日本の子どもアドボカシーセンター-誕生・発展・ネットワーク [単行本]
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日本の子どもアドボカシーセンター-誕生・発展・ネットワーク [単行本]

堀正嗣(編著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/10/16
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日本の子どもアドボカシーセンター-誕生・発展・ネットワーク の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    第1章 日本の子どもアドボカシーセンター――誕生、ミッション、要件、課題
     1 はじめに
     2 イギリスにおける子どもの権利運動の発展
     3 チャリティ団体としての子どもの権利団体
     4 イギリスにおける子どもの権利団体の活動
      (1)歴史のあるチャリティ団体
      (2)コーラムボイス
      (3)全国青年アドボカシーサービス
      (4)イギリスの子どもの権利団体から学ぶもの
     5 先行事例としての障害者自立生活センター
     6 日本における子どもアドボカシーセンターの誕生と発展
     7 子どもアドボカシーセンターのミッション
     8 子どもアドボカシーセンターの要件
     9 子どもアドボカシーセンターの課題と展望
     10 おわりに

    第2章 子どもアドボカシーセンターOSAKAの誕生と発展
     1 はじめに
     2 子どもアドボカシーセンターOSAKAの設立
     3 子どもアドボカシーセンターOSAKAの特徴
      (1)子どもの声を聴いて、子どもとともに
      (2)基本方針
      (3)OSAKAの先駆性
     4 子どもアドボカシーセンターOSAKAの組織運営
      (1)OSAKAの組織体制
      (2)OSAKAの事務局体制
      (3)訪問アドボカシーにかかわる事務局の役割
       〈1〉訪問施設等との事前調整
       〈2〉各訪問先への訪問前の準備
       〈3〉子どもから意見表明の意思表示があった場合の対応
       〈4〉訪問時のトラブル対応など
      (4)関係機関との連携
       〈1〉スキーム構築
       〈2〉職員研修・説明会
       〈3〉システム検討会
     5 子どもアドボカシーセンターOSAKAの実践活動
      (1)子どもアドボカシーセンターOSAKAの実践活動の概要
      (2)実践コラム①――児童養護施設コーディネーターとしてのふりかえり
      (3)実践コラム②――主担の役割とは
      (4)実践コラム③――みんなでチームをつくりあげること
      (5)実践コラム④――障害児施設の訪問アドボカシー
      (6)実践コラム⑤――子ども主導のアドボカシー~「つけ入ってくる隙」を持ちながら
     6 子どもアドボカシーセンターOSAKAの今後の展望
      (1)事業の展開
      (2)ジレンマと前進
      (3)モヤモヤとともに発展

    第3章 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの誕生と発展
     1 はじめに
     2 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの設立
     3 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの特徴
      (1)独立性・公益性・市民性・持続可能性
      (2)基本方針
      (3)合意形成のプロセス
      (4)アドボカシーセンターNAGOYAの特徴
     4 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの組織運営
      (1)事務局の組織
      (2)運営体制
      (3)行政、公的機関との関係
      (4)その他の団体等との連携
      (5)実践コラム①――ネットワーク構築
     5 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの実践活動
      (1)一時保護所でのアドボカシー
       〈1〉試行的実施の経緯
       〈2〉アドボケイト訪問導入にあたって説明会の開催
       〈3〉導入までのスケジュール(二〇二二年四月~七月)
       〈4〉子どもへの説明会の開催
       〈5〉訪問アドボカシーの体制
       〈6〉システム検討会について
      (2)実践コラム②――児童養護施設の訪問アドボカシー
      (3)実践コラム③――地域でのアドボカシーカフェ
      (4)実践コラム④――アドボケイトの養成とスーパービジョン
      (5)子どもの参画に向けた活動
     6 子どもアドボカシーセンターNAGOYAの今後の展望
      (1)声を聴かれる権利と子ども期の保障
      (2)訪問アドボカシー(意見表明等支援事業)が目指すもの
      (3)アドボカシーセンターの発展に向けて

