法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書]
    • 法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書]

    • ¥16,500495 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009004180511

法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書]

瀧川裕英(編)大屋雄裕(編)郭舜(編)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥16,500(税込)
ゴールドポイント:495 ゴールドポイント(3%還元)(¥495相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:信山社
販売開始日: 2025/10/28
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    『法哲学という企て ― 井上達夫先生古稀記念』

      瀧川裕英・大屋雄裕・郭 舜・安藤 馨 編

    【目 次】

    ・はしがき

    ◆Ⅰ 正義という企て◆

    ◆1 正義と愛〔瀧川裕英〕

     Ⅰ 正義の概念
     Ⅱ 等しきものは等しく
     Ⅲ 正義と愛
     Ⅳ 各人にその人のものを

    ◆2 愛と正義と反転と―普遍化可能性についての断章〔安藤 馨〕

     Ⅰ 予備的考察
     Ⅱ R. M. Hareと普遍化可能性
     Ⅲ 井上達夫と普遍化可能性

    ◆3 ディケーはエゴを論駁できるか?―独我論的エゴイストの独り言〔高橋文彦〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 『共生の作法』におけるエゴイズム批判
     Ⅲ 倉田百三『愛と認識との出発』と西田幾多郎『善の研究』
     Ⅳ 永井哲学における〈私〉と「私」
     Ⅴ 西田哲学における主観と客観
     Ⅵ 内山興正老師の「自己の公式」
     Ⅶ おわりに

    ◆4 反転可能性と実行可能性〔郭 舜〕

     Ⅰ 反転可能性とは何か
     Ⅱ 脱文脈化戦略
     Ⅲ 反転可能性と実行可能性
     Ⅳ 反転可能性の射程

    ◆5 正義論の主題は「社会の基礎構造」か?〔森村 進〕

     Ⅰ この論文の目的と構成
     Ⅱ ロールズ正義論の対象
     Ⅲ 契約主義と「社会の基礎構造」
     Ⅳ 自然権論的リバタリアニズムとの対照
     Ⅴ なぜ「社会の基礎構造」か?
     Ⅵ 「社会の基礎構造」アプローチへの批判(1)―ハイエクと「社会主義の幻想」
     Ⅶ 「社会の基礎構造」アプローチへの批判(2)―センと「先験的制度尊重主義」
     Ⅷ 「社会の基礎構造」アプローチへの批判(3)―コーエンと「友愛のエートス」
     Ⅸ 政治的正義観念一般の批判
     Ⅹ 反省的均衡についての蛇足
     Ⅺ 具体的状況と理想理論
     Ⅻ「政治的正義」は実際重要だが,正義論の第一の主題ではない

    ◆Ⅱ 正義への企て◆

    ◆6 リベラリズムと自由主義―正義の基底と自由の根源 Two kinds of liberalism: justice-based and freedom-based〔橋本 努〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 批判的合理主義の二つの相
     Ⅲ おわりに

    ◆7 機会の公正な平等〔亀本 洋〕

     Ⅰ 機会の公正な平等への低い注目
     Ⅱ 初期の定式化
     Ⅲ 『正義論』ないし『再説』における定式化
     Ⅳ 格差原理との関係
     Ⅴ 財産所有民主制における機会の公正な平等と格差原理の関係
     Ⅵ 機会の公正な平等が完全に実現されたらどうなるか

    ◆8 見えざる足を可視化する―逞しくないリベラリズムのために〔若松良樹〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 構造的不正義
     Ⅲ ギャンブラーの破産問題
     Ⅳ モデルの功罪

    ◆9 タバコ吸ってもいいですけど,警告表示はつけていていいですか?―井上リベラリズムにおけるパターナリズムの位置〔米村幸太郎〕

     Ⅰ 試金石としてのパターナリズム
     Ⅱ 表出されるメッセージが問題なのか?
     Ⅲ 井上はどのような反パターナリストか
     Ⅳ 警告表示はつけていていいですか?
     Ⅴ 結  語

    ◆Ⅲ 制度への企て◆

    ◆10 則法性・法パラダイム・法伝統―一つの解釈学的スケッチ〔長谷川晃〕

     Ⅰ はじめに―問題連関
     Ⅱ 則法性の諸相
     Ⅲ 法パラダイムの性質
     Ⅳ 法伝統の構制
     Ⅴ おわりに―一つの展望

    ◆11 徴兵制擁護論の批判的検討〔森悠一郎〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 徴兵制擁護論の概要
     Ⅲ 徴兵制擁護論の成否
     Ⅳ 井上の憲法改正案の概要
     Ⅴ 井上の憲法改正案の検討
     Ⅵ おわりに

    ◆12 ケルゼンの民主制と「憲法の番人」論〔吉永 圭〕

     Ⅰ 憲法裁判所と少数派保護
     Ⅱ シュミット「中立的権力」論への批判
     Ⅲ 憲法裁判所の「政治性」
     Ⅳ 「憲法の番人」としてのライヒ大統領への批判
     Ⅴ 憲法裁判所の民主的性格
     Ⅵ ケルゼンの民主制と憲法裁判
     Ⅶ 終わりに

    ◆13 EUの金融・財政政策と「連帯」〔神江沙蘭〕

     Ⅰ EUが直面する不安と統合への視点
     Ⅱ ユーロ圏の金融・財政政策とユーロ危機
     Ⅲ 危機下の財政支援と「連帯」
     Ⅳ EU・ユーロの経済ガバナンスへの規範的視座

    ◆14 刑事立法と刑事立法学の現状と課題〔松原芳博〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 刑事立法学の対象と方法
     Ⅲ 刑事立法の現状
     Ⅳ 規範的刑事立法学における立法評価の観点・準拠点
     Ⅴ おわりに

