人事論ノート－人事管理の歴史と課題、その行く末 [単行本]

人事論ノート－人事管理の歴史と課題、その行く末 [単行本] の 商品概要

• 目次

  １　はたらく
  (1)　人事管理について
  　人の管理/労働と余暇/感情労働/多様性と公平性/能力の管理/科学・芸術・技術
  (2)　人的資本について
  　人的資本経営/人的資本開示/能力の再開発/職務の再設計/働きがいの再定義/人事の科学技術
  (3)　働き方について
  　場所の柔軟性/時間の柔軟性/職務の柔軟性/勤務先の柔軟性/活動の柔軟性
  
  ２　いとなむ
  (1)　経営について
  　企業の社会的責任/理念経営/連結経営/国際経営/環境経営/人間らしい仕事/組織力
  (2)　組織について
  　組織開発/相互行為/組織づくり/対話促進/関係構築/小集団活動/時間管理/車座集会
  (3)　指導者について
  　統率力/補佐力/管理職/専門職
  
  ３　はぐくむ
  (1)　人手不足について
  　人手不足/離職防止/多能工化/仕事の分かち合い
  (2)　採用について
  　採用管理/新卒一括採用/採用手法/就業体験/求める人材像/退職者採用
  (3)　人材育成について
  　職業能力/教育訓練/職場内訓練/職場外研修/自己啓発/学習する組織/企業内大学/職業訓練施策
  
  ４　むくいる
  (1)　報酬について
  　総報酬/福利厚生/働きがいと働きやすさ/究極の報酬/社内通貨/
  (2)　賃金について
  　賃上げ/賃金曲線/標準生計費/初任給/配偶者手当/住宅手当/通勤手当/単身赴任手当/財形貯蓄/退職金
  (3)　評価について
  　人事評価制度/評価過誤/評価者会議/多面評価/昇進評価/評価改善

• 出版社からのコメント

  働くことの意味と人を管理する意義を思索するためのノート。人事管理の主要用語を幅広く解説。

• 内容紹介

  人の管理が人的資源管理から人的資本経営へ変化する時代の節目において、領域にこだわらずに幅広く人事管理の関連用語を取り上げ、その定義、歴史的背景、抱える課題、そして今後のあり方を解説した小論。
  ［裏表紙の帯より］
  「管理される者は管理について考えない。」
  働くことの意味と人を管理する意義を思索するためのノート。
  県立広島大学ビジネススクール（社会人大学校）での対話と思索から生まれた人事管理の未来。

• 著者について

  木谷　宏 (キタニ　ヒロシ)
  県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授
  広島県呉市出身。東京大学経済学部卒業、食品企業入社。営業職を経験し、米国ジョージ・ワシントン大学ビジネススクール留学、本社マーケティングスタッフを経て米国現地法人社長としてベンチャービジネスを立上げる。
  帰国後は人事部にて人事制度改革の企画および運用の任にあたり、経営企画部長を経て退職。学習院大学経済学部 特別客員教授、麗澤大学経済学部 教授を歴任し、2016年4月より現職。ＭＢＡ、博士（経営学）。
  
  おもな著書に『「人事管理論」再考―多様な人材が求める社会的報酬とは』生産性出版（2016年）、『社会的人事論―年功制、成果主義に続く第３のマネジメントへ』労働調査会（2013年）など。

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