サンタクロースの文化史―古代ヨーロッパから現代日本へ [単行本]
    • サンタクロースの文化史―古代ヨーロッパから現代日本へ [単行本]

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サンタクロースの文化史―古代ヨーロッパから現代日本へ [単行本]



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出版社:人文書院
販売開始日: 2025/11/25
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サンタクロースの文化史―古代ヨーロッパから現代日本へ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古来には民間信仰の神として褒美や罰を与えていた「サンタクロース」は、どのようにして現在の姿へと変貌を遂げ、クリスマスのシンボルとして日本に定着したのか。知られざる大衆文化の歴史!
  • 目次

    序章
    第Ⅰ部 古来の来訪神と罰

    第1章 クリスマス以前の祭りと土着の神々
     一 クリスマスの起源説
     二 土着の祭りと来訪神
     三 春への祈りと来訪神の持つ二面性

    第2章 グリム童話におけるよい子・悪い子像と異人との交流
     一 本書で取り上げるメルヒェンについて
     二 メルヒェンのあらすじ
     三 男の子同士が比較される話における「よい子」・「悪い子」像
     四 女の子同士が比較される話における「よい子」・「悪い子」像
     五 子どもたちの陰に存在する異人

     第3章 古来の来訪神が与える罰
      一 実質的な死という意味での罰
      二 穢れを払い祝福を授けるための罰
      三 死と再生の疑似体験と異人の存在

    第Ⅱ部 近代におけるサンタクロースの創造と受容

    第4章 アメリカン・サンタクロースの誕生と表象
     一 ムーアの生い立ちと時代背景  
     二 ムーアの詩に描かれている﹁聖ニコラウス﹂像  
     三 ムーア以前の聖ニコラウス像  
     四 一九世紀アメリカ社会における他者像としての聖ニコラウス

    第5章 世界に広がるアメリカン・サンタクロース
     一 近代化におけるサンタクロース
     二 ヨーロッパにおけるサンタクロースの受容
     三 アメリカン・サンタクロースが求められる社会背景

    第Ⅲ部 日本におけるクリスマスとサンタクロース

    第6章 クリスマスの様相とサンタクロースの受容
     一 日本における最古のサンタクロースの記録  
     二 印刷物に見るサンタクロース表象  
     三 第二次世界大戦以降のサンタクロース像 

    第7章 大衆文化としてのクリスマスとサンタクロース
     一 祭礼の形態論の概要  
     二 欧米と日本におけるクリスマスの比較  
     三 日本のクリスマスに関する考察  
     四 現代日本のクリスマスにおけるサンタクロース

     第8章 輸入文化の定着とその背景
     一 日本における従来の「家」制度  
     二 明治期以降の西洋へのまなざし  
     三 日本古来の伝統行事と輸入文化
     四 子どもにとってのサンタクロース

    終章

    あとがき
    参考文献
    巻末付録(「聖ニコラウスの訪れ(A Visit from St. Nicholas)」対訳)
  • 内容紹介

    古来には民間信仰の神として褒美や罰を与えていた「サンタクロース」は、どのようにして現在の姿へと変貌を遂げ、クリスマスのシンボルとして日本に定着したのか。知られざる大衆文化の歴史!

    魔女や鬼の姿をした「サンタクロース」こと古来の来訪神と、アメリカ生まれの赤い衣服のアメリカン・サンタクロースとを比較して見ていくと、その性質が大きく異なることがわかる。古来より存在する来訪神は褒美を与えもするが、前述のとおり過激な罰も与えるものも多い。もしくは、褒美を与える来訪神と罰を与える来訪神が対になって現れるケースもある。こうした二面性を古来の来訪神には見ることができるのだが、アメリカン・サンタクロースは子ども達に夢を与えても罰を与えることはしない。アメリカン・サンタクロースには、従来の来訪神に見られるような二面性がないのである。では、古来の来訪神が有していた二面性には、どういう意味合いがあったのだろうか。単に子どものしつけのためと言い切るには、あまりにも儀式化されているのではないだろうか。
    (「序章」より)

    ◎目次
    第Ⅰ部 古来の来訪神と罰

    第1章 クリスマス以前の祭りと土着の神々
    第2章 グリム童話におけるよい子・悪い子像と異人との交流
    第3章 古来の来訪神が与える罰

    第Ⅱ部 近代におけるサンタクロースの創造と受容

    第4章 アメリカン・サンタクロースの誕生と表象
    第5章 世界に広がるアメリカン・サンタクロース

    第Ⅲ部 日本におけるクリスマスとサンタクロース

    第6章 クリスマスの様相とサンタクロースの受容
    第7章 大衆文化としてのクリスマスとサンタクロース
    第8章 輸入文化の定着とその背景

    図書館選書
    古来の民間信仰の神であった「サンタクロース」は、どのようにしてクリスマスのシンボルとして日本に定着したのか。知られざる大衆文化の歴史!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    水口 寿穂(ミズグチ カズホ)
    1986年愛知県生まれ。大学卒業後、高等学校教員を経て大学院へ進学。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(修士・文学)。専門は比較文化研究、特にクリスマスの習俗やサンタクロースに関する研究が専門。現在、常磐会短期大学、さくら東海日本語学校非常勤講師として小野姓で勤務
  • 著者について

    水口 寿穂 (ミズグチ カズホ)
    【著者】水口 寿穂(みずぐち・かずほ)
    1986 年愛知県生まれ。大学卒業後、高等学校教員を経て大学院へ進学。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(修士・文学)。専門は比較文化研究、特にクリスマスの習俗やサンタクロースに関する研究が専門。現在、常磐会短期大学、さくら東海日本語学校非常勤講師として小野姓で勤務。論文に「19 世紀アメリカにおける他者像としての聖ニコラス」(『比較生活文化研究』23)、「日本におけるサンタクロース像の変遷と受容」(『比較生活文化研究』30)「グリム童話におけるよい子・悪い子像」(『立命館文学』663)など。

サンタクロースの文化史―古代ヨーロッパから現代日本へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院
著者名:水口 寿穂(著)
発行年月日:2025/11/30
ISBN-10:4409530534
ISBN-13:9784409530535
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:教養
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:266ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:320g
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