    ◆15 政策の概念について考える〔飯尾 潤〕

     Ⅰ 政策イメージの貧困
     Ⅱ 政策の多様性
     Ⅲ 既存の政策の定義
     Ⅳ 目的から見た政治と政策
     Ⅴ 問題解決の営みとしての政治
     Ⅵ 政策の新たな定義と意義

    ◆Ⅳ 境界線をめぐる企て◆

    ◆16 法実証主義における「分離テーゼ」の再検討―「法と道徳には必然的な結びつきがあるか」という問いをめぐって〔濱真一郎〕

     Ⅰ 法と道徳の「分離」と「結びつき」
     Ⅱ 法実証主義における「分離テーゼ」
     Ⅲ 「法と道徳の必然的な結びつき」について
     Ⅳ 「法と道徳には必然的な結びつきがあるか」という問い
     Ⅴ 問いに対する法実証主義の側からの疑念
     Ⅵ 問いに対する自然法論の側からの疑念
     Ⅶ 法と道徳の「分離」と「結びつき」が織りなす複数の陰影

    ◆17 規範的法概念論に関する考察〔平井光貴〕

     Ⅰ 序
     Ⅱ 規範的法概念論についての整理
     Ⅲ 「概念規定」についての整理
     Ⅳ 井上法概念論の2つの問題
     Ⅴ 結  語

    ◆18 多文化主義と社会統合―「失敗」言説から受け取るべき理論的課題〔石山文彦〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 多文化主義は何に「失敗」したとされるのか
     Ⅲ 「失敗」言説と多文化主義論争―両者は接合できるか
     Ⅳ 「失敗」言説の含意―統合をめぐる論議の課題は何か
     Ⅴ 結  語

    ◆19 先住権の規範的根拠とその含意〔浦山聖子〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 問題の設定―先住民族と先住権
     Ⅲ ウォルドロンの懐疑
     Ⅳ 自決の回復
     Ⅴ おわりに

    ◆20 性別・社会・法:フェミニズムとクィア法理論のためのノート〔池田弘乃〕

     Ⅰ 性を数える
     Ⅱ ブルーボーイ事件から性同一性障害特例法へ
     Ⅲ 特例法違憲決定をめぐって
     Ⅳ 宿題にとりかかる

    ◆Ⅴ まだ見ぬものへの企て◆

    ◆21 出生・生殖の正当化原理について〔大江 洋〕

     Ⅰ なぜ出生・生殖問題なのか
     Ⅱ 出生・生殖(全面)肯定の根拠論
     Ⅲ 出生・生殖(全面)制約・否定の根拠論
     Ⅳ 出生・生殖正当化原理論
     Ⅴ おわりに―残された課題

    ◆22 子どもの権利と愛について〔松田和樹〕

     Ⅰ 本論文の目的と概要
     Ⅱ 愛される権利・愛する義務を擁護するリャオの議論
     Ⅲ 愛は義務になり得るか
     Ⅳ 子どもの権利と愛の距離
     Ⅴ 親の感情をめぐる親と国家の役割
     Ⅵ 愛という問いを生きる

    ◆23 AI裁判官の良心?―AI時代の「法の支配」再論〔駒村圭吾〕

     Ⅰ AI模擬裁判―JudgeOS-ver1.0による概念実証
     Ⅱ 「『法の支配』vs『AIの支配』」再訪
     Ⅲ AI裁判官の憲法論―AI裁判官と「裁判官の良心」
     Ⅳ 「AI裁判官の良心」は可能か?

    ◆24 司法における生成AIと法的推論―説明可能AI(XAI)の役割と限界〔山田八千子〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 生成AIによる司法と正統性
     Ⅲ AIアルゴリズムと法的三段論法
     Ⅳ XAI(説明可能AI)と解釈可能AI
     Ⅴ 司法における専門家の役割とAI
     Ⅵ 結びにかえて

    ◆特別寄稿◆

    ◆私は何を企てたのか―批判者たちへの応答〔井上達夫〕

     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 正義,エゴイズム,そして愛のためのフーガ〈主題提示部〉―安藤馨に応えて
     Ⅲ 正義,エゴイズム,そして愛のためのフーガ〈追迫部〉―高橋文彦,瀧川裕英,郭舜に応えて
     Ⅳ リベラリズムはいかに再編さるべきか―橋本努と米村幸太郎に応えて
     Ⅴ 立憲主義の法概念論的基礎と実践的含意―平井光貴と森悠一郎に応えて

    ・井上達夫教授 経歴
    ・井上達夫教授 業績
  • 出版社からのコメント

    井上達夫は法哲学において何を企てたのか。いずれの日か後に続くを信じ、真摯な応答をもって、同志とともに学問の饗宴を祝す。
  • 内容紹介

    ◆井上達夫は法哲学において何を企てたのか。後に続くを信じ、学問の饗宴を祝す◆
    井上達夫は法哲学において何を企てたのか。対立軸ではない独自の座標軸から、独立独歩の法哲学をいまだ進む。いずれの日か後に続くを信じ、真摯な応答をもって、同志とともに学問の饗宴を祝す。
    【企て人】瀧川、安藤、高橋、郭、森村、橋本、亀本、若松、米村、長谷川、森、吉永、神江、松原、飯尾、濱、平井、石山、浦山、池田、大江、松田、駒村、山田 +【特別寄稿】井上。

法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:瀧川裕英(編)/大屋雄裕(編)/郭舜(編)
発行年月日:2025/10
ISBN-10:4797282061
ISBN-13:9784797282061
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:644ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:4cm
重量:977g
他の信山社の書籍を探す

    信山社 法哲学という企て-井上達夫先生古稀記念 [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!