきた！

• 内容紹介

  ＜「ペン」という言葉のかわりに、「フリンドル」という言葉を使った者は、放課後残って、つぎの文を百回書くこと。
  「わたしはこの反省文をペンで書いています。」＞
  　　　　　　　　　
  
  五年生になったニック。国語の担当が、きびしいグレンジャー先生になりました。
  
  「つづりを調べなさい。意味を調べなさい。読み方を調べなさい」
  
  グレンジャー先生は、生徒に辞書を使わせるのが大好き。子どもふたりでないと運べないくらい大きな辞書も持っていて、そこにはありとあらゆる言葉がのっています。
  
  いつもとびきり楽しいことを考え出すニックは、新しい言葉を作り出すことを考えつきました。そう、辞書にのっていない言葉を！
  
  ニックとリンカーン小学校のみんなで使いはじめた新しい言葉「フリンドル」をめぐる騒動は、新聞やテレビのニュースになって、アメリカじゅうが、大さわぎに――。
  
  
  数々の受賞歴に輝くアメリカの児童文学作家、アンドリュー・クレメンツ。長らく読むことができなかった感動のデビュー作が新版となりました。
  
  
  ＊小学４年生以上の漢字にふりがな
  ＊小学中級から
  
  
  装画・挿絵：平澤朋子
  装丁：椎名麻美

• 著者について

  アンドリュー・クレメンツ (アンドリュー･クレメンツ)
  原作　アンドリュー・クレメンツ　（Andrew Clements）
  
  （1949年6月29日～2019年11月28日）アメリカ生まれ。小学校教師を経て、絵本・児童文学作家として活躍。児童文学デビュー作である本書『合言葉はフリンドル！』は多くの賞を受賞し、12か国以上で翻訳され、全世界で650万部以上を売り上げている。主な著書に『こちら「ランドリー新聞」編集部』やスコット・オデール賞受賞作『はるかなるアフガニスタン』（以上、講談社）などがある。
  
  
  
  田中 奈津子 (タナカ ナツコ)
  訳　田中奈津子（たなか　なつこ）
  
  翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。主な訳書に、一連のアンドリュー・クレメンツ作品『こちら「ランドリー新聞」編集部』『はるかなるアフガニスタン』（以上、講談社）ほか、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』（著：カークパトリック・ヒル　厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財　講談社）、『夢へ翔けて　戦争孤児から世界的バレリーナへ』（著：ミケーラ・デプリンス、バーバラ・デプリンス　ポプラ社）など多数。

合言葉はフリンドル！　（新版） [単行本] の商品スペック