教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 [単行本]
    • 教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 [単行本]

    • ¥2,20066 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009004180501

教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,200(税込)
ゴールドポイント:66 ゴールドポイント(3%還元)(¥66相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2025/11/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    2030年実施の学習指導要領が求める授業のあり方とは?それこそが、中教審「論点整理」で示された本時主義・教科書の網羅主義からの脱却!
  • 目次

    序章 教科書について最初に知っておきたいこと
    教科書って、どう使えばよかったのでしょうか?
    「終わらせなければ」が先に立つ教育課程の構造
    けれど、教科書の「使い方」に法的な定めはない
    だからいまこそ、「教科書活用力」が必要
    教科書活用力が育つことで得られる10のメリット

    第1章 なぜ「教科書を全部やる」という発想が芽生えてしまうのか
    「教科書を終わらせなければ…」が生まれる構造
    「網羅しないことへの不安」とどう向き合うか
    教科書の使用義務(法的位置づけ)と、「使い方」の自由度

    第2章 そもそも教科書とは何か? どう捉えればよいか?
    教科書の歴史と制度
    各教科書会社の編集方針の違い
    「主たる教材」としての教科書の意味
    教科書を「拠点教材」として捉える
    1 「拠点教材」としての教科書とは
    2 拠点教材として捉えない使い方との対比
    拠点教材として教科書を活かすにはどうすればよいか

    第3章 【教師編】教科書活用の原則と技術
    教科書をどう見る?─「構成要素を分けて見る」ことからはじめる
    教科書を読むことのむずかしさ
    「読む」ってどういうこと?─教科書に向き合う姿勢
    「関係」で読む教科書─因果・比較・系列の視点で構造化する
    問いに気づく・問いを立てる─隠れた問いに目をこらす
    「全部やらなくても大丈夫」な設計へ─必要な学びに焦点をあてる

    第4章 【子ども編】教科書活用の原則と技術
    子どもは教科書の「見方・使い方」を知らない?
    子どもは教科書をどう見ている?
    子どもが教科書を活用する5つの視点
    子どもに「教科書の使い方」をどう教えるか?
    1 調べるときの資料とする
    2 自分の考えの理由づけをする
    3 興味・関心や「問い」を引き出す
    4 学び方を取り出す
    5 まとめや表現活動の参考にする
    主体的活用を育てる4段階ステップ(A→B→C→D活用)
    他教科に見る「教科書の使い方」の相違点と共通点

    第5章 教科書を網羅しない授業設計
    教科書内容の「精選」と「焦点化」のステップ
    1 初任~5年目前後
    2 6年目~10年目前後
    3 10年目以降
    「どの構成要素を扱い、どれをあえて扱わないか」の判断軸
    1 学習指導要領との対応
    2 子どものつまずきやすさ・問いの広がり
    3 教師の力量や地域・学級の実態
    教科書比較という教材研究
    実際の単元分析
    「なぜ」を軸にした構造化のモデル授業例
    「なぜ」を軸にした単元設計のステップ
    1 資料と問いの一覧化
    2 資料と問いの意味づけ
    3 学習を見通す「どのように」の設定
    4 「なぜ」に向かう再構成
    教科書をあえて使わない時間の意味
    第6章 教科書で「子どもが学ぶ」ための授業づくり
    「子どもが学ぶ授業」づくりの秘密
    「教科書を教える」から「教科書で学ぶ」へ
    1 「問いを引き出す」ための教科書へ
    2 「教科書で教える」とはどういうことか
    3 「教科書が消えない授業」の再評価
    4 「教科書+α」で授業をデザインする
    5 方法知と内容知の融合─教科書を「どう読むか」を教える
    6 読解の〝型〟を教えるということ
    7 「わかっている前提」を見直す
    8 方法知の〝共有〟が、学びをひらく
    「社会的な見方・考え方」を意識した教科書活用
    1 構成には「問いの流れ」がある
    2 資料を「読む」とは、問いを生むこと
    3 教科書の問いを問い直す
    4 「問いの隣にいる教師」として
    5 子どもが教科書を〈使いこなす〉授業の工夫
    6 教科書を「一般化の足場」として活用する
    「教科書からズレながら、学びの本質からズレない」
    1 「すべてを教える」のではなく、「どこを深めるか」を見極める
    2 「ズレる」ことへの不安を乗り越える
    3 「ズレてもズレない」ための3つの軸
    4 「教科書を使う」と「教科書に縛られる」の違い
    子どもが教科書と「出合い直す」授業へ

    第7章 教師用指導書との向き合い方
    どれだけ優れている指導書も、あくまで授業づくりの参考資料
    読み替え(アレンジ)の技術
    「違和感」を授業改善の原動力にする
    単元全体の構造を読み解く視点をもつ
    ちょうどよい距離感でつき合う