    第4章 各地の子どもアドボカシーセンターの誕生と発展
     1 調査の概要
     2 子どもの声からはじめよう
      (1)はじめに
      (2)団体設立の萌芽
      (3)子どもアドボカシー実践――出発と歩み
      (4)事業の概要――実践の現状
       〈1〉訪問アドボカシー事業
       〈2〉個別アドボカシー事業
       〈3〉アドボケイト養成事業
       〈4〉権利普及啓発事業
      (5)「子どもの声からはじめよう」のこれから――実践課題の自覚
      (6)子どもアドボカシーセンターの展望――インタビューにもとづく考察 147
     3 子どもアドボカシーセンターみやぎ
      (1)はじめに
      (2)「アドボカシーを広めたい」という思いが原点
      (3)子どもアドボカシーセンターみやぎの体制や活動について
       〈1〉事業内容について
       〈2〉訪問アドボカシー活動開始までの準備期
       〈3〉訪問アドボカシー活動
       〈4〉スーパービジョンの体制
       〈5〉システム検討会
       〈6〉アドボケイト活動の課題など
      (4)行政との関係性と「独立性」の担保について
      (5)追記――子どもアドボカシーセンターみやぎの訪問・児童自立支援施設さわらび学園での意見交換会
      (6)まとめに代えて
     4 トナリビト 子どもアドボカシーセンター熊本Me:vo(みぃぼ)
      (1)トナリビト、Me:vo(みぃぼ)について
      (2)インタビュー概要
      (3)法人事業の全体像とアドボカシーセンターの位置づけ
      (4)情報管理におけるキントーンの活用
      (5)行政や児童相談所、施設等との関係
       〈1〉ベースとなる信念とマインド
       〈2〉行政組織の特徴、契約書
       〈3〉児童相談所との会議、進捗確認(一時保護所訪問について)
      (6)児童養護施設等や企業との関係
       〈1〉児童養護施設等
       〈2〉企業からのサポート
      (7)子どもアドボカシー事業の仕組み
      (8)まとめ
     5 子どもアドボカシーセンターMIE
      (1)一時保護所および児童養護施設
      (2)子ども食堂
      (3)学校アドボカシー
      (4)その他
      (5)センターの体制
      (6)まとめ
     6 toddle(タドル)わかやま――一人ひとりにアドボケイトをつける方法とは
      (1)はじめに――「私のアドボさん」
      (2)一人ひとりにアドボケイトをつける理由
      (3)実施方法
      (4)アドボケイトの人数・予算
      (5)子ども一人ひとりにアドボケイトをつけるメリット
      (6)面談方法・事例
      (7)里親家庭に一時保護委託された子どもへの対応
      (8)課題
      (9)考察――インタビュアーから
      (10)追記――二〇二四年四月からの動き~児童福祉施設や児童福祉審議会のアドボカシーも~

    第5章 移行期における障害児のアドボカシーに関する研究――障害児入所施設職員へのインタビュー調査から
     1 研究の背景と目的
      (1)障害児の権利を巡る国際的な動向
      (2)障害児入所施設で暮らす障害児の移行の現状
      (3)障害児入所施設で暮らす障害児の移行調整を巡る施策の動向
      (4)研究の目的
     2 研究方法
      (1)アクションリサーチの方法
      (2)インタビュー調査の方法
      (3)倫理的配慮
     3 研究結果
      (1)地域移行を目指した施設訪問アドボカシーの活動概要
      (2)地域移行を目指した施設訪問アドボカシーの試行実践の評価
       〈1〉【将来の暮らしについて考える機会】
       〈2〉【将来の暮らしにかかわる意見が聴かれる機会】
       〈3〉【将来の暮らしにかかわる意見表明の機会】
       〈4〉【アドボケイトと施設職員の関係性にかかわる困難】
       〈5〉【アドボケイトと家族・関係機関との関係構築】
       〈6〉【外出時の安全の確保】
     4 考察
      (1)地域移行を目指した障害児の施設訪問アドボカシーのあり方
      (2)移行調整会議における障害児本人の参加とアドボケイトの役割
     5 本研究の意義と今後の課題

    第6章 障害者入所施設への施設訪問アドボカシー活動の記録――はじまり・コロナ禍・現在地に関するオートエスノグラフィー
     1 はじめに
     2 活動の背景となる個人史
     3 障害者入所施設への訪問活動の誕生
      (1)研究班
      (2)準備期
      (3)アドボケイト第一期――支援専門職・ゼミ卒業生
      (4)アドボケイト第二期――当事者家族
      (5)アドボケイト第三期――自立生活センター当事者職員・健常者職員
     4 アドボケイトがコロナ禍で直面したこと
      (1)コロナ禍
      (2)アドポスト
      (3)アドボチャンネル
      (4)一人訪問+オンラインカフェ
     5 現在地――訪問活動の継承と個人の生活
     6 おわりに

