中島梓と「やおい」の時代-「1968年」の「革命」を視座として(未発選書 33) [単行本]
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中島梓と「やおい」の時代-「1968年」の「革命」を視座として(未発選書 33) [単行本]



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出版社:ひつじ書房
販売開始日: 2025/10/21
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中島梓と「やおい」の時代-「1968年」の「革命」を視座として(未発選書 33) の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    序章 「私たちはこれでいいのだろうか」―「麻薬」から「毒」を作るために
    一 「逃避(BL)」は「抵抗(政治)」たり得るか
    二 「ヤオイ」の現象化
    三 「商品(BL)」の「お約束」
    四 中島による「BL」批判

    第一章 (反)「革命」としての「美少年マンガ」
    一 「1968年という年」
    二 反物語(ロマンス)としての「美少年マンガ」とその限界
    三 反「革命」としての「BL」

    第二章 疎外者(アウトサイダー)の自己幻想―中島梓の「少年」
    一 書き落とされた「歴史」
    二 「川口君事件」へのこだわり
    三 「少年(マイナー)」の「逆転劇」

    第三章 「川口大三郎」から「少年」へ
    一 「生政治(バイオ・ポリティクス)」としての「川口君事件」
    二 「川口大三郎」という「詩(ポエジー)」
    三 「永遠の受動態(ネガティブ)」としての「少年」
    四 「欲望」の原因としての「少年」

    第四章 「闘争」する「少年」
    一 「少年」をいかに書くか
    二 「絵筆」と「ナイフ」
    三 「ディオニュソス」としての「少年」
    四 「アポロン」の背信
    五 「美」を解体する「闘争」

    第五章 商品の「逆転劇」―中島梓=栗本薫「真夜中の天使」論
    一 「革命」から「革命ゲーム」へ
    二 「民主主義など、くたばってしまうがいいのだ」
    三 今西良は商品(モノ)である
    四 「解放区」の破壊者(サークル・クラッシャー)としての商品
    五 商品の「逆転劇」

    第六章 史上「完璧」な「JUNE」―野村史子「テイク・ラブ」論
    一 野村史子/中野冬美による「やおい表現」批判
    二 「革命」の物語(ナラティブ)を「解体」する
    三 「妹」の「欲望」
    四 他者と協同する「愛」の物語(ナラティブ)の(不)可能性

    第七章 「飼育係」の法―西条公威「ABSOLUTE BODY CONTROL」論
    一 「普通の少年たち」の台頭
    二 西条公威の暴力的(アナーキー)な「BL」
    三 「飼育係」の謎
    四 「普通の少年たち」の猥褻な法
    五 法の下での「成長」

    第八章 「強姦(セックス)」しない方を望むこと―本仁戻「飼育係・理伙」シリーズ論
    一 監視/管理(コントロール)の手段としての暴力(リンチ)と強姦(セックス)
    二 「究極のQ(女)」としての「飼育係」
    三 「セックスしな」いという選択

    あとがき
    初出一覧
    索引
  • 内容紹介

    「六八年革命」としての学生運動は、「やおい/ボーイズ・ラブ(BL)」の成立にいかなる影響を与えたのか。本書では、少女マンガの「革命」を謳った竹宮惠子の「美少年マンガ」や、「川口君事件」の衝撃から生み出された中島梓の「少年愛」小説などを分析することを通じて、その背後にある「六八年」の記憶を炙り出す。「やおい/BL」が、「六八年」を別の形で継続する「革命」であったことを明らかにする画期的研究書。
  • 著者について

    金子 亜由美 (カネコ アユミ)
    金子亜由美(かねこ あゆみ)
    〈略歴〉1983年茨城県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、日本近代文学。
    〈主な著書〉『明治期泉鏡花作品研究─「父」と「女」の問題を中心に』(和泉書院、2017)、「第一章 国民と実学─「啓蒙」と「戯作」の交点」(金森修編『明治・大正期の科学思想史』、勁草書房、2017)

中島梓と「やおい」の時代-「1968年」の「革命」を視座として(未発選書 33) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ひつじ書房
著者名:金子亜由美(著)
発行年月日:2025/10
ISBN-10:4823413105
ISBN-13:9784823413100
判型:B6
発売社名:ひつじ書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:368ページ
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