感覚の植民地主義と言語のヘゲモニー―フィリピンろう者の身体と文化実践 [単行本]
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感覚の植民地主義と言語のヘゲモニー―フィリピンろう者の身体と文化実践 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2025/11/14
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感覚の植民地主義と言語のヘゲモニー―フィリピンろう者の身体と文化実践 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「聞こえる社会」に生きるわたしたちの常識を、フィリピンろう者の歴史が静かに揺さぶる。感覚・言語・文化・権力の交差点で〈アビリティ〉の意味を見つめ直す旅。
  • 目次

    はしがき

    序章 感覚の植民地主義と言語のヘゲモニー
     1.本書の問題関心と理論的射程
     2.本書の見取り図
     3.フィリピンのろう文化に関する先行研究と本書の位置づけ
     4.調査方法と位置性(ポジショナリティ)について
     5.図像性を伴う言語の翻訳不可能性・健常性バイアス
     6.フィールドワークの実施概要
     7.本書の構成

    第Ⅰ部 理論的視座:線を引く/測る

    第1章 ろう文化論の再定位──言語・身体・権力の系譜
     1.大文字のろう文化論
     2.ろう文化論の課題
     3.デフネスと「聴覚障害」に関するディスコース
     4.ろう者の身体性とエスニシティ

    第2章 基層データで読むフィリピンろう者が生きる環境──言語・学校・団体・法制度
     1.制度的翻訳──障害者の定義と障害者の人口 
     2.言語翻訳──フィリピンにおける手話FSLとASLの接触を中心に
     3.歴史的翻訳と社会表象

    第Ⅱ部 歴史的視座:線を移植する/統治する

    第3章 身体と感覚の植民地支配
     1.植民地主義的ヒアリング・ラインの策定
     2.ねじれた夢──障害の「兆候」(サイン)とコスモポリタンとしてのろう者

    第4章 独裁と福祉──マルコス政権期における生権力とろう者社会
     1.「周縁」の(不)可視化
     2.慈愛と支配

    第Ⅲ部 現代的視座:線を攪乱する/描き替える

    第5章 言語のヘゲモニーを解体する──ろう者の生活
     1.ろう者と市民権
     2.国語とバイリンガル教育
     3.音声中心主義を裂く──ろう者の身体性と言語の自己決定
     4.デフネス──価値転換の二経路と資本の相互転換

    終章 総括──〈アビリティ〉を問いなおすために
     1.感覚の植民地主義と言語のヘゲモニーの視座──問題提起の再確認
     2.ろう文化研究・障害学への理論的貢献
     3.植民地期・マルコス期・現代における実証的知見の統合
     4.本研究の社会的意義と応用可能性
     5.今後の課題と展望

    付録 略語
    文献目録
    あとがき
    索引(人名/事項)
  • 内容紹介

    「聞こえる社会」に生きるわたしたちの常識を、フィリピンろう者の歴史が静かに揺さぶる。

    フィリピンのような多言語社会で、手話はどのように生まれ、継承され、周縁化されてきたのか。ろう文化をめぐる知られざる文化実践の歴史を通し、音声言語を前提とした制度や社会の中での複層的な権力構造、そして「言語のあり方」そのものを問い直す試み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山下 惠理(ヤマシタ エリ)
    東京都出身。立命館大学グローバル教養学部准教授。東京外国語大学大学院総合国際学研究科(博士)。専門はフィリピン地域研究

感覚の植民地主義と言語のヘゲモニー―フィリピンろう者の身体と文化実践 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山下 惠理(著)
発行年月日:2025/11/12
ISBN-10:4326200693
ISBN-13:9784326200696
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:22cm
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