本を読む少年が生っている電柱－詩集 [単行本]

本を読む少年が生っている電柱－詩集 [単行本] の 商品概要

• 目次

  Ⅰ　
  アドレス
  ブータンの祭りの夜に
  いとしのシルバーバック
  煙草の煙
  長い木の橋
  フィジカルディスタンス
  ピューリハイ
  殯（枇杷の木の下で）
  軸足
  
  Ⅱ　
  キャンセル
  良い道
  二十年前に見た夢の
  ジャングルを越えて
  めまい
  玄関
  
  Ⅲ　
  トマトジュースをのみながら
  ペニシリン
  日本かい？
  母の胸に
  防火用水の前で
  落陽
  
  Ⅳ　
  橋の下
  故郷は
  平和って
  チョコレートは？
  ありがとう
  本を読む少年が生っている電柱
  
  あとがき

• 出版社からのコメント

  現在と過去との間の自由な往還と柔軟な感性がこの詩人の詩世界の独自性を形作り、全ての詩に生彩ある表情をもたらしている。

• 内容紹介

  第一部に最近の身の回りの出来事（旅行含めて）の詩、第二部に夢にまつわる詩、第三部に子供時代を回想する詩、第四部に戦争に関わる詩を集める。現在と過去との間の自由な往還がこの詩人の詩世界の独自性を形作っている。そして柔軟な感性がすべての作品に作用して生き生きとした表情を顕現させている。著者は静岡県藤枝市在住。
  
  図書館選書
  第一部に最近の身の回りの出来事の詩、第二部に夢にまつわる詩、第三部に子供時代を回想する詩、第四部に戦争に関わる詩を集める。現在と過去との間の自由な往還がこの詩人の詩世界の独自性を形作っている。

• 著者について

  原 利代子 (ハラ リヨコ)
  原 利代子 （はら・りよこ）
  1939年静岡市生まれ
  詩誌「花」「SHY」所属
  鈴木ユリイカ発行「something」に参加
  日本現代詩人会会員
  詩集『皿と星とFEMALEと』『花盛りの国』（私家版）『笛吹き通り』『二千年の大』『気楽な距離』『ラクダが泣かないので』『ラッキーガール』『永遠の食卓』
  2008年、詩「桜は黙って」で第19回伊東静雄賞受賞

本を読む少年が生っている電柱－詩集 [単行本] の商品スペック