音楽史事典 [事典辞典]

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音楽史事典 [事典辞典]



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出版社:丸善出版
販売開始日: 2025/12/15
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音楽史事典 [事典辞典] の 商品概要

  • 目次

    ■総論
    音楽史の対象
    音楽史記述
    [コラム]文化の流用

    ■第1章
    日本音楽史の時代区分と特徴
    縄文,弥生,古墳時代の音楽
    宮廷音楽の形成
    楽舞の渡来――シルクロードの終点
    正倉院楽器
    仏教伝来と音楽・芸能
    承和の御時――作曲,作舞の隆盛
    雅楽の大成
    楽書と楽譜
    極楽浄土の響き
    仏教の広まりと音楽・芸能の展開
    声明の理論化
    芸能専業者による芸能の発達
    平家(平家琵琶)の成立
    能楽の大成
    能芸論の深化
    浄土,法華,禅と音楽
    室町小歌と一節切
    雅楽の伝承,楽家による相承
    アイヌの音楽
    琉球の音楽
    三味線と都節音階
    遊芸と芝居
    地歌・箏曲
    胡弓・尺八
    人形浄瑠璃(含義太夫節)の成立と展開
    歌舞伎の成立と展開
    歌舞伎音楽①――長唄,河東節
    歌舞伎音楽②――一中節,豊後系浄瑠璃
    遊芸の場で発展した三味線音楽
    新たな渡来楽
    都市型の祭礼と農村の芸能
    産業,交通の発達と歌の生成・伝播
    幕末の流行
    江戸時代の能楽
    琵琶の展開
    三方楽所の成立と展開――雅楽の近世
    江戸の声明,理論の再考――声明の近世
    学問の発達と音楽研究
    西洋音楽の導入
    学校唱歌の創作
    明治以降の伝統音楽の展開
    俗曲・俗謡の展開,民謡の概念の成立
    東洋音楽への関心
    戦後の新しい日本音楽①
    戦後の新しい日本音楽②
    「音楽」の語と概念
    種目を横断する日本音楽のつながり
    古典音楽(芸能)と民俗音楽(芸能)
    日本音楽と宗教
    日本音楽の演奏の場
    日本音楽の伝承
    日本音楽の教育
    日本音楽の楽譜
    日本音楽の理論
    日本音楽を支えてきた社会制度の歴史
    戦後の日本音楽に対する文化施策
    楽器コレクション
    録音と映像に残る日本音楽
    [コラム]正倉院楽器のルーツ

    ■第2章
    古代ギリシアの音楽文化
    グレゴリオ聖歌と西洋
    対位法
    記譜法と楽譜
    世俗音楽
    中世の社会と音楽
    アルス・ノーヴァの思想
    音楽史におけるルネサンス
    宗教改革の諸相とその後の西洋音楽①
    宗教改革の諸相とその後の西洋音楽②
    トレント公会議
    パレストリーナ様式の文化史
    マドリガリズム
    ヴィオール属とヴァイオリン属
    オペラの誕生とその意味
    絶対王政と音楽
    バレエ音楽の歴史①
    三十年戦争と音楽
    国民様式
    バッハの文化史
    ピアノ(フォルテピアノ)の登場と音楽の変革
    オラトリオ
    啓蒙主義
    交響曲の文化史
    演奏会の多様化
    18世紀のオペラ
    楽譜出版業と楽譜の流通
    近代における音楽雑誌・音楽新聞
    フーガからソナタへ
    ロマン主義思想と音楽
    市民社会の合唱
    ベートーヴェンの文化史
    音楽と検閲
    グランドペラ
    19世紀のイタリア・オペラ
    ヴァーグナーの文化史
    オペレッタ
    東欧・ロシア・北欧での国民主義
    オリエンタリズムとジャポニスム
    世紀転換期の音楽
    19世紀の音楽思想
    新大陸のクラシック音楽受容
    日本の洋楽受容
    バレエ音楽の歴史②
    映画音楽①――ヨーロッパ
    20世紀前半の「新音楽」
    電子楽器と新しいサウンド
    ヴァイマル体制下の音楽
    ファシズムと音楽
    戦中期の日本の洋楽
    冷戦下の社会と音楽
    20世紀後半の思想と音楽
    偶然性の音楽とその背景
    20世紀における調性音楽
    日本の戦後音楽史――さまざまな前衛の試み
    [コラム]イエズス会の東方布教と音楽

