あやかしの鼓－夢野久作ベストコレクション　夢の巻(ちくま文庫<ゆ-2-12>) [文庫]

あやかしの鼓－夢野久作ベストコレクション　夢の巻(ちくま文庫<ゆ-2-12>) の 商品概要

• 内容紹介

  没後90年を目前にしながら今なお根強い人気を博す異端の作家・夢野久作。彼の中短篇の代表作を日下三蔵が選定し2冊にまとめる決定版作品集の上巻

• 著者について

  夢野 久作 (ユメノ キュウサク)
  夢野 久作（ゆめの・きゅうさく）：1889年、福岡県生まれ。本名・杉山直樹（のち泰道に改名）。父は国士・杉山茂丸。慶應義塾大学予科文学科中退後、家業として杉山農園を経営、「九州日報」記者などを経て、1926年、「あやかしの鼓」が「新青年」懸賞二位に入りデビュー。筆名は福岡の言葉で「夢のような、現実離れしたことを考えている人」の意。長篇に『ドグラ・マグラ』『犬神博士』『暗黒公使』、短篇に「瓶詰の地獄」「死後の恋」「押絵の奇跡」など著作多数。1936年死去。
  
  日下 三蔵 (クサカ サンゾウ)
  日下 三蔵（くさか・さんぞう）：1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト。ちくま文庫では山川方夫、都筑道夫、田中小実昌、結城昌治など多数の編書を手がける。

あやかしの鼓－夢野久作ベストコレクション　夢の巻(ちくま文庫<ゆ-2-12>) の商品スペック