    第8章 【実践】子どもとともに教科書を使いこなす
    再考「教科書を信じすぎない、軽視しすぎない」
    子どもとともに教科書の構造を読み解く実践
    1 教科書の構造を「分解する」─分析する目を育てる
    2 「問いと答えの関係」を体感する
    3 「自分たちで教科書をつくる」─構造化された表現へ
    4 「読み手」から「構成者」へ─教科書と対話する力を育てる
    子ども・教師・教科書の「対話的関係」を育てる
    教科書の〝重さ〟を見極める視点と技術
    学びの「起点」としての教科書、そしてその未来
  • 出版社からのコメント

    2030年実施の学習指導要領が、実効性あるものとなるには、超えなければならない壁がある。
  • 内容紹介

    中教審「論点整理」で示された「本時主義」「教科書の網羅主義」からの脱却!
    教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方とは何か。
    「教科書がおわらなかったらどうしよう…」という不安感、「教科書の内容はすべて教えなければ…」という呪縛から、いま、解き放たれる!

    本書の概要
    2025年9月に公示された中央教育審議会「論点整理」においては、次の事柄を強調しています。

    --------------------
    3.「厚い教科書を全て教える」からの脱却
    ⚫格段に充実した教科書を網羅的に指導すべきとの考え方が根強く、内容や分量の多さが、授業進度の速さや過剰な授業時数の設定に繋がっているとの指摘がある
    ⚫教科書・教師用指導書のとおりに授業を行うとの認識がやや強すぎ、創意工夫や力量向上を阻んでいる側面があるとの指摘がある
    --------------------
    「論点整理」で提起されている「教科書を教える授業から教科書で教える授業へ」は、いわば古くて新しい課題。
    この課題のむずかしさの一つに挙げられるのが、多くの教師は「授業において教科書をどう使えばよいか」を教わってこなかったことです。そこで本書では、「教科書を(すべて網羅することなく)使いこなせるようになるための考え方と具体的な方法」を紹介します。
    --------------------

    本書からわかること
    教科書の網羅主義を乗り越えるための壁は何かがわかる

    私たち教師は「教科書は必要に応じて活用すればよいもののはずだ」ということを薄々感じながら、実際の授業ではなぜ「最初から最後まで順番どおりにやらなければならない」と考えざるを得ないのか、日本の学校教育の特徴や構造といった視点から次のテーマについて論じます。

    ●「教科書を終わらせなければ…」が生まれる構造
    ●「網羅しないことへの不安」とどう向き合うか
    ●教科書の使用義務(法的位置づけ)と、「使い方」の自由度 など

    そもそも教科書とは何かがわかる

    教師であれば誰しもが慣れ親しんでいる教科書ですが、「そもそも教科書とは何か」について熟知している方はそう多くないと思います。「教科書の使いこなし方」を身につけるうえでも知っておきたい事柄です。
    そこで本書では、以下のテーマごとに解説します。

    ●教科書の歴史と制度
    ●各教科書会社の編集方針の違い
    ●「主たる教材」としての教科書の意味
    ●教科書を「拠点教材」として捉える など

    教科書活用の原則と技術がわかる

    教科書どのように活用すれば、網羅することなく子どもたちの資質・能力を育む授業を行っていけるようになるのか、[教師編]と「子ども編」に章を分けて、以下のテーマごとに紹介します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宗實 直樹(ムネザネ ナオキ)
    関西学院初等部教諭。大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現職。2023年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。修士(教育学)。様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的理論や実践を中心に日々発信中
  • 著者について

    宗實 直樹 (ムネザネナオキ)
    関西学院初等部教諭
    大学では芸術系美術分野を専攻し、美学と絵画(油彩)を中心に学ぶ。卒業論文は「ファッションの人間学」。大学卒業後、兵庫県姫路市の公立小学校、瀬戸内海に浮かぶ島の小学校を経て、2015年より現職。2023年兵庫教育大学大学院学校教育研究科修了。修士(教育学)。修士論文は「ESD(Educationfor Sustainable Development)を意識した図画工作科〈ものつくり〉の教育―廃材・余剰材の教材活用を巡って―」。
    著書に『はじめての社会』『宗實直樹の社会科授業デザイン』(東洋館出版社)、『発問のデザイン子どもの主体性を育む発想と技術』『社会科「個別最適な学び」授業デザイン』『社会科の「つまずき」指導術』(明治図書出版)など多数。『社会科教育』(明治図書出版)では、「個別最適な学び」に関する連載を担当している。
    様々な場所でフィールドワークを重ね、人との出会いを通じて独自の教材開発を進めている。社会科教育、美術科教育、特別活動を軸に、「豊かさ」のある授業づくり、たくましくしなやかな子どもの育成を目指して、反省的実践を繰り返す。

教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:宗實 直樹(著)
発行年月日:2025/11/01
ISBN-10:4491059608
ISBN-13:9784491059600
判型:B6
発売社名:東洋館出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
他の東洋館出版社の書籍を探す

    東洋館出版社 教科書を網羅しない授業をつくる―教師の負担を軽減し、豊かな授業を実現する教科書の使いこなし方 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!