石原吉郎の詩の構造―他者、言語、世界 [単行本]
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石原吉郎の詩の構造―他者、言語、世界 [単行本]
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石原吉郎の詩の構造―他者、言語、世界 [単行本]



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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2025/11/13
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石原吉郎の詩の構造―他者、言語、世界 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    シベリアの強制収容所を生き延びた詩人・石原吉郎(1915‐1977)。難解で知られる詩人のテクストの「構造」に初めて全面的に焦点をあてて解きほぐす。「他者」への呼びかけ、「世界」の現出、両者が顕れる場そのものとしての「言語」。コミュニケーションの挫折を前にしつつも、なおコミュニケーションに賭けること。生誕110年、石原作品読解の到達点。
  • 目次


    第1章 石原吉郎の詩における他者のトポロジー
    はじめに──詩、他者
    1 詩集『サンチョ・パンサの帰郷』における書物と証言
     (1) 書物
     (2) 証言──冒頭の四篇
     (3) 構成──綱領、シベリア、男
    2 詩《位置》──土の次元、空の次元
     (1) 位置
     (2) 敵
     (3) 土と空
    3 詩《やぽんすきい・ぼおぐ》──去勢、お(の)れ
     (1) シベリア連作
     (2) 日本の神、陰茎
     (3) 去勢
     (4) お(の)れ、証言
    おわりに


    第2章 兇器の時
    はじめに
    1 道具、武器、兇器
    2 「日」と「ひとつのとき」
    3 「うす目」の証言
    4 自由の時──その他の収容所詩篇

    第3章 風の顕れ
    1 「名づけ」としての風──詩集『禮節』の諸詩篇
    2 風という「もの」──詩《陸南風》(一)
    3 風、望郷──詩《陸南風》(二)

    第4章 うずくまる
    1 海を流れる河
    2 うずくまる(一)──「条件」の放棄
    3 うずくまる(二)──「現在」という時間
    4 水準原点

    第5章 サンチョ・パンサの帰郷──石原吉郎と三井葉子
    1 詩人の帰郷
    2 主体の諸層
    3 権威を地におろす
    4 位置
    5 去勢とは何か
    6 位置も動く

    第6章 世界がほろびる日に
    1 終末ブームとカール・バルト
    2 個の終末と世界の終末
    3 世界がほろびる日に(一)──ユーモア、終末と日常
    4 世界がほろびる日に(二)──自我と時間の二重化
    5 おわりに──石原吉郎の死

    第7章 斧の思想
    1 詩集『斧の思想』の位置
    2 詩《斧の思想》の構成
    3 提示部──森、斧、風
    4 展開部(1)──声
    5 展開部(2)──刃
    6 展開部(3)──静寂、みどり
    7 結論部(1)──斧の顔
    8 結論部(2)──第一詩集のほうから


    あとがき
    参考文献
    作品名索引
  • 出版社からのコメント

    シベリア強制収容所を生き延びた詩人・石原吉郎。難解で知られる詩人のテクストの「構造」に初めて焦点をあて解きほぐす画期的な試み
  • 内容紹介

    シベリアの強制収容所を生き延びた詩人・石原吉郎(1915‒1977)。難解さをもって知られる詩人のテクストの「構造」に初めて全面的に焦点をあて、解きほぐす画期的な試み。理性の外部にあるもの、すなわち「他者」への呼びかけ、「世界」の現出、そして両者が顕れる場そのものとしての「言語」。詩の構造を精緻に分析することでしかその核には迫れない。生誕110年、石原作品読解の到達点。

    図書館選書
    シベリアの強制収容所を生き延びた詩人・石原吉郎。難解で知られる詩人のテクストの「構造」に初めて焦点をあてた画期的な試み。生誕110年、石原作品読解の到達点。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    斉藤 毅(サイトウ タケシ)
    1966年生まれ。大妻女子大学ほか講師。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専門はロシア文学・文化
  • 著者について

    斉藤 毅 (サイトウ タケシ)
    斉藤 毅(サイトウ タケシ)
    1966年生まれ。大妻女子大学ほか講師。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専門はロシア文学・文化。共著に『他者のトポロジー──人文諸学と他者論の現在』『暴力の表象空間──ヨーロッパ近現代の危機を読み解く』ほか、訳書にマンデリシターム『言葉と文化──ポエジーをめぐって』、マージン『オネイログラフィア──夢、精神分析、芸術家』、ブロツキー『レス・ザン・ワン──詩について 詩人について 自分について』(共訳)など。

石原吉郎の詩の構造―他者、言語、世界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:斉藤 毅(著)
発行年月日:2025/11/11
ISBN-10:4588460285
ISBN-13:9784588460289
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:一般
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:382ページ
縦:20cm
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