    第7章 重症心身障害児者アドボカシーことはじめ
     1 はじめに
     2 重い障害のある子どもの声
     3 重い障害のある人と共に歩む人たち
      (1)ひまわり教室
      (2)北村佳那子さんの暮らし
      (3)インタビューの概要
     4 重い障害のある人の声をどのように聞くか
      (1)関わり続ける
      (2)あの手この手でアプローチ
      (3)聞こえてくる声――嘘はつかない
      (4)チームで取り組む
      (5)他者から聞く話
     5 おわりに

    第8章 援助方針会議への子ども参加研究――名古屋市のお手紙参加の取り組みから
     1 はじめに
     2 名古屋市での実施概要
     3 実施手順
     4 手紙の実例
     5 子ども・児童相談所職員・アドボケイトへの調査方法・倫理的配慮
     6 調査概要

    第9章 子どもの権利擁護機関における子どもアドボカシーとその実践
     1 はじめに
     2 子どもの権利擁護機関におけるアドボカシーと独立アドボカシーの違い
      (1)地方自治体が設置する子どもの権利擁護機関
      (2)子どもの権利擁護機関が行う子どもアドボカシー
      (3)子どもの権利擁護機関と独立アドボカシーの相違点
     3 子どもの権利擁護機関における子どもアドボカシーの実践――名古屋市子どもの権利相談室「なごもっか」への申立て事例から
      (1)名古屋市子どもの権利擁護委員が設置する子どもの権利相談室「なごもっか」とは?
      (2)高校生による「学校施設の安全確保」の申立て
      (3)子どもの権利擁護委員による調査・調整活動
     4 子どもの声からはじまる制度改善
     5 おわりに

    第10章 国際的な視点からみた日本の子どもアドボカシーセンターの独自性と意義――イギリスとスウェーデンのNPO実践に照らして
     1 はじめに
     2 日本での子どもアドボカシーの概念とCCA実践の登場
      (1)日本での経緯と文脈
      (2)日本の子どもアドボカシーセンター(CCA)とは
     3 海外における概念と用語、実践の概観
      (1)子どもの権利擁護、子どもアドボカシーに関わる概念
      (2)アメリカの「CAC」と欧州の「バーナフス」
     4 海外NPOの個別アドボカシー実践――イギリスとスウェーデンを例に
      (1)イギリス(イングランド)
       〈1〉コーラムボイス(CORAM VOICE)
       〈2〉JFKL(Just for Kids Law)
      (2)スウェーデン
       〈1〉子どもの権利事務所(Barnrättsbyrån)
       〈2〉マスクロスバーン(Maskrosbarn)
     5 日本の子どもアドボカシーセンターの独自性と意義
      (1)イギリス、スウェーデンと比べた日本の特徴、独自性
       〈1〉対象となる子どもの状況、つながり方
       〈2〉個別アドボカシーを行う主な場面、状況
       〈3〉専門職の位置づけ
       〈4〉研究と実践
      (2)日本のCCAの意義――日本の既存システムに「子ども中心」を伝える革新者
     6 おわりに

    終章 研究の概要
     1 子どもアドボカシーセンター研究の始まりと展開
     2 研究の目的
     3 研究の方法
     4 障害児者の地域移行を志向する施設訪問アドボカシーの開発
  • 内容紹介

    子どもの声を聴き、権利擁護を行う「子どもアドボカシーセンター」の設立が、英国等の先進例に学び日本各地で相次いでいる。本書では、各団体の実践活動について綿密な調査を行い、日本におけるこの活動の意義と今後の課題、目指す方向性について論じる。
  • 著者について

    堀 正嗣 (ホリ マサツグ)
    熊本学園大学社会福祉学部教授。子どもアドボカシー学会会長。元障害学会会長。NPO法人子どもアドボカシーセンターOSAKA及び一般社団法人子どもアドボカシーセンターNAGOYA理事をはじめ、各地の子どもアドボカシーセンターの理事・スーパーバイザーを務める。障害児を普通学校へ・全国連絡会世話人。研究テーマは、独立子どもアドボカシー・障害学・インクルーシブ教育。主な著書に、『子どもソーシャルワークとアドボカシー実践』(共著、2009年)、『イギリスの子どもアドボカシー』(編著、2011年)、『障害学は共生社会をつくれるか』(単著、2021年)、『施設訪問アドボカシーの理論と実践』(共著、2022年)、『子どもアドボカシーの基本原理』(編著、2024年)などがある。【出版社はすべて明石書店】

日本の子どもアドボカシーセンター-誕生・発展・ネットワーク の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:堀正嗣(編著)
発行年月日:2025/10
ISBN-10:4750359807
ISBN-13:9784750359809
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:336ページ
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