太平洋戦争と銀行―なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか(講談社現代新書) [新書]
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太平洋戦争と銀行―なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか(講談社現代新書) [新書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2025/11/20
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太平洋戦争と銀行―なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか(講談社現代新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦争のからくりがお金から見えてくる!国破れてバランスシートあり…銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記。植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで。驚きのエピソード満載!満洲を、台湾を、朝鮮を、樺太を、本土をバンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!知られざる「戦争の舞台裏」を明かす。
  • 目次

    序章 風雲高まる
    第一章 戦時の外地銀行――昭和一九年まで
    第二章 本土決戦と金融機関――昭和二〇年七月まで
    第三章 長い夏が始まる――昭和二〇年八月
    第四章 日本の一番長い日――昭和二〇年八月一五日
    第五章 戦争の後始末
    終章 諸行無常と万古不易
  • 内容紹介

    【読み始めたら止まらない!誰も知らない「戦争経済史」】

    植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで――
    満洲、台湾、朝鮮、樺太、本土を、バンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!

    驚きのエピソード満載!
    お金から「戦争のからくり」を解き明かす。

    国破れてバランスシートあり……
    銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記!

    「本書では戦時銀行体制の中でも少し視点を変えて、「舞台裏」に焦点を当てる。
    この「舞台裏」は多岐にわたる。地理的な場合もあれば、制度的、さらには業務的な周辺部分もある。具体的には植民地や占領地での銀行業、硬貨の造幣や紙幣の印刷、また現金の確保や輸送、銀行店舗の閉鎖・避難などだ。道草として、戦後の占領軍経費負担にも目を向けてみたい。
    銀行員たちは勝利を信じて軍を支え、敵に追われながら軍の金庫番も務め上げた。そして終戦を迎えると、戦争で途方もなく膨らんだ有形・無形の負債の清算を余儀なくされる。彼らは敗北が明らかになっても、「信用維持」という銀行業に携わる者としての矜持を手放さなかった。さすがのアインチヒも、そこまでは思いもよらなかったであろう。
    あちらこちらに散在する断片的な物語を繋ぎ合わせると、戦時に「国力の水増し」を担った銀行体制の新しい輪郭が浮かび上がる。この姿を辿りながら八〇年前の戦争、そして戦後を振り返ってみることにする」――「まえがき――国力水増しの舞台裏」より

    【目次】
    序章 風雲高まる
    第一章 戦時の外地銀行――昭和一九年まで
    第二章 本土決戦と金融機関――昭和二〇年七月まで
    第三章 長い夏が始まる――昭和二〇年八月
    第四章 日本の一番長い日――昭和二〇年八月一五日
    第五章 戦争の後始末
    終章 諸行無常と万古不易
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 圭司(オノ ケイシ)
    防衛省防衛研究所主任研究官。1963年兵庫県生まれ。1988年京都大学経済学部卒業後、住友銀行を経て、1997年に防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長などを経て2024年より現職。この間、青山学院大学大学院修士課程、ロンドン大学大学院(SOAS)修士課程修了。専門は戦争・軍事の経済学、戦争経済思想
  • 著者について

    小野 圭司 (オノ ケイシ)
    防衛省防衛研究所主任研究官。一九六三年兵庫県生まれ。一九八八年京都大学経済学部卒業後、住友銀行を経て、一九九七年に防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長などを経て二〇二四年より現職。この間、青山学院大学大学院修士課程、ロンドン大学大学院(SOAS)修士課程修了。専門は戦争・軍事の経済学、戦争経済思想。著書に『日本 戦争経済史──戦費、通貨金融政策、国際比較』『戦争と経済──舞台裏から読み解く戦いの歴史』(ともに日本経済新聞出版)、訳書にニコラス・J・スパイクマン『米国を巡る地政学と戦略──スパイクマンの勢力均衡論』(芙蓉書房出版)、共著書に「20世紀と日本」研究会編『もうひとつの戦後史──第一次世界大戦後の日本・アジア・太平洋』(千倉書房)などがある。

太平洋戦争と銀行―なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか(講談社現代新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:小野 圭司(著)
発行年月日:2025/11/20
ISBN-10:4065417066
ISBN-13:9784065417065
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:18cm
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