障害と能力-障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会 [単行本]
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障害と能力-障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会 [単行本]

栗川 治(著・文・その他)


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出版社:生活書院
販売開始日: 2025/11/29
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障害と能力-障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会 の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    第1部 障害教員運動史研究の課題

    序章 なぜ障害教員運動史研究なのか
    はじめに
    第1節 研究の目的と探究の視点
    第2節 研究の方法
    第3節 本稿の構成
    おわりに

    第1章 障害教員運動史研究の動向と先行研究
    はじめに
    第1節 障害教員運動史に関する先行研究
    第2節 「能力の社会モデル」に関する先行研究
    第3節 「異在労働同一賃金」に関する先行研究
    おわりに

    第2章 障害教員の雇用実態と制度
    はじめに
    第1節 障害教員に関する雇用統計公表の推移
    第2節 除外職員・除外率制度とその運用の経過
    第3節 考察
    おわりに

    第2部 日本における障害教員運動の歴史

    第3章 近代学校草創期の障害教員
    はじめに
    第1節 明治以降の盲・聾唖学校の障害教員
    第2節 障害教員当事者団体の結成と挫折
    第3節 障害教員による地域福祉・情報保障の運動
    おわりに

    第4章 教職の門戸開放を求める運動
    はじめに
    第1節 視覚障害者の大学進学と盲大学生の運動
    第2節 教員採用試験の点字受験・採用を求める運動
    おわりに

    第5章 中途障害教員の職務継続・復職を求める運動
    はじめに
    第1節 一谷孝の復職闘争の経過
    第2節 「復職」をめぐる論点と賛否の言説
    第3節 「復職」をめぐる状況・要因の考察
    おわりに

    第6章 障害教員に対する採用・賃金差別と裁判闘争
    はじめに
    第1節 京都府立聾学校・西田一事件の経過
    第2節 西田裁判の概要
    第3節 考察
    おわりに

    第7章 「指導力」をめぐる教育行政と障害教員運動の闘争
    はじめに
    第1節 都教委の「要配慮教員」制度創設と障害教員への適用
    第2節 障害教員運動の反攻
    第3節 各教育委員会の「指導力不足教員」定義における「障害」の連結/除外
    第4節 考察
    おわりに

    第8章 障害教員の「勤務軽減」をめぐる闘争
    はじめに
    第1節 辻範子事件──「勤務軽減」をめぐる闘争
    第2節 考察
    おわりに

    第9章 障害教員運動の展開
    はじめに
    第1節 視覚障害のある高校教員の普通校復帰と「異在労働同一賃金」の実現
    第2節 障害教員運動の対立と転換
    第3節 肢体障害のある小学校教員の復職と「合理的配慮」の実現
    第4節 1990年代以降の障害教員運動の特徴
    おわりに

    第3部 障害教員運動の主張

    第10章 「異在労働同一賃金」の可能性の条件
    はじめに
    第1節 論点と先行研究の検討
    第2節 「異在労働同一賃金」を主張した障害教員の事例
    第3節 考察
    おわりに

    第11章 「能力の社会モデル」の視点からの検討課題の考察
    はじめに
    第1節 検討課題1の考察
    第2節 検討課題2の考察
    第3節 検討課題3の考察
    おわりに

    終章 障害教員運動の歴史が示すもの
    はじめに
    第1節 各章のまとめ
    第2節 結論
    第3節 本研究の研究史上の意義
    おわりに

    初出一覧
    あとがき
    索引
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    差別を無くし人間の自由と平等、尊厳と人権保障を実現する事が、近代社会の目標とされてきた。唯一の例外が「能力」であった
  • 内容紹介

    差別を無くし人間の自由と平等、尊厳と人権保障を実現していくことが、近代社会の目標とされてきた。だが、その中で唯一の例外が「能力」であった

    障害教員が主張した「異在労働」を起点に、社会構成員が相互に支援・協力し合って必
    要かつ有用な価値を産み出していく「能力」のあり方=「能力の社会モデル」を構想。
    差別の根拠としての「能力」を根本から問い直し、障害者を含むすべての「ふつうの人(私たち)」にとっての「異なる在り方」の社会を展望する。
  • 著者について

    栗川 治 (クリカワ オサム)
    栗川 治(くりかわ おさむ)
    1959 年生まれ。
    早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業。立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了、博士:学術。
    1982 年から2020年まで新潟県の県立高校に教員として勤務。20歳代後半に失明。全国視覚障害教師の会事務局長、「障碍」を持つ教師と共に・連絡協議会事務局長、日教組・障害のある教職員ネットワーク運営委員、内閣府障害者政策委員会専門委員、新潟県視覚障害者福祉協会副理事長、新潟市読書バリアフリー推進計画策定有識者会議委員など歴任。
    現在、同志社大学/日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学生存学研究所客員研究員、東海大学文明研究所研究員、立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師、新潟市障がい者施策審議会委員。
    著書に、『異彩はバリアフリー──視覚障害教師が「障害」を問う』(新潟日報事業社、1996年)、『視覚障碍をもって生きる──できることはやる、できないことはたすけあう』(明石書店、2012年) 『愛とユーモアの保育園長──栗川清美 その実践と精神』(新潟日報事業社、2019年)など。

障害と能力-障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会 の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:栗川 治(著・文・その他)
発行年月日:2025/11/29
ISBN-13:9784865001914
判型:A5
発売社名:生活書院
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:464ページ
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