岐路に立つドイツの「過去の克服」-イスラエル・パレスチナ紛争からの問い [単行本]
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岐路に立つドイツの「過去の克服」-イスラエル・パレスチナ紛争からの問い [単行本]

浅田 進史(編集)板橋 拓己(編集)香月 恵里(編集)


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出版社:大月書店
販売開始日: 2025/12/18
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岐路に立つドイツの「過去の克服」-イスラエル・パレスチナ紛争からの問い の 商品概要

  • 目次

    目次

    序 章 岐路に立つドイツの「過去の克服」――イスラエル・パレスチナ紛争からの問い…浅田進史
    1 苛酷さを増すガザとジェノサイドの認定
    2 国際的な非難に直面したドイツ政府
    3 問われるドイツの「過去の克服」と「歴史家論争二・〇」
    4 タブーを打ち破る
    5 越境する「過去の克服」
    6 本書について

    第Ⅰ部 問われるドイツの「過去の克服」

    第1章 戦後ドイツの「過去の克服」――その歴史と現在…香月恵里
    1 空白の一九五〇年代――ドイツ人の被害者意識と非ナチ化の失敗
    2 アデナウアーの対イスラエル政策
    3 アイヒマン裁判・アウシュヴィッツ裁判以降
    4 保守化の八〇年代――歴史家論争
    5 再統一以降――アウシュヴィッツの相対化?
    6 現在のドイツ
    7 おわりに――ドイツはどこへ向かうのか

    第2章 ドイツのイスラエル外交――「普通の関係」の模索から「国家理性」へ…板橋拓己
    1 国交樹立への道のり
    2 転機としての六日間戦争
    3 「普通の関係」をめざして
    4 ホロコーストの記憶
    5 「国家理性」へ
    おわりに

    第Ⅱ部 「歴史論争二・〇」をめぐって

    第3章 比較を比較する――「歴史家論争」からムベンベ事件へ…マイケル・ロスバーグ(大下理世訳)
    1 新たな想起の文化
    2 歴史家論争二・〇
    3 暫定的な評価
    4 比較を超えて――責任という問い

    第4章 ドイツ人の教理問答…A・ダーク・モーゼス(大井知範訳)
    1 教理問答
    2 ある救済の語り
    3 移民たちによる別の見方
    4 「純粋な」は存在しない
    5 ナチたちの植民地主義
    6 今こそ包括的な思考を

    第5章 ポストコロニアリズムは反ユダヤ主義か…浅田進史
    1 逆境に立たされたポストコロニアリズム
    2 反BDS決議からムベンベ事件、「歴史家論争二・〇」へ
    3 ポストコロニアリズムを批判する側の論理
    4 反論――開かれた討論空間を求めて
    5 連帯を阻む政治に抗して

    第Ⅲ部 越境の諸相

    第6章 ドイツ在住のパレスチナ人――タブーを破り、トラウマをテーマ化する…サラー・エル・ブルベイシ(浅田進史訳)
    1 ドイツ在住のパレスチナ人
    2 タブーとトラウマ
    3 第一世代
    4 第二世代

    第7章 なぜ「反セム主義」という言葉をボイコットするのか――ドイツにおける反ユダヤ的人種主義…ジェイソン・オーバーマン(浅田進史訳)
    1 ドイツ在住ユダヤ人の日々
    2 狂気へと放り込まれた子孫たち
    3 反セム主義担当委員たち
    4 親愛なるウーヴェ
    5 チュートン人とセム人
    6 我々の恐れを知らない指導者
    7 あるセム主義の系譜
    おわりに

    第8章 ガザ・ジェノサイドを否定するアメリカ…三牧聖子
    1 イスラエルの「ジェノサイド」を問う裁判
    2 続けられたイスラエルへの武器支援
    3 封じられるイスラエル批判
    4 パレスチナ連帯を強めるZ世代
    5 第二次トランプ政権の発足と「ガザ所有」発言の衝撃
    6 進む言論弾圧
    おわりに

    第9章 ホロコースト、イスラエル国家、ユーロセントリズム…武藤一羊
    1 「反共」から〈反・反ユダヤ主義〉へ――アメリカの〈国体〉観の転換
    2 イスラエル無条件擁護とユーロセントリズム
    3 ホロコースト観に基づくドイツの「国家理由」
    4  「ドイツのカテキズム」=ホロコーストの神話化
    5 絶対的基準としてのホロコーストーーニューヨークでの経験から
    6 イスラエル国家を支えるユーロセントリズム
    7 ユーロセントリズムに対抗するニュー・ノーマル
  • 出版社からのコメント

    イスラエルの戦争犯罪を認めず支持するドイツ。ここに至る歩みと現在を「歴史家論争二・〇」をふまえ多声的・複層的に問い直す。
  • 内容紹介

    イスラエルの存続と安全保障を「国家理性」だとし、イスラエル批判=反ユダヤ主義へと至ったドイツ。その歩みと現在を、ポストコロニアルな状況で生した「歴史家論争二・〇」やドイツのパレスチナ人社会の問題など、多声的・複層的に問い直す。
  • 著者について

    浅田 進史 (アサダ シンジ)
    駒澤大学教授

    板橋 拓己 (イタバシ タクミ)
    東京大学教授

    香月 恵里 (カツキ エリ)
    岡山商科大学教授

岐路に立つドイツの「過去の克服」-イスラエル・パレスチナ紛争からの問い の商品スペック

商品仕様
出版社名: 大月書店
著者名:浅田 進史(編集)/板橋 拓己(編集)/香月 恵里(編集)
発行年月日:2025/12/18
ISBN-13:9784272510214
判型:46判
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:256ページ
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