生活と言語-知の言語的統合を求めて [単行本]
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生活と言語-知の言語的統合を求めて [単行本]

川津 茂生(著・文・その他)


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出版社:北樹出版
販売開始日: 2025/12/10
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生活と言語-知の言語的統合を求めて [単行本] の 商品概要

  • 目次

    目 次


    〈第1部 生の哲学と人称の理論〉

    第1章 心は情報を処理しているのか――述語・文・命題・論理・計算の非可逆的順序について

    第2章 同一性の起源――何がそれを生んだのか
    1 時代の中の心理学―近代的自我の確立を求めて
    2 自己同一性の確立の難しさ
    3 文の主語・述語形式によって表明される自己同一性
    4 文・命題・論理
    5 論理的世界の自然かの誤謬
    6 語りかけの同一化による始まり

    第3章 言語に懐かれてある存在
    1 日本語における述語性の優位
    2 「美しい日本の私」vs.「あいまいな日本の私」
    3 言語の普遍性を追求する文学と科学
    4 文の始原へ遡る
    5 述語から文へ
    6 場面に包まれてあること
    7 場面的媒体の浸潤
    8 生体情報処理における媒体性の意味
    9 言語発生史的思考
    10 結語に代えて

    第4章 主語としての意識――注意と意識の言語的構造
    1 Attention の二つの意味
    2 特徴の述語的記述
    3 主体的表現としての述語的記述
    4 受容性としての述語的記述
    5 〈受容性の受容性〉としての主語的意識
    6 述語的受容性の起源
    7 偶然性と必然性の響き合い
    8 受容と誕生
    9 意識の理論 
    10 意識の階層性と自由

    第5章 〈受容性〉の重層的高次化を原理とする物質からの言語・論理・意識の発生機序について

    第6章 相互受容性の内在化としての認知過程
    1 認知過程とは何か
    2 前論理的な原理としての〈受容性〉
    3 環境と個体における負のエントロピーの相互受容性
    4 相互受容性の個体への内在化
    5 主語・述語統合に基づく論理の生成
    6 〈受容性〉の重層的高次化と主体的意識の生成
    7 言語的構造の構築としてのニューラルネットの自己組織化
    8 Receptivity からAcceptance への変貌
    9 結 語


    〈第2部 生の哲学と人称の理論〉

    第1章 悲しみの中を歩き抜くことについて

    第2章 転調する人称――公共的二人称へ

    第3章 転調の季節
    1 幼い日々の夢の記憶
    2 人生の機微ということ
    3 気分あるいは情状性について
    4 晩秋の気分について
    5 もの悲しさの意味について
    6 ドラマティックな転調
    7 静かな転調
    8 転調としての自己抑制
    9 現象学の地平
    10 人称空間の正規化とアポロン的な明るさの始まり
    11 これからの課題

    第4章 心理学と人生――「患者の心理」(市原看護専門学校准看護学科)講義録から
    1 人生と時
    2 一人ではないということについて
    3 個人的な経験を通して公共的な世界に目覚めていくことについて
    4 関わることと静けさ
    5 学びつつ生きることについて
    6 言葉を大切にすることについて

    第5章 心理学と哲学の狭間で――「二人称」が開く世界を厳密な言葉で語る試み
    1 例えとしてのランダムドット立体視
    2 例えとしての精神科医の複眼的な見方
    3 文学と心理学
    4 科学的心理学の意味
    5 生活へ立ち帰っての思索と探究
    6 二人称はどこに在るのか
    7 自然科学を越えていく思考
    8 二人称を述語性として見る


    〈第3部 随想――人との出会い、本との出会い〉
     追悼 酒井修さん
     時の中で読書する
     初めて読んだ本
     『安寿と厨子王』覚書
     書店と読書
  • 出版社からのコメント

    認知科学の知見を踏まえて、言語的意味の生成過程を哲学的に分析し、意識生成のプロセスを把捉しようとする試み。
  • 内容紹介

    認知科学の知見を踏まえ、意識に関する問題を検討する哲学論稿集。前二著では、一人称と三人称の対立を宥和する概念として「先駆的二人称」を提示。本作ではこの概念の考察を深め、〈二人称―媒介性―受容性―述語性〉という概念連関を辿りながら、述語性から主語性が生成され文が成立するなかで、命題や論理が抽出され、認知や意識が生成されるとする理論を展開する。言語的意味の生成過程の分析を敷衍して、意識生成のプロセスを把捉しようとする試み。
  • 著者について

    川津 茂生 (カワヅ シゲオ)
    川津茂生(カワヅ・シゲオ)

    1953 年、千葉県山武郡成東町(現山武市)生まれ。千葉県立千葉高等学卒業。国際基督教大学卒業。ウェストヴァージニア大学卒業。ブリティッシュコロンビア大学大学院で学んだ後、コーネル大学大学院修了(Master of Science)。ATR 視聴覚機構研究所研修研究員、国際基督教大学教育研究所助手、国際武道大学助教授、同教授を経て、国際基督教大学教育研究所研究員および、木更津高等専門学校、亀田看護学校、市原看護専門学校にて非常勤講師を勤めた。退任後も、心理学と哲学を中心とした研究を続けている。著書に、『生活と思索―「先駆的二人称」を求めて』(北樹出版、2017年)、『生活と論理―人称のロゴスを求めて』(北樹出版、2020年)。

生活と言語-知の言語的統合を求めて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北樹出版
著者名:川津 茂生(著・文・その他)
発行年月日:2025/12/10
ISBN-13:9784779307904
判型:46判
発売社名:北樹出版
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:224ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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