海峡両岸知識人の漂泊と越境 [単行本]
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海峡両岸知識人の漂泊と越境 [単行本]

黄英哲(著・文・その他)


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出版社:三元社
販売開始日: 2025/11/18
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海峡両岸知識人の漂泊と越境 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序論

    故郷と異郷
    第一章 張深切における政治と文学――自伝作品に映された人生の足跡
    第二章 楊基振とその時代――日記に写されたある台湾知識人の心理変化
    第三章 台湾知識人における「抗日戦争」

    戦後台湾文化の再構築
    第四章 戦後台湾における「国語」運動の展開――魏建功の役割をめぐって
    第五章 戦後台湾における中国人木版画家黄栄燦の足跡――魯迅木版画思想伝播の役割をめぐって
    第六章 流用(appropriation)と統合(integration)――戦後台湾における台湾研究の展開

    テキストの越境と再生
    第七章 「藤野先生」は台湾へ
    第八章 越境者の越境と虚構―陶晶孫「淡水河心中」論
    第九章 歴史・記憶とディスクール―朱天心『古都』論
    第十章 台湾の文学から台湾文学へ――台湾文学の日本語訳とパラダイムシフト
    結論

    余滴
    余滴一 興民と小説の位置づけ―許寿裳遺稿「中国小説史」初探
    余滴二 台湾文学作品における台湾語―エクリチュールの邦訳問題を考える
    余滴三 マレーシア華人の文化郷愁と原郷の追求―『吉陵鎮ものがたり』を読む
    余滴四 [書評]比較の視野による抒情伝統論――陳国球『抒情伝統論與中国文学史』について
    余滴五 [書評]融合の地・香港文学史の構築―「香港文学大系1919-1949」を評す
  • 出版社からのコメント

    1930年から50年代の台湾史に刻まれた越境と再構築――ディアスポラが紡ぐ文化的記憶とアイデンティティの揺らぎ。
  • 内容紹介

    台湾におけるディアスポラ経験の歴史的構造と文化的越境
    移民・植民・遺民――台湾の歴史に刻まれた多層的なディアスポラ経験は、地域的特殊性を超えて世界史的普遍性を帯びる。本書は、1930年から50年代の台湾の文化再構築、言語政策、文学の越境と再生を通じて、アイデンティティの揺らぎと文化的意味の生成を探る。制度分析と個人の語りを交差させながら、台湾という場における「存在/不在」の歴史的位相を照射する。

    目次
    序論

    故郷と異郷
    第一章 張深切における政治と文学――自伝作品に映された人生の足跡
    第二章 楊基振とその時代――日記に写されたある台湾知識人の心理変化
    第三章 台湾知識人における「抗日戦争」

    戦後台湾文化の再構築
    第四章 戦後台湾における「国語」運動の展開――魏建功の役割をめぐって
    第五章 戦後台湾における中国人木版画家黄栄燦の足跡――魯迅木版画思想伝播の役割をめぐって
    第六章 流用(appropriation)と統合(integration)――戦後台湾における台湾研究の展開

    テキストの越境と再生
    第七章 「藤野先生」は台湾へ
    第八章 越境者の越境と虚構―陶晶孫「淡水河心中」論
    第九章 歴史・記憶とディスクール―朱天心『古都』論
    第十章 台湾の文学から台湾文学へ――台湾文学の日本語訳とパラダイムシフト
    結論

    余滴
    余滴一 興民と小説の位置づけ―許寿裳遺稿「中国小説史」初探
    余滴二 台湾文学作品における台湾語―エクリチュールの邦訳問題を考える
    余滴三 マレーシア華人の文化郷愁と原郷の追求―『吉陵鎮ものがたり』を読む
    余滴四 [書評]比較の視野による抒情伝統論――陳国球『抒情伝統論與中国文学史』について
    余滴五 [書評]融合の地・香港文学史の構築―「香港文学大系1919-1949」を評す
  • 著者について

    黄英哲 (コウエイテツ)
    黄英哲[こう・えいてつ/Huang Yingche]
    1956年、台北市生まれ、台湾師範大学文学院歴史学系卒業。立命館大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。関西大学論文博士(文化交渉学)。現在、愛知大学現代中国学部教授。専門は台湾現代史、台湾文学、中国現代文学。
    主要業績に『台湾文化再構築(1945-1947)の光と影―魯迅思想受容の行方』(単著、創土社、1999年)、『台湾の「大東亜戦争」―文学・メディア・文化』(共編著、東京大学出版会、2002年)。『記憶する台湾―帝国との相克』(共編著、東京大学出版会、2005年)。『越境するテクスト―東アジア文化・文学の新しい試み』(共編著、研文出版、2008年)。『漂泊与越境―両岸文化人的移動』(単著、台湾大学出版中心、2016年)。『民主化に挑んだ台湾―台湾性・日本性・中国性の競合と共生』(共編著、風媒社、2021年)。『尋找黑暗之光―現代知識分子的挑戰』(共著、政治大学出版社、2025年)など。史料編纂『許寿裳日記』(共編著、東京大学東洋文化研究所付属東洋学文献センター、1993年)など。

海峡両岸知識人の漂泊と越境 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:黄英哲(著・文・その他)
発行年月日:2025/11/18
ISBN-13:9784883036202
判型:A5
発売社名:三元社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:472ページ
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