    ■第3章 諸地域の音楽史
    非西欧世界の音楽研究――比較音楽学から民族音楽学へ
    東アジア音楽史概論
    中国楽劇史
    東アジア諸国の「雅楽」
    隋唐時代における楽舞の諸制度
    中国音楽理論史
    東アジアにおける西洋音楽との接触
    朝鮮半島の音楽文化史
    東アジアの民衆芸能
    チベット仏教の音楽と歴史
    東南アジア音楽史概論
    タイ仏教と音楽
    ゴング文化史
    ガムランの歴史
    バリの儀礼と音楽
    『ラーマーヤナ』の伝播――タイ・カンボジア・インドネシアなど
    ミャンマー音楽史――詩と音楽の伝統
    マレー半島における音楽文化の融合――プラナカン
    南アジア音楽史概論
    イスラーム支配とインド古典音楽
    インド音楽理論史
    インド古典音楽とグローバル化
    インドの少数民族と音楽――トライブ・アイデンティティの表象
    社会変容と神霊祭祀の隆盛
    英領インドにおけるナショナリズムと音楽学
    インド映画音楽100年史
    中央アジア・西アジア・北アフリカ音楽史概論
    古代エジプトの音楽文化
    アラビア語文献にみる旋法理論
    イスラームの音楽観――スーフィー歌謡の位置づけと広がり
    トルコの民俗芸能とナショナリズム
    中央アジア遊牧民の音楽史
    ペルシア古典音楽史
    サハラ以南アフリカ音楽史概論
    植民地支配とアフリカ音楽の変容
    パーカッション文化とトーキングドラム
    ラメラフォン(親指ピアノ)の拡がり
    エチオピアの吟遊詩人
    中央アフリカ熱帯林に暮らす狩猟採集民の音楽文化史
    北アメリカ音楽史概論
    北アメリカの先住民族の信仰と音楽
    開拓時代の音楽
    奴隷制時代の音楽文化
    ラテンアメリカ・カリブ海地域音楽史概論
    アンデスの音楽文化史
    ラテンアメリカの先住民族の信仰と音楽
    カリブ海地域の音楽文化史
    オセアニア音楽史概論
    アボリジナルの宗教と音楽
    太平洋諸島の儀礼と音楽
    ハワイの音楽文化史
    [コラム]ウガンダにおける「カラオケ・ナイト」の発展
    [コラム]ショショロザ――歴史を生み出す装置
    [コラム]インドネシアにおける大正琴の受容

    ■第4章 ポピュラー音楽(近現代の大衆音楽)
    ポピュラー音楽
    ポピュラー音楽研究史
    ポピュラー音楽の様式と分析
    音楽産業①
    音楽産業②
    レコード――音楽の記録メディアの歴史
    ラジオ/テレビ――放送メディアが果たした役割
    ポピュラー音楽の楽器と産業
    音楽著作権
    PA /音響機材
    ライブ文化と産業――ライブハウスをめぐる諸相
    インターネットと音楽のデジタル化
    映画音楽②――アメリカ
    映画音楽③――日本
    ミュージカル――ポピュラー音楽
    社交ダンスの歴史
    ジャズ――ニュー・ジャズ・スタディーズの展開
    ブルース
    カントリー音楽
    黒人霊歌・ゴスペル
    ロックンロール
    ティン・パン・アレー
    フォーク
    日本のフォーク
    ロック
    日本のロック
    ソウル/ファンク
    パンク/ポストパンク
    ヘヴィメタル
    アイドル
    レゲエ
    ヒップホップ
    日本のヒップホップ――受容と変容,中心と周辺の音楽
    ストリートダンスの歴史
    ディスコ/ハウス/テクノ/EDM
    J-POP
    K-POP
    21世紀のポップ音楽のレトロスペクティヴ
    演歌
    浪曲(浪花節)
    アメリカ大衆音楽史
    ラテンアメリカ大衆音楽史①――カリブ系ダンス音楽
    ラテンアメリカ大衆音楽史②――フォルクローレ、タンゴなど
    ラテンアメリカ大衆音楽史③――ブラジル
    コモンウェルスを含むイギリスの大衆音楽史
    大陸ヨーロッパの大衆音楽史――フランス
    ワールドミュージック
    アフリカの大衆音楽史
    南アジアの大衆音楽史
    東南アジアの大衆音楽史
    中華圏ポップス
    韓国の大衆音楽史
    沖縄の大衆音楽史
    日本の大衆音楽史――明治・大正から21世紀まで
    [コラム]バンドネオン

    ■第5章 越境・移動・境界の音楽史
    楽器の分類の歴史
    越境するポピュラー音楽史――地球規模の視点の確立に向けて
    民謡収集①――総論
    民謡収集②――中国
    民謡収集③――日本
    国歌
    政治と音楽
    デンクメーラー
    ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト――「祝祭」/「闘争」の場
    音楽におけるジェンダー概念の問題史
    性の多様性と創作
    ロマの音楽
    ケルト――柔軟性と親和性に富む記号
    ユダヤ音楽――越境する音楽
    音楽と「人種」――アメリカ
    音楽と少数民族
    国家をもたない音楽――クルド
    楽器の移動と変容
    楽器改造
    金管楽器
    吹奏楽――軍楽として始まり,競技性と結びついた音楽
    体鳴楽器――口琴など
    打弦楽器
    実験的な楽器――イノベーティブなコミュニティによる創出
    音楽産業③
    自動演奏楽器
    音楽経験の変容
    口頭性・書記性
    音楽教育機関①――西洋
    音楽教育機関②――アジア
    音楽教育機関③――日本
    メソッド――「目的」の変遷と「手だて」の変遷
    演奏会・(歌)劇場・聴衆
    非西欧の演奏空間
    コンクール
    音楽祭――戦後日本における展開と特徴
    音楽フェス
    アーカイブ――音・音楽の記録
    アーカイブの歴史と現在
    サウンドスケープ
    アートとの接合――サウンドアートなど
    ゲーム音楽
    わらべうた・童謡
    音楽と戦争
    軍楽隊・鼓笛隊
    軍歌,戦時歌謡
    音楽と感情
    音楽の脱身体化
    音楽療法
    身体性の問題史
    HIP・古楽運動
    即興
    オーサーシップ
    宗教と音楽
    [コラム]空間と音楽
    [コラム]ちんどん屋の音から聞こえる演奏空間
    [コラム]ラジオのお供に音曲を

    見出し語五十音索引
    引用参照文献
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    日本音楽、西洋音楽、民族音楽、ポピュラー音楽、領域横断的なトピックの全5章約270項目を解説。世界各国・地域、民族の音楽史。
  • 内容紹介

    「音楽史」といえば,「西洋音楽史」のことを意味してしまいがちなこれまでの通念を排し,本事典は異なるスタンスで企画されたものだからである.音楽史という研究分野がそもそも西洋に発したものであることが,この通念を支えてきた大きな理由であったが,バッハ,モーツァルト,ベートーヴェンといった「大作曲家」の名前をまず思い浮かべるような音楽史のあり方は,今日もはや通用しない.世界には数えきれぬほど多くの異なった音楽文化があり,その一つひとつが歴史的に成立して現在に至っていることは明らかなのであり,それらを包括するような歴史でなければ,少なくとも「音楽史」を標榜することはすでにできなくなっている.そもそも「西洋音楽」自体が周辺地域や遠く離れた地域の音楽文化との接触の過程で,それらからの影響を伴いながら歴史的な変遷を経てきており,「西洋音楽」という枠組みで「歴史」を語ること自体が今日では意味をなさなくなってきているという事情もある.
     このことは西洋音楽に限らず,「音楽文化」全般にも認められる事情である.一つの「音楽文化」をどこで区切るのかという問題は,今日非常にやっかいになってきている.国や地域や民族でくくることは一見できそうだが,音楽に限らず,文化は常に異なるものと接触し,その影響を受けながらお互いに変遷しあうものであり,ひとやものの移動,民族の混淆などがそこに深く係わっているということを勘案するならば,何らかの音楽文化の歴史を単体で論じることの虚しさも自ずと見えてこよう.それゆえ,本来描かれねばならないのは,世界の中に存在する個別の音楽の歴史ではなく,「世界音楽史」というようなものであることも自明となろう.しかしそれが限りなくやっかい,いやほとんど不可能とも思われることは言うに及ばずである.
    そうした「世界音楽史」がいつの日か大きなスケールで書かれる日を夢見つつも,我々は現在できることに地道に取り組まねばならない.本書ではそれゆえ,今の日本の我々が関心をもち,また取り組みうる音楽史の枠組みとして五つの章を設定した.日本音楽,西洋音楽,民族音楽,ポピュラー音楽,そして以上4章までの枠組みに収まらない領域横断的なトピックを扱う第5章という五つである.ことに第5章には,それぞれの音楽文化に共通する歴史,あるいは異なる音楽文化同士が接する際に生じる歴史などがテーマ設定されている.【「刊行にあたって」より一部抜粋】

音楽史事典 [事典辞典] の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:日本音楽学会(編集)
発行年月日:2026/01/05
ISBN-13:9784621311745
判型:A5
対象:専門
発行形態:事典辞典
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:768ページ
縦:21cm
横:15cm
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