新 伴侶動物治療指針 4－呼吸器の重要疾患の治療法と臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン [単行本]

新 伴侶動物治療指針 4－呼吸器の重要疾患の治療法と臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン の 商品概要

• 目次

  【呼吸器の重要疾患の治療法】
  監修：末松 正弘（AMC末松どうぶつ病院）
  
  [呼吸器診療総論]
  解剖生理および身体診察
  谷口 哲也（兵庫ペット医療センター、京都動物医療センター、埼玉動物医療センター）
  
  聴診
  鈴木 亮平（日本獣医生命科学大学　獣医内科学研究室／付属動物医療センター　循環器科）
  
  Ｘ線画像の解釈(1)：鼻～喉領域
  Ｘ線画像の解釈(2)：気管～肺領域
  華園 究（酪農学園大学　画像診断学ユニット）
  
  超音波検査およびCT検査
  小川名 巧（ライフメイト動物医療センター八王子　画像診断科、公益財団法人日本小動物医療センター　画像診断科、JARVIS Tokyo VARC　画像診断科）
  
  内視鏡検査
  末松 正弘（AMC末松どうぶつ病院）
  
  [肺疾患の診断と治療法]
  肺疾患の分類と診断アプローチ
  金本 英之（ER八王子動物高度医療救命救急センター　内科・総合診療科、東京大学附属動物医療センター　内科・消化器科）
  
  誤嚥性肺炎
  阿江 理恵子（あさか台どうぶつ医療センター）　　　
  
  感染性肺炎
  稲葉 健一（名古屋みなみ動物病院・どうぶつ呼吸器クリニック）
  
  間質性肺炎
  明石 依里子（ベックジャパン動物病院グループ）
  
  心原性肺水腫
  髙野 裕史（どうぶつの総合病院 専門医療＆救急センター　循環器科）
  
  非心原性肺水腫
  大菅 辰幸（宮崎大学　獣医内科学研究室）　　　　　　　　　
  
  
  【臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン】
  心タンポナーデの原因と対処
  川元 誠（北海道大学動物医療センター、JACCT 動物心臓血管ケアチーム、松原動物病院　循環器科）、中村 健介（北海道大学　獣医内科学教室）
  
  胆嚢粘液嚢腫：胆嚢切除、する？ しない？
  ～外科的治療に踏み切るタイミング～
  田村 昌大（酪農学園大学　伴侶動物内科学ユニット）
  
  犬と猫の慢性腎臓病治療に関する最新情報
  ～PとCaの調節・FGF23の評価・プロスタサイクリン製剤の効果～
  石田 卓夫（赤坂動物病院）
  
  頭位の異常を呈する犬へのアプローチ
  田村 慎司（たむら動物病院）
  
  犬のクッシング症候群における血栓症への備え
  西飯 直仁（岐阜大学　獣医内科学研究室）
  
  猫の糖尿病を長期的に安定した状態に保つコツ
  ～SGLT2阻害薬と使用上の注意点～
  難波 信一（マーブル動物医療センター）
  
  電解質エラーに対する輸液療法アップデート
  ～2024 AAHA Fluid Therapy Guidelines for Dogs and Catsに基づく～
  長江 秀之（ナガエ動物病院）
  
  腹腔内出血への外科的アプローチ
  德永 暁（JASMINEどうぶつ総合医療センター）

• 内容紹介

  臨床現場ですぐに役立つ治療ガイドラインと重要疾患の詳しい治療法を解説する大好評シリーズ第4弾！
  
  日本の動物医療現場における最新の知見・治療法を提供するという「伴侶動物治療指針」シリーズのコンセプトはそのままに、新シリーズでは特定の分野・疾患にフォーカスし、さらに深堀り。新シリーズ第４弾となる本書では「呼吸器疾患」について、呼吸器科・画像診断科のプロフェッショナルたちが「診断法」を徹底解説するとともに、重要疾患として「肺炎」「肺水腫」を取り上げ、臨床に役立つ最新の治療法を紹介。その他「臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン」パートでは、各分野のエキスパートが最新のトピックを幅広く紹介。
  
  【本書の特長】
  ●全編新規書下ろしコンテンツを掲載。
  ●巻頭の「呼吸器疾患の診断法」パートでは、犬と猫の呼吸器疾患の診断法について掘り下げて解説。
  ●「臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン」パートでは、各分野のエキスパートが最新のコンセンサス・ガイドラインやトピックについて解説。

• 著者について

  石田 卓夫 (イシダ タクオ)
  【総監修】石田卓夫
  1950年東京生まれ。農学博士。
  国際基督教大学卒、日本獣医畜産大学（現・日本獣医生命科学大学）獣医学科卒、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。米国カリフォルニア大学獣医学部外科腫瘍学部門研究員を経て、1998年まで日本獣医畜産大学助教授。1998年～2021年まで一般社団法人日本臨床獣医学フォーラム（JBVP）会長。現在はアジア小動物獣医師会（FASAVA）会長、日本獣医がん学会（JVCS）会長、ねこ医学会（JSFM）会長、JBVP名誉会長、日本獣医病理学専門家協会会員および赤坂動物病院医療ディレクター。研究専門分野は、小動物の臨床病理学、臨床免疫学、臨床腫瘍学と猫のウイルス感染症。今後の研究課題として、培養幹細胞移入による免疫疾患および慢性炎症性疾患の治療がある。

新 伴侶動物治療指針 4－呼吸器の重要疾患の治療法と臓器・疾患別 最新の治療ガイドライン の商品スペック