オスマン帝国の陸軍と暴力(山川歴史モノグラフ) [単行本]
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オスマン帝国の陸軍と暴力(山川歴史モノグラフ) [単行本]
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オスマン帝国の陸軍と暴力(山川歴史モノグラフ) [単行本]



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出版社:山川出版社
販売開始日: 2025/11/22
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オスマン帝国の陸軍と暴力(山川歴史モノグラフ) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    先端的でオリジナルな研究をこの1冊に。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序論
    第一章 青年将校と現場(マケドニア・トラキア対反乱作戦;成功した戦闘 ニコディム;オスマン陸軍の教育;失敗した戦闘 上チャユルル)
    第二章 万機親裁の陸軍(陸軍の編制;統帥・人事;兵力・財政)
    第三章 処罰の恣意性(猟兵大隊の創設;猟兵大隊の暴力事件;猟兵大隊の処罰)
    第四章 不信感と抑圧(ブルガリア人民衆への不信感;東方鉄道の警備問題;ブルガリア人民衆への抑圧)
  • 出版社からのコメント

    オスマン帝国陸軍がマケドニアで行った対ブルガリア非正規戦争を分析。当時のオスマン陸軍の特性と構造化した暴力を明らかにする。
  • 内容紹介

    近代において、対外戦争を任務とするはずの陸軍は、しばしば植民地や占領地での反乱鎮圧にも関与した。しかし民衆を相手とする軍事行動には、将兵による暴力という課題がつきまとった。
    実は、本書が分析の対象とする近代オスマン帝国は、植民地をもたなかったにもかかわらず、同様の課題に直面していた。もっとも、国内に住む多宗教・多民族の集団のうち、とくにキリスト教徒による蜂起や武装闘争に悩まされたオスマン帝国にとって、反乱鎮圧やそれにともなう暴力の対象はもっぱら自国民であった。これだけでも困難だが、オスマン陸軍はヨーロッパ列強や近隣諸国の軍事的脅威、さらには財政難や皇帝専制のもたらす不合理にも悩まされた。
    それでは、そのような陸軍はいかなる組織になるのであろうか。そこに勤務する軍人たちは、陸軍や民衆に対していかなる考えを持つにいたるのだろうか。
    本書は、反乱鎮圧に際するオスマン陸軍将兵のブルガリア人民衆への暴力という不祥事を手がかりに、オスマン陸軍の組織文化を明らかにする。
    -----------------------------------
    〈目次〉
    序論
     1 本書の目的・研究対象・意義
     2 分析の視角
     3 近代オスマン帝国軍事史・非軍事史研究の課題
     4 史料
     5 本書の構成

    第1章 青年将校と現場
     1 マケドニア・トラキア対反乱作戦
     2 成功した戦闘――ニコディム
     3 オスマン陸軍の教育
     4 失敗した戦闘――上チャユルル

    第2章 万機親裁の陸軍
     1 陸軍の編制
     2 統帥・人事
     3 兵力・財政

    第3章 処罰の恣意性
     1 猟兵大隊の創設
     2 猟兵大隊の暴力事件
     3 猟兵大隊の処罰

    第4章 不信感と抑圧
     1 ブルガリア人民衆への不信感
     2 東方鉄道の警備問題
     3 ブルガリア人民衆への抑圧

    結論

    あとがき

    索引
    参考文献


    図書館選書
    本書は、近代オスマン帝国が陸軍に遂行させた非正規戦争、すなわち青年トルコ人革命前夜のマケドニアにおける対反乱作戦や民衆への暴力を分析。その上で、当時の軍の特性や構造化した軍事的暴力を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    永島 育(ナガシマ イク)
    1991年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科人文科学専攻東洋史学コース博士課程修了、博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD
  • 著者について

    永島 育 (ナガシマ イク)
    日本学術振興会特別研究員 PD

オスマン帝国の陸軍と暴力(山川歴史モノグラフ) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:山川出版社
著者名:永島 育(著)
発行年月日:2025/11/10
ISBN-10:4634673983
ISBN-13:9784634673984
判型:A5
発売社名:山川出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:22